油絵のひみつ「油絵を描いてみましょう」

こんにちは。インターンの武井です。
前回までは、油絵を描くのに必要な道具についてお話ししました。
今回からは制作についてのお話です。

まずは、物を見てそれを描くのが練習にはいいと思います。身の回りにあるものでいいので、見えるように置いて描きます。
乾性油はリンシード、揮発性油はテレピンを使うとします。
油絵の制作手順に決まりはありません。大まかには、初めに一つの色だけで描いてから、後で物の色をつける方法と、初めから色をつかう方法があります。
今回はわかりやすく、色をつかいながら描くものとします。

描き始める前に、真っ白なキャンバスに薄く色をつけておくことをおすすめします。
キャンバスには編み目がありますから、色をつけていない部分が露出すると、そこは「白」ではなく、「キャンバス」のように見えてしまいます。
あらかじめ色をつけておくことで塗り残しをなくせますし、色をのせたとき、下からところどころ見える下塗りの色が全体の雰囲気をまとめる効果もあります。
テレピンで薄く溶いた絵の具で、ムラを気にせず画面全体に色をつけます。

画面が乾いたら、ざっくりと全体の形や位置を描きます。さきほどのようにテレピンで薄く溶いた絵の具が使いやすいです。
画面全体のバランスを考えて、描く物(モチーフといいます)をどのように配置するか、構図をだいたい決めていきます。
ここで細かく描写をする必要はありません。テレピンは絵の具を溶かしますから、テレピンだけでは細かく描きこむことができません。
その分、消しゴムのように描かれたものを消していくことができますから、だいたいの構図を試行錯誤するには向いています。

初めから構図を決めて描けるならこの工程は飛ばして構いません。
また、下塗りを行う前に鉛筆などで入念に構図をとっておくこともできます。その場合は、下塗りはテレピンのみでなく、リンシードをテレピンで溶いたもので行ってください。
テレピンのみですと下絵が溶けて見えなくなってしまいます。

だいたいの位置が取れたなら、リンシードをテレピンで薄めつつ、バーントアンバーなどの濃い色で全体に色をのせつつ、形を描いていきます。
明るい部分と暗い部分が分かるように描くとよいでしょう。輪郭線に拘りすぎず、遠くから見て明暗がわかりやすいようにすると後で
進めやすくなります。画面の中でどこが明るくどこが暗いか、雰囲気が決まってきます。
下塗りと同じく、色を使うことで後から深みが出てきます。
下塗りを兼ねて最初にこの作業をしてしまってもいいです。決まった手順はありません。

画面が半乾き、もしくは乾燥したら、色を使っていきます。
もちろん色から初めても構いません。色をのせる段階は次回にお話しします。

下絵の色は茶色でなくても、イエローオーカーとウルトラマリンで緑色を作って使っても描きやすいです。
あまり鮮やかな色でなければなんでも構いません。モチーフからなんとなく受ける印象や雰囲気でいいと思いますし、自然な感性に従って描く方が楽しい制作になるでしょう。

ご紹介する工程のなかで、ここが楽しいと感じる部分があれば、それだけを突き詰めてみてもいいと思います。
ぜひ、楽しいと感じる制作をしてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

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