人材育成持論#2

現代企業はどのような人材を求めているかについて、背景から話したいと思う。戦後の日本社会は高度成長期に入り、約30年間続けていた。この「どのような商品を作っても売れる」と言われていた時代は戦後からの復興とアメリカからの援助(朝鮮戦争特需により)という背景があるため、日本製造業が急成長していた。このような背景があって、その時代でほとんどは現場の人材と「とにかくやれ!」という人材育成思考を中心とした。そして、時間が経って、日本はグローバル化の時代に迎えた。今ほとんどの企業が多様な人材を求め、海外進出に積極的に進んでいる。では、これからどうなるか。まず、前述のとおり少子高齢化が進んでいるこの時代、一人ひとりは同時にいくつの分野における専門能力を求められている。つまり、一人当たりの能力が重要となるということである。また、昔のような何も考えずに仕事に没頭するという考え方も変えるべき、自らの周りを観察し、改革の意識を常に頭に入れたほうがいいと思う。

では、組織のリーダーとしていくつの分野における専門力を持っている人材はどう育てるか。まず、人材育成論の知識を身につけるためには基礎的なものから学ぶべきである。人材育成の方法について、OJTとOff-JTという二つの言葉が誰でも知っているはずであるが、具体的な内容と細かい分け方についてそこまで詳しく知らないであろう。今回はそれについて、自分の例をあげ、話したいと思う。

日本に留学に来る前に、二つの仕事をしたことがある。一つ目は病院の建てる現場での仕事である。その仕事の内容は主にNurse call systemsとMedical gas pipeline systemsという二つのシステムを構築、メンテナンスする仕事である。簡単に説明すると、病院の気体製造機械から病室までの気体のパイプを設計したり、作ったりすることと緊急の時、看護士を呼ぶベルのシステムを作ることはこの仕事の内容である。このような仕事をするために、もちろん専門技術が求められている。(例:気体パイプの溶接)しかし、このような技術を新人に教えるために、OJTしかできない。なぜなら、実際にやらせないといくら説明してあげてもわからないのである。したがって、一人前になるまでに師匠の隣で見ていて、実際にやてみるというやり方こそがこの業界の常態である。

次の例は台北市政府の市民サービス電話センターでの仕事である。仕事の内容は、市民の問題を解決することで、例えば、市政に対するアドバイスや市の福祉に対するお問い合わせなどへの対応である。簡単な仕事のように見えるが、責任担当機関や、福祉の具体的な内容などがわからないとこの仕事はできない。なので、会社に入ってから、(政府がこの機関の運営を民間機構に依頼している)一ヶ月ぐらいの新人教育を受けなければならない。つまり、Off-JT中の「集合研修」である。内容は座講があれば、ロールプレイもある(市民得の対応など)。そして、一ヶ月の集合研修が終わってから、また一ヶ月ぐらいのOJTが始まる。この一ヶ月間、実際にオンラインして、隣には先輩がいて、毎回の電話が終われば、今回の通話についてのアドバイスや指摘などを教えてもらうというような形である。つまり、2つの方法(OJTとOff-JT)が同時にやることもあるが、前述のようにOJTしかやっていない業界もある。

つづく

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