そもそも、TCGって作れるの? その1

 初めまして、インターンシップに参加させていただく柏木と申します。

 今回のテーマは「トレーディングカードゲーム」です。自分で集めた複数枚のカードで山札を作り、二人以上で対戦するアナログゲームの一つです。
他にも色々と話しますが、このタイトルが気になって見に来た方はTCGが作ってみたい方か、TCGを作ったことのある方だと思います。これから作ってみたい方に少し話してみたいと思います。

 一般的なTCG作るには、3種類の役割が必要です。
 一つ目は、世界観を作る人。
 二つ目は、データを作る人。
 三つ目は、カードに合ったイラストを描く人です。
 勿論、これを複数兼任することだってできますし、三つ目は依頼するという方法もあります。
ですが、一つ目と二つ目の存在は不可分なので、この二つを何回かに分けて話したいと思います。

 今回話すのは、世界観を作る人です。あまりTCGを作りたいという人には馴染みがないかもしれません。
 この人達が手掛けるのは、1. このTCGはどんな世界か、2. 誰に向けたものか、3. どういう楽しさを提供するか。というもの。
 つまり、TCGのコンセプトを決めます。

 まずは一つ目、このTCGはどんな世界なのか。
 これが全ての原点であり、これが決まらないとオリジナルで作る場合は何も始まりません。
 何故なら、ルールを先に作ってしまった場合、世界観とルールに齟齬が起こる場合があるからです。
 使いたいかっこいいカードの効果が使えないからデッキに入れられない、となってしまうと本末転倒です。
 その世界にいる者は、大まかに何が得意で、何が苦手か。現代社会とその世界で明確に違うものは何か。など色々と考えてみましょう。
 その上で、この設定はカードのルールに落とし込める。というものを集めていきます。

 二つ目、誰に向けたものか。
 当たり前ですが、子供に向けて思いっきりダークファンタジーの世界を舞台にしたカードゲームを作っても、売りにくいと思います。
 逆に、大人の場合は一定数どのようなジャンルにも好みの人はいますが、明確にこういう人たちに向けて作りたいと決めることは大事です。
 ここまで決まると、TCG自体の難易度も決められるようになり、データも作ることができるようになっていきます。

 三つ目、どういう楽しさを提供するか。
 TCGにおいてカタルシスというものは切っても切り離せない関係です。やってもつまらない、そもそもゲームができない、となってしまうと遊んでくれません。
 カタルシスが、うやむやなままゲームを作ると、デッキを動かしても楽しくない、というゲームになってしまいます。
 TCGにおいて、カタルシスも人それぞれです。巨大なカードをいっぱい使って相手を踏みつぶしたい! とか、面白いコンボを使って相手を驚かせたい! とか、兎に角たくさん勝ちたい! というのもカタルシスになります。
 私のように、むりやり接戦にして泥仕合を演出しつつ、ラスボスのように負けたい。っていう欲求を持っている人もいると思います。
 これを決めることで「攻撃した方が有利になるカードゲーム」や「たくさんのカードを使った方が有利になるカードゲーム」、「何かすると相手が得するので、様々な状況に対して柔軟に対処するカードゲーム」等のゲーム性への方向性が決定します。
 これで、明確にデータを作ることができるようになっていきます。

 今回は世界観を作る人の仕事について話してきました。これでこの人の仕事は終わりではなく、データやユーザーから世界観をフィードバックする作業や、イラストを発注するためにカードの設定をつめたり等することはたくさんあります。
 これから作ってみたいという方は、一度初心に立ち返って、子供の頃に夢見た物を思い出してみるといいかもしれませんね。

 次回は、今回で決定したものを現実のカードのデータに収めていく仕事、カードデザイナーについて話したいと思います。

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