形をつくろう1(準備、成型方法編)

こんにちは、インターン生の川島です。
本日第2回目は制作工程で「粘土の成型 準備と成型方法」を紹介していこうと思います。よろしくお願いいたします。
まず、陶芸の作品がどのような工程で完成するかを紹介します。

粘土を成型→乾燥→素焼き→(下絵付け)釉薬→本焼成→(上絵付け)→(上絵付けした場合はさらに焼成)→完成

となります。
(あくまで基本的な手順で、素焼きをせずに釉薬をかけて焼成、釉薬をかけない焼き締めなど様々あります)
食器類で普通の大きさでも、約2週間以上かかると思います。(乾燥期間の天候によって左右されます)
大型なものだと乾燥や焼成などもより時間がかかり、さらに1個だけでなく、何十、何百以上制作するのでとても時間がかかります。
それでは各工程の詳細を紹介していきます。

【粘土を成型】

準備編
制作…の前に粘土をそのまま使用せず、状態を良くしなくてはいけません。
状態が良くないと厚さにムラができたり、空気が入り込んで後にひびの原因にと影響を及ぼします。
良くするには2種類の練り方で状態を整えます。

・荒練り
 荒練りとは粘土の硬さを均一にしたり、余分な水分を抜き粘土のバランスを整えます。
 陶芸工房で木材の机が多いのは、この荒練りで木材が粘土の水分を吸収してくれるからです。

・菊練り
 菊練りとは粘土を練った後の状態が菊のような形なので、菊練りといわれています。
 粘土に含まれている空気を抜くのですがなかなか難しく、初心者にとって最初の難関かもしれません。
 私も回数を重ねてようやく菊のような形にできるようになりました。
 空気を抜いたら、まとめるように練っていき三角状にしていきます。

 菊練りの写真 http://www.t-ing.co.jp/flow.html

成型方法
さて、粘土が良い状態になったところでいよいよ形を作っていきます。
皆さんは陶芸といえば何を思い浮かべますか?ろくろで作業しているところをでしょうか?(TVなどでよく取り上げられますよね)
ろくろ以外にも様々な成型方法があるので紹介いたします。

・手びねり(たまづくり)
 粘土の塊を手でのばしながら作っていきます。湯呑み程度の大きさまで作れます。

・ひもづくり
 粘土をひも状にして、少しずつ積み上げて成型していきます。食器類はもちろん、高さがあるもの、オブジェを制作する時も適しています。

 ひも状の粘土を積み上げていく写真 http://www.t-ing.co.jp/flow.html

・ろくろ成型
 轆轤(ろくろ)という機械や手動を使いながら成型していきます。詳細は後に紹介いたします。

・鋳込み
 磁器の食器に多く、石膏の型に泥状態の粘土を流し込み成型していきます。型があるので大量生産もでき、100円ショップの食器類はこの成型で作られたものが多いです。

 型をはずす写真 http://imaritogei.blog33.fc2.com/blog-date-20090218.html

・型おこし(タタラ)
 板状にした粘土で成形していきます。板状の粘土を貼り合わせて箱状にしたり、少し曲げてお皿にしたりなどもできます。
 また、クッキーのように好きな型でくり抜いて、ブローチなど小物を作ることもできます。

基本的な成型方法はこれらになります。
この中にある「ろくろ成型」を次回詳しく紹介いたします。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
それでは次回でお会いいたしましょう。

(参考文献)
・「T・ING 陶芸作品ができるまで」http://www.t-ing.co.jp/flow.html
・「伊万里陶芸ブログ」http://imaritogei.blog33.fc2.com/blog-date-20090218.html

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

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