美少女ゲームの歴史#1 アドベンチャーゲームの出現

はじめまして。インターンに参加させていただきます成澤と申します。

この掲示板では私が修士論文のテーマとして取り扱っていた「美少女ゲーム」に関して様々なことを語っていければと思います。
「美少女ゲーム」といっても、その言葉自体様々なジャンルを含意する言葉になるので一概に「こういうものだ」という定義は難しいです。
ですが、その主となるジャンルは大きく分けてシミュレーションゲームとアドベンチャーゲームの二つに分類されるかと思います。
ここでは、そのどちらにも触れつつより広い視点から「美少女ゲーム」に関する文化について語っていければと考えています。

全7回の構成でお届けするこの記事は、歴史的な解説を1~4まで、5,6で文化的な観点からの考察を予定しております。
記念すべき第1回は、現代における「美少女ゲーム」の先祖、アドベンチャーゲームの歴史について解説していきたいと思います。

世界初のアドベンチャーゲームは1976年に発売された『Colossal Cave Adventure』であると言われています。
このゲームは洞窟の中にある宝物を入手することを目的としたゲームですが、現在のようにグラフィックを表示するということが技術的に不可能であったため、表示されるテキストで現在主人公が置かれている状況を説明しています。

(引用 http://rickadams.org/adventure/)

上の図にあるように状況を示すテキスト、ここでは「あなたは道の上に立っており、近くには森や建物があります」といったことが書かれています。
これに対し、「go east」や「open door」といった「コマンド」と呼ばれる命令を打ち込むことで主人公を操作するといったゲームです。
このプレイ方法から「テキストアドベンチャー」等とも呼ばれるこのタイプのゲームは、現在でも海外では趣向する人は多いそうです。
引用元のようなサイトで遊ぶことができるほどコアなファンが存在するゲームなので、みなさんも是非遊んでみて下さい。

その後、点や線で描写される簡単な図像で変を用いて変動する状況を描写する「グラフィックアドベンチャー」や、あらかじめ用意してあるコマンドから状況に合ったものを選ぶといったコマンド選択式のものが出現してきます。
しかし、当時のアドベンチャーゲームには一つ致命的な弱点が存在していました。
それは「販売単価が高いにも関わらず一度クリアしたら終わり」といった部分です。
状況に合わせた正しいコマンドを入力(選択)するといった行為によってゲームが進行するため、それ以外の行動は全てゲームオーバーや進行不可能といった状況に陥ります。
つまり、アドベンチャーゲームの攻略は迷路の踏破のようなものであり、一度クリアしてしまえばその手順を覚えている限り新鮮なプレイ体験は得られないわけです。
そのため、当時のアドベンチャーゲームはわかりやすいヒントを提示しない、理不尽な難易度を設定するといった延命手段によってゲームのプレイ時間を増やしていました。
ですが、それは根本的な解決にはならず、アドベンチャーゲームは一種の袋小路に追い込まれていきました。

この状況を打開したのがノベルゲームと呼ばれるジャンルの登場だったのですが、それについては次回のトピックで解説します。

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