版画専攻のカリキュラム

こんにちは、インターン生の渡邉です。
第9回目では「リトグラフ技法について」と題し、多摩美の版画専攻について紹介しました。
第10回目では「版画専攻のカリキュラム」についてご紹介させていただこうと思います。

今回は学年毎に分けて、版画専攻の4年間のカリキュラムをご紹介します。

【1年次】
一年次は、版画制作の基礎的な知識、力を身につけます。

学籍番号準で3グループに分かれ「木版画」「銅版画」「リトグラフ」の3種の技法を全て体験します。一つの技法を体験した跡には『講評会』を毎回行うので、自分の作品を自ら説明したり、作品を評価されたり、人の作品を鑑賞したりすることを何度も体験します。
また、一年次は基礎表現力を高める実習が多く盛り込まれており、デッサンやドローイングなどの授業・実習が週に一度あります。

引用元:http://www.tamabi.ac.jp/dept/pm/cur_policy.htm

【2年次】
「木版画」「銅版画」「リトグラフ」の3種の技法から選択し、技法毎に専門の技術を学び・制作します。一年次の体験では触れられなかった技術や技法を学び、

本人の希望と一年次の作品を見た上で「木版画」「銅版画」「リトグラフ」三つの版種の工房へ所属が分かれます。定期的な講評会に加えて、各版種ごとに専門技術に関する授業や課題が組まれます。課題の中にエディション作成(一つの作品を20枚摺る)があることで、エディションや作品の管理・販売についての知識を学びます。
基礎表現力を高める実習に加えて、写真やデジタルなどのメディア表現を学んだり、立体やコラージュなどの美術表現に触れる授業も選択できます。

また、二年次から芸祭の版画専攻展示に、作品を出すことができるようになります。この際に額装や展示についての知識を学ぶこともできます。

【3年次】

選択した技法の中でさらに専門知識・技術を深めると共に、卒業制作に向けての作家性や方向性を探ります。
一人ひとり作品ファイル(もしくはポートフォリオ)の作成を行います。ファイル作成後に、教授と個人面談を行って、進路を踏まえたうえで作品の方向性を検討していきます。

また、3年時には芸祭で飲食模擬店の「しゃらく」の出展を毎年行っています。
企画や運営を行うのはとても大変ですが、毎年生徒主体で頑張っています。

(私が店長を勤めた年の店舗です。その年毎に店舗の外装を企画・制作しています。)

【4年次】

4年次には今までの制作や進路を踏まえて、卒業制作で版画による表現を追及します。また、画集制作や展覧会の企画・運営を行うことで生産力や計画力を高めます。
特に卒業制作と画集制作(エディション60枚)は、4年間の集大成となるので当然力が入ります。毎年12月から1月ごろに提出になります。

卒業制作や画集の提出が終わると、卒業展の企画・準備が始まります。

・東京五美術大学連合 卒業・修了制作展(国立新美術館)
・版画専攻 卒業・修了展(文房堂ギャラリー)
・多摩美術大学美術学部 卒業制作展・大学院修了制作展(八王子キャンパス)

合計三つの展覧会に参加することになります。
これらの展覧会が終わると、版画専攻の4年間のカリキュラムが修了します。

引用元:http://www.tamabi.ac.jp/dept/pm/cur_policy.htm

【多摩美術大学に、版画専攻に入って思うこと】

私は多摩美に、版画専攻に入って私は「良かった」と思っています。
専門技術や知識を学んだり、経験をつむ事ができたのはもちろんですが、何より「同じように美術を学ぶ仲間と出会えたこと」が何よりも大きかったと思っています。
個人的な話になりますが、私は中高時代は普通科に通っていました。その中で美術を学んだり作品制作を行っていても、真剣に相談できる仲間にはなかなか出会い難いのが現状でした。多摩美の版画学科に入学して、初めて絵のことや美術のことについて真剣に相談できる仲間に出会い、4年間とても幸せな日々を送れたように思います。また、そこで得た仲間は大学を出た後も、人生の仲の掛け替えのない財産になると思います。
美術大学に通うことの利点は、同じ志をもつ仲間に出会えることなのではないかと私は考えています。

10回に分けてご紹介してきた「多摩美のひみつ」記事も今回で終了となります。
多摩美についてのこと、版画専攻についてのことを紹介するのは、私自身とても楽しかったです。
また、これから多摩美や版画専攻に入る方、入りたい方と思っている方にとって、少しでも参考になっていれば幸いです。
最後になりますが、ここまでご視聴・閲覧していただき本当にありがとうございました!

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