アニメ技法のひみつその⑥『少ない枚数でのアニメーション表現』

こんにちは、インターン生の吉田です。
今回は『なるべく少ない枚数で動いているように見える描き方』についてお話します。
アニメーションの制作には、趣味の制作以外では必ず締め切りがついて回るものです。
描きたいシーンに力を入れていたら提出期限がすぐそこまで迫っていた、手数が多い動きをなるべく短時間で描き上げたい…ということは、私もよくあります。
もちろん期限内に全てのシーンに力を入れて描き上げられたら一番なのですが、普通に描くより楽に表現できる方法があれば、急いでいるときは特にそれに頼りたくなりますよね。
それでは、アニメーションを作るうえででよく使うであろう歩く、走るの動作と、主にギャグやカートゥーンアニメで使われている動きのデフォルメ表現を例に挙げながら紹介していきます。

①あまり動かないところをアップにする方法

アニメーションを制作していると、『走る』『歩く』の動作はいやでもよく描くことになると思います。
まずはそれらの動作を少ない手順で表現してみます。

使用するのは動くキャラクターの上半身のアップ2枚と、ループ背景1枚です。
これらの素材を使って作ったアニメーションがこちらです。

歩きの動作を表現するときは、体の上下運動、足の動きが重要になります。
足を省略することで、あまり動きのない上半身を数枚作りそれを上下させるだけで歩いているアニメーションに見えてしまいます。
それだけではなく、引きのカメラワークではわかりにくいキャラの表情もアップになるので、表情が重要なシーンでは大きな役割を果たします。
以上の例ではなるべく少ない枚数で表現するために敢えて手に動きのない表現をしたので、手を前後に振る動きをつけたいときは少し枚数を足さなくてはいけませんが、それでもかなり楽に表現できると思います。歩く、走るの動作が何シーンか必要になるアニメーションでは、幾つかこの方法を用いてみるのも手です。

②デフォルメ表現を用いる方法

最近はあまり見なくなってきましたが、日本のアニメーションでよく用いられるケンカの表現です。

こちらも少し昔のアニメでは多用されていた、猛ダッシュをデフォルメ表現したアニメーションです。

この2つはどちらも4枚の絵だけで作ったアニメーションです。
特にそのアニメーションの中でメインになる動作ではない場合、このような表現に頼るのも一つの手です。

これらの動きは普通に見たら不自然かもしれませんが、アニメや漫画で多用されているのでそれらを嗜む人々に浸透しています。
つまり、行ってしまえばこのように描けば見る側にはその動作に見える表現になります。
もちろん楽だからといって乱用してしまうと退屈なアニメになってしまうかもしれませんが、内容によってはむしろこのような表現をしたほうが味が出ることもあるでしょう。
このような表現を研究しておけば、いざというときに応用が利くので、調べてみてみると面白いと思います。

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