おすすめ小説「箱庭図書館」1

皆さんこんにちは、インターン生の秋元稜平です。
今回ご紹介する小説は乙一氏の「箱庭図書館」です。
この小説は『物語を紡ぐ町』文善寺町と言う町を舞台に6つの物語が展開していきます。
全ての物語が完全に独立しているわけでは無く、文善寺町という町と登場人物たちが適度な距離感で物語が紡がれています。

6つの物語の内、2つをご紹介していきます。
最初にご紹介するのは「コンビニ日和!」です。
この物語は夜、古いコンビニに強盗が入り、人質と奇妙な関係になっていくお話です。
そのコンビニに居た大学生2人が巻き込まれ、男子学生の方が人質にとられ女子学生にお金を要求するのですが、
レジにはほとんどお金は無く、その代わりに強盗は商品をもらっていくことになります。
強盗が言う商品を女子学生が詰めているその時、警官が買い物に立ち寄って来ます。
強盗は男子学生を人質にしながら、警官に見つからないように店内を移動するのですが、狭い店内で見つからないように移動し続けるのは難しく、
男子学生はとっさに従業員のエプロンを強盗に着せ、警官の目を誤魔化すことに成功します。
ここで、男子学生の回想が入ります。
以前ニュースでこういう事件を聞いたことがあります。
アメリカの酒場に強盗に入った犯人が店長を気絶させた後、異変を気づかせないように接客をするのですが次々と客が入って来たために延々と接客をしていたと、
この時、捕まりたくない強盗と人質の大学生2人の奇妙な関係が生まれたのです。
強盗はコンビニのアルバイト経験でもあるのかぎこちなく作業をし、男子学生も一緒に作業をするという不思議な状況へと変わります。
お互い何事も無いように振る舞い、異変を悟らせないように助け合いながら警官を接客していきます。
その姿はニュースの出来事をなぞっているようで緊迫していた状況が一気に柔らかくなったように思います。
そして、警官が帰っていき強盗はもう一度やり直そうとするのですが、女子学生が店の奥を見せると、そこには驚愕するものが見えたのです。

この物語は強盗と人質である大学生2人の奇妙な助け合いが何とも言えない面白さがあります。
乙一氏の他作品も読んだことがあるのですが、上手く読者を誘導するので読み終わった後、そういう事だったのか、と騙されるのでとても読んでいて面白いです。
この物語も読み終わったとき、そうだったのか、と騙されると思います。
最後の展開がどうなるのか気になった方は、お手に取ってみてください。
次回、2つ目の物語をご紹介していきます。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

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