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第2章 古楽器 セルパン・オフィクレイド 昔のチューバのお話

2017年3月7日  カテゴリ:インターンシップ, 楽器のひみつ

こんにちは、類地です。
自分は金管楽器のユーフォニアムを吹いておりますので、近い金管楽器から攻めてみたいと思います。

低音楽器の昔、蛇のような楽器、セルパンとオフィクレイドを見てみましょう。

○昔の金管楽器は演奏に困難を極めた?!
蛇のように蛇行する楽器。実はこれ、現代でいうチューバの役割をしていたものです。
セルパンの意味はまさしく「蛇!」

初期の頃はなんと、穴もなかったそうです。
唇を震わせる楽器は基本的に金管楽器に分類されるのですが、キーがない場合、唇だけで音程を変えないといけないのです!
高度な技術が必要になるので、リコーダーのような穴を開けて、穴を塞いだり開けたりすることで長さを変えて音を変えやすくしました。

○急成長を遂げた時代
18世紀ごろ、古典派やロマン派の流行に移りゆく中、ヴァルブシステムやキー装置の発明が本格化しました。
そこから、急速に音程の変更技術が上がっていくのです。
1820年頃、トランペットのバルブ普及が進み始めた近辺、1821年、フランスのアラリによって「オフィクレイド」が開発されました。
こちらの意味も、「蛇」という意味があります。

こちらは、セルパンから取って代わり、低音楽器として普及しました。
現代でいう、バリトンサクソフォーンに近いキーの楽器です(実際には、逆にサクソフォーンがこのオフィクレイドを真似て開発したそうです)

○現在になって復活!中国製により広がる古楽器演奏の輪
1835年になると、ピストン・ヴァルブを搭載したチューバが登場し、オフィクレイドは徐々に使用されなくなっていきます。
そして、20世紀に入る頃にはほとんど見られなくなってしまいました。
しかし、最近になり、中国で安価に作成できる古楽器が流行り出し、昔の音楽を再現しようという楽団や、オリジナルを吹く楽団が増えてきています。
有名な古楽器評論家、佐伯 茂樹氏の所属します「東京ヒストリカルブラス」(オフィクレイド)や、長井和明所属の、「ロバの音楽座」(セルパン)がそれにあたります。

(画像は「ロバの音楽座」)

低音金管楽器の昔、いかがでしたでしょうか。
楽器の歴史が嫌いな人ならば別ですが、もしよろしければ一度聴いてみても楽しいかもしれませんね。

引用:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%B3#/media/File:Serpent_(musical_instrument).JPG
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%89#/media/File:Ophicleide_in_B_flat_and_C.jpg
http://www.roba-house.com/robamu.html

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