おすすめ小説「変身」

皆さんこんにちは、インターン生の秋元稜平です。
今回ご紹介する小説はフランツ・カフカ氏の「変身」です。
もしかしたらカフカという名前に聞き覚えのある方がいらっしゃるかもしれません。
それか、内容を読めば知っている、という方かもしれません。
ですので、今回はカフカの代表作である「変身」をご紹介していきます。

この作品は外交販売員であるグレーゴル・ザムザが夢から覚めると自分が巨大な虫に変わってしまったお話です。
ある朝、グレーゴルは気がかりな夢から覚めると自分が巨大な虫になっているのに気付きます。
これは夢か、とグレーゴルは思いもう一度眠ろうとするのですが、
右側を下にして寝ようとするとわき腹に鈍痛が響き、寝ることを諦めます。
グレーゴルの家は決して裕福ではなく、グレーゴルが家族を支えているような状態だった。
仕事の時間になっても起きてこないグレーゴルを心配した母親がドアをノックしてどうしたんだい、と問いかけます。
グレーゴルはもう起きた、と答えますがその声は相手に分かってもらえているかあやしいものだった。
グレーゴルは虫になっても仕事に行こうと仰向けの状態から起き上がろとするのですが、
無数の細い手足はばらばらに動き、グレーゴルの思い通りに動いてはくれませんでした。
何とか起き上がろうと努力していると、グレーゴルがまだ仕事に出ていない、と支配人が尋ねてきました。
父親と支配人が話している間にグレーゴルは何とか起き上がることに成功しました。
そして、今だに言う事を聞かない手足を使ってどうにかドアを開けます。
ドアが開かれた事で家族はもちろん、支配人もグレーゴルの変わり果てた姿を目にしてしまったのです。
母親はキッチンへと逃げ、支配人は階段を下りそのまま逃げていってしまった。
父親は支配人が忘れていったステッキを使いしっしとグレーゴルを部屋へ追い返そうとします。
グレーゴルはステッキで叩かれ命を落としてしまうかもしれないと思い戻っていきます。
グレーゴルが部屋に入るや否や父親はステッキでドアを閉めました。
そして、ここから虫となったグレーゴルと家族の生活が始まるのです。

この小説は文章が淡々と書きつづられ、どこか他人事のように書かれているように私は感じます。
第三者がグレーゴルの報告書を書いているかのような、事実だけを記した本。
そこに報告者の感情は無いように思えるのです。
私がこの小説を読んでいるとき、ある哲学の問題が脳裏をよぎりました。
それは”水槽の脳”というものです。
これはこの現実は脳が見ている幻想で、実際には水槽にある脳に電流を流して、
ページをめくる紙の感触や食事の匂い、音楽などと言ったもの全てが脳が誤認して見ているものだという問題です。
グレーゴルは最初虫になったのは夢だと思っていました。
わき腹が痛くなっても、父親に突かれてもこの夢は覚めることはありませんでした。
けれど、それら全ては脳が誤認していて、グレーゴルが虫になったのは夢なのでは、
などと様々な解釈が出来る面白い作品だと思います。
良かったら、お手に取って読んでみてください。

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