思い出のある授業は〇〇。

こんにちは、インターン生の奥田 まいです。
4回、5回目は普通科目と専門科目を二つに分けてお話しました。最終回はその2つを合わせて一番思い出深かった授業について話したいと思います。

1年生~4年生まで様々なことを学んできましたが私は4年間のまとめとして卒業制作が一番印象深いと感じました。
前回と多少前後しますが、1、2年生で基礎を学び、3、4年生になると自由制作になります。洋画専攻は基本どの画材を使っても自由なので得意な色鉛筆で制作しました。
色鉛筆にも様々な種類があり、油性色鉛筆と水彩色鉛筆があります。
私がいつも使っているのが油性色鉛筆のカリスマカラーという名前の色鉛筆です。
1本230円と少しお高めですが、ベタ塗りや重ね塗り、更に特徴なのが力強いタッチで重厚感のある画面を作り出せるのでオススメです。
私は色鉛筆で描いたように見えない塗り方を目指しているので色がこれ以上入らなくなるまで最大限力を込めて濃く塗っています。よくリアル色鉛筆と言われるものがそうです。

ではどういう手順で作品を描いているのかここで紹介したいと思います。
今までの自由作品(3年生)では木製パネルに紙(水張り)を張ってその上から薄い鉛筆で下書きをしてからかなり薄めの透明水彩で配色をしました。エスキースの段階で大まかなラフと配色をするのですが、パネルに下書きをしている際に色のイメージが出てくることがあるのでその時はいきなり本番に移ることがあります。ここでポイントなのが、鉛筆の線が見えないようにかなり薄めに描写することと、水彩も薄めに塗らないと残ってしまう可能性があるので気をつけるということです。
ここまでが下書きの段階になります。
次に下地を活かすために紫の色鉛筆で明暗を設定し、立体感を付けていきます。私は細密描写が好きなので立体感が出たら細かい描写もしていきます。
この下地をすることで作品のスピードが変わっていきます。ここでポイントなのはデッサンと同じで光が当たっているところは塗らない。影が当たっているところは濃いめの色を出すこと、それ以外は中間の色を出すことです。中間と暗い部分は良いのですが明るい部分を塗ってしまうとその時点で失敗したことになるので加減が難しいです。この作業はデッサンと全く同じ作業になります。
ここからが一番のメインでいよいよ彩色をしていきます。まず初めにメインとなるものを塗っていきます。もしメインとなるものが暗い場合は背景から攻めます。
一層目は配色に近いことをします。全体に色が入ったら二層目にいきます。段々と色を重ねることによって濃くなるので限界まで塗っていきます。ここでポイントなのが一層目から濃く塗らないことと三色までにすることです。色鉛筆でも4色以上使用してしまうと濁ってしまうことがあります。また相性が悪い色を置かないこと、
この作業をひたすら満足がいくまで塗っていきます。
そしてハイライトなどを入れる場合はホワイト色鉛筆でも良いのですが、ハイライトのみアクリルガッシュを使用します。
仕上げにフィキサチーフ(定着液)を吹きかけます。
最後に見栄えを良くする為に縁を水張りテープで貼って完成です。
今まではこのような作業をしていましたが卒業制作では少し異なります。
200号サイズ(259.0×182.0)の大きさの紙が売っていないので木製パネルに直接ジェッソ(アクリル)を10回に分けて塗る作業を行いました。絵具の場合は特に気にすることはないと思いますが色鉛筆だと支持体が最も要となります。ジェッソを塗った後に紙やすりで磨いていくのですがツルツルに磨きすぎても色が載らないしボコボコしすぎても跡が残ってしまうし加減が難しいです。因みに支持体を作るだけで一週間もかかりました。
他の作業は全く同じで最後の部分を水張りテープではなくアクリルガッシュで枠塗りをしました。

この作品は卒業展示として六本木の国立新美術館へ飾られます。五美大展(多摩美術大学・武蔵野美術大学・女子美術大学・東京造形大学・東京工芸大学)と言って五つの学校が参加します。是非観に来てください。
最後は宣伝という形になってしまいましたが少しでも女子美について知っていただけましたでしょうか?
1回目~6回目までご閲覧ありがとうございました。

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