面白い本を紹介②

こんにちは、インターン生の露木です。
私が個人的におすすめの本を紹介する2回目となります。

今回紹介したいのはこちらの一冊。
『霧が晴れた時 自選恐怖小説集』角川ホラー文庫 小松左京著

『日本沈没』『復活の日』などで知られる、小松左京の短編集。
短編と謳っていますが1話あたりの密度は非常に高いです。

直接的なホラーというよりも本能的な恐怖を感じさせる内容が多いのが特徴です。
『まめつま』『黄色い泉』『さとるの化物』など古典や民俗学を題材にした作品。
それから、人気の高い『くだんのはは』も収録されています。
戦時中、空襲で焼きだされた少年が避難先のお屋敷に隠されたとんでもないものに出会う話です。
昔読んで印象に残っているという人も多いのではないでしょうか。
なのでもう一度読んでみたい方にもこちらの一冊はおすすめですよ。

小松左京は戦後の陰鬱な作品づくりがとても上手なのですが、近代が舞台の話も面白いです。
ある会社の新人課員にある日「召集令状」が届くところから始まり、まさかの結末に進んでいく『召集令状』。

そして個人的にこの話が一番好きなのですが、『影が重なる時』。
ある日、各地で大勢が自分にしか見えない自分の影(ドッペルゲンガー)を目撃する。
しかし主人公だけは影が見えず、その現象の謎を追っていく…というあらすじです。
この話は『世にも奇妙な物語』で映像化されました。
2003年と少し古いですが影を強調したコントラストの映像は非常に美しいです。
原作・映像ともにあらすじは同じですが、細かい設定が違っています。
それを探すのも楽しみでしょう。

このように多くの話を紹介しましたが、まだ収録されている半分も紹介していません、
似た話がひとつもないという事も驚きですね。
読む人によって好きな話の傾向も大きく分かれるのではないでしょうか。
そんな小松左京の珠玉の短編集、是非ご一読ください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

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