グリム童話の成立

初めまして!
今日からMBAさんにてインターンシップでお世話になっている三浦です。
一日一つ記事を掲載するという事で、この3日間は私の専攻テーマである
ドイツのグリム兄弟が作った『子どもと家庭のための童話集』(通称『グリム童話』)について
記述させていただきます。

本日は初日という事で、そもそも『グリム童話』とはどんな童話集なのか、その中身や成立について
紹介させていただきます。

皆さんも幼い頃、絵本や読み聞かせなどで「赤ずきん」や「ヘンゼルとグレーテル」など、『グリム童話』の話を目にしてきたと思います。
近年では「ラプンツェル」などディズニー映画にもなっていて映像分野でも話題を呼んでいますね。
これらの話はグリム兄弟が作ったのか?といったら、そうではなく『グリム童話』に収録されている物語たちは
元々、民衆に語り継がれていた民話でした。その為、作者が不明のものがほとんどで、類話が多数存在しているものもあります。
その物語(メルヒェン)たちはどのような経緯でこの『グリム童話集』に収録されるようになったのでしょうか。

まず、この童話集の編纂者であるグリム兄弟と童話集成立についてみていきましょう。
グリム兄弟は兄のヤーコプ・グリム、弟のヴィルヘルム。グリムの二人で19世紀にドイツで活躍した学者です。
元々は法学研究をしていましたが言語学、民俗学など様々の分野でも名を残しています。
特に言語学に関してはヤーコプの『ドイツ文法』が有名で、ドイツ語を習ったことがある人ならだれでも知っている
ウムラウト(̈)の法則を発見したのもヤーコプです。

このように幅広い分野に精通しているグリム兄弟ですが、民話蒐集を始めたきっかけはいくつかのきっかけありました。
まず一つ目のきっかけは教授の影響です。当時二人が大学で師事していたフリードリヒ・カール・フォン・サヴィニー教授がドイツの古い法律を取り扱っている人でその影響を受けドイツ語古文や民間伝承に目を向けるようになります。
その流れで1805年に知人のクレメンス・ブレンターノの依頼を受けドイツの古い民謡を蒐集するようになりました。そしてその次の1806年二人は童話集を作るべく、本格的に民話蒐集を始めます。
この1806年というのがポイントで、この年はナポレオンがドイツの地を手中に収めた年でもありました。
こういったヨーロッパの情勢もあり、昔からドイツの地で語り継がれてきた存在である民話に
ドイツ人のルーツを求めアイデンティティを獲得することが重要視したのではないかと考えられます。

こういった流れを経て1812年に『グリム童話』の第1版を発行しました。

その後も内容や収録作品に修正を重ね第7版まで刊行は続きました。

以上がグリム兄弟と『グリム童話』についての概要です。
皆さんが今まで知っていた『グリム童話』と何か印象は変わりましたでしょうか?
冒頭の方でも書きましたが、『グリム童話』は民衆が語り継いできた物語を集めた童話集です。
そこには、現代には無い慣習だったり、信仰だったり、様々な古来の文化詰まっています。

本日は概要で締めますが、次回以降は物語に焦点を当て、そういった文化とのつながりにいて深めていけたらなと思います。

ここまでご拝読ありがとうございました。

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