タンパク質の例

皆さんこんにちは、インターンシップに参加している東京工業大学 大学院 1年生の三浦と申します。
インターン2日目であり、最終日でもあります。この2日間を通して色々な体験が出来たと思っています。

今日は昨日の続きになりますがタンパク質について記事を書かせていただきたいと思います。
前回の記事ではタンパク質はアミノ酸から出来ており、沢山のアミノ酸が繋がって膨大な種類のタンパク質を形成しているということをお話ししました。
今回は具体的にタンパク質がどのような形をしているのか、などについてお話ししたいと思います。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91%E8%89%B2%E8%9B%8D%E5%85%89%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA
これはGFPと呼ばれるタンパク質です。
Green Fluorescent Proteinの略で、名前の通り緑色に光るタンパク質で、238個のアミノ酸がつながって1分子のタンパク質を作っています。
このタンパク質を発見した下村 脩さんという研究者は、この発見により2008年にノーベル賞を受賞しています。
GFPは、その緑色に光るという性質から様々なところで利用されています。
例えば、動物実験において癌細胞にGFPを組み込むことによって、目に見えにくい癌細胞の広がり方などの情報を解剖せずに得ることが出来ます。
他にも、遺伝子を導入する実験をする際に、導入する遺伝子にGFPをつけることによって、ちゃんと遺伝子が入ったかどうかを蛍光の有無によって判別することが出来ます。
このように色々な応用の利くGFPの発見は、研究の大きな発展をもたらしました。

他にも様々なタンパク質が存在します。
日本蛋白質構造データバンク(PDBj: Protein Data Bank Japan)というサイトでは、今までに発見されたタンパク質がデータバンクとなって大量に保存されています。
ここではPDBファイルと呼ばれるタンパク質の構造を解析したデータをダウンロードすることが出来ます。
このファイルを開くためのソフトとして主に使用しているのはPymolというもので、このような画面になっています。

引用元:http://www.protein.osaka-u.ac.jp/rcsfp/supracryst/suzuki/jpxtal/Katsutani/operation.php
このソフトを使えば、タンパク質の構造を実際にマウスで自由に拡大・回転させることが出来ます。
タンパク質の研究をしている研究室では、このソフトウェアを使ってあるアミノ酸がタンパク質の中でどこの位置に存在しているのか、どのアミノ酸とどのアミノ酸が近い位置に存在するかを確認したりして実験に役立てています。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

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