ホログラフィについて

こんにちは、今回はホログラフィについて説明していきたいと思います。

ホログラフィとは記録媒体に空間を伝搬する光波情報(振幅と位相)を記録し、それから光波情報を再生する技術です。
ホログラフィ(holography)の語源は、「holo:すべて」「graphy:記述法」であり、その名の通り
写真など従来の映像技術においては物体の振幅情報のみを記録しますが、ホログラフィでは位相情報も記録できます。
つまり、対象物体の三次元情報がホログラムに含まれていることになります。
身近な例では、お札の虹色の部分に使われており、情報量が多く複製が困難な点から、偽札防止に利用されています。

ホログラムの記録は、干渉性のある光源を使う必要があり、干渉性の高いレーザーが通常使われます。ただし、コヒーレンス性の低い光源でも、
光路差を可干渉距離以内になるように設定した光学系を用いればホログラム記録を行うことが出来ます。

引用元:https://optipedia.info/application-index/app-else-index/optical-equipment/principle-of-holography/

図に示すように、光源から直接伝搬する参照光と物体からの透過光・反射光で作られる物体光の間の干渉縞を記録媒体に
に投影することで記録されます。この時の、記録媒体は2次元ホログラムの記録には写真フィルム、CCDデバイス、3次元ホログラムの記録にはフォトポリマーなどが用いられます。
また、ホログラムの再生は、記録時に用いた参照光と同じ波長、同じ入射角度を使って、ホログラムに投影することで、記録した物体波と同じ物体波が得られます。
参照光と異なる波長の場合は、拡大や縮小を伴って再生像は観察され、参照光と異なる入射角度の時には、再生像の観測される位置が異なります。

ホログラフィの特徴についてはまず一つ目に結像作用があります。再生光を照射したとき、ホログラム自体が結像作用をもちます。つまり、レンズを用いなくても、直接像、共役像が得られます。
二つ目に高冗長度があります。物体光は回折してホログラムの広い範囲に分布しているため、物体上の一点の情報はホログラム全体で記録されています。そのため、ホログラムの一部に傷がついたりしても、
再生像の質に大きな影響はありません。三つ目に多重記録が可能である点があるため、1枚のホログラムに複数の物体光を記録することができます。

今回はホログラフィについて説明を行いました。次回も引き続きホログラフィについて説明していきたいと思います。

参考文献:久保田 敏弘(2010) 「ホログラフィ入門―原理と実際」 朝倉書店.

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

インターンシップへの申し込み・お問い合わせ先

インターンシップへの申し込み・お問い合わせ先
メールでのお問い合わせは、下記フォームに入力して送信してください。
ご氏名 (例)山田 太郎
メールアドレス 半角英数字:ご入力間違いのないようにご注意ください
メールアドレス(確認用) 半角英数字:ご入力間違いのないようにご注意ください
電話番号 (例)0354339211 ※ハイフン抜きで入力してください
題名
お問合わせ内容

アーカイブ

カテゴリー