おすすめ小説「反対進化」1

皆さんこんにちは、インターン生の秋元稜平です。
今回ご紹介する小説は、エドモンド・ハミルトン̪氏の「反対進化」です。
この小説は海外のSF短編を10編、精選された小説になります。
表題作の「反対進化」を含め、奇想で不可思議で引き込まれるような作品ばかりです。
今回は私が中でもお気に入りの2作品をご紹介します。

1つ目は、「呪われた銀河」をご紹介します。
この作品は、ある記者と博士が生命誕生の秘密を知ってしまうお話です。
記者のギャリー・アダムズは偶然、隕石落下を目撃します。
突然舞い込んだスクープに喜びながらギャリーは山道を進み、落下地点へとたどり着きます。
落下してきた物は隕石では無く、人口の多面体だったのです。
その多面体は周囲3メートルをペシャンコにし、焦がしたにも関わらずそれは熱くなかったのです。
この未知の物体は自分では扱いきれないとギャリーは考え、知人に連絡します。
ギャリーから連絡を受けた天文学者のファーディナンド・ピーターズ博士は急いで飛行機に乗り、ギャリーの元へと向かいます。
合流したピーターズ博士はギャリーに連れられ例の落下物を見るなり、それは自然の隕石ではないと断言します。
そしてピーターズ博士は目をキラキラさせ、輝く物体の構成物質を調べます。
だが、地球上にこの物体と似た物質は無く、さらに物体を調べていくと図形、文字が刻まれているのを見つけます。
図形を調べると、それは銀河のようなのだが、描かれている銀河同士が近すぎるのです。
それから考えられるのは、宇宙がまさに膨張を開始した時期に作られたということだった。
宇宙は広がっているのですが、その広がり方は外側が広がっているのではなく、まさしく膨張しながら広がっているのです。
実際に銀河同士が少しずつ離れているのが観測されています。
ピーターズ博士は何とか輝く多面体を開けようと奮闘するのですが、開けることはできませんでした。
自分の手に余ると、ピーターズ博士は諦めようとしたときふと、頭の中に解決策が浮かんだのです。
そして、ピーターズ博士は嬉々として必要な機材を電話口で注文していきます。
この時ギャリーは輝く多面体が不気味に見えるのです。
それは未知への不安からか、ピーターズ博士の急な態度の変化からなのかはわかりません。
その後機材が届き、二人は取りに向かいます。
ギャリーは届いた機材がどのような用途で使われるかわからず、ピーターズ博士に問うのですが、ピーターズ博士自身どのように使うか分からなかったのです。
ピーターズ博士はそれなりの歳ではあるのですが、自分でもこのように忘れることは初めてだと驚いていました。
道中思い出すかもしれないとギャリーは穏やかに言い、機材を運んでいきます。
多面体の元まで戻るとピーターズ博士は突然笑い出し、思い出したと自信たっぷりに作業を始めます。
その姿にギャリーは不信に思え、作業を続けるピーターズ博士に機材を取りに行った所まで一緒に戻ってほしいとお願いします。
渋々ピーターズ博士はギャリーと一緒に戻ると、ギャリーは多面体の開け方を教えてくださいと頼みます。
ピーターズ博士は意図が分からないまま説明しようと口を開けるのですが、言葉は出てこず、開け方が分からなかったのです。
ギャリーはあの多面体が開け方を教えていると推測します。
そして、二人は多面体の所まで戻るとピーターズ博士は驚愕ではなく、嬉々として君のいう通りだと喜びます。
すると、二人の頭に声が響きます。それは多面体からの声でした。
ギャリーは逃げようと提案するのですが、ピーターズ博士は科学者としての情熱を語り、開けないことを約束にギャリーとその場に留まります。
多面体の中の存在は二人に思考のメッセージをとばし、自分のこと、宇宙のこと、生命誕生について、そしてなぜ自分が多面体の中にいるのかを語り始めます。

この作品の感想を述べると根幹に触れるので控えますが、SFは実際の現象を作者が別の解釈、設定を付けることで面白い世界へとなっていくのだと思います。
だからこそ、読み手は想像を膨らませ、頭の中であり得ないものを描き、楽しむのです。
ぜひ、楽しみながらお読みください。
次回、2つ目の作品をご紹介します。

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