簡単ボーカルレッスンその5!子音を前倒ししよう!

こんにちは、インターン生の倉持です。

声の出し方や上手く歌うコツ等をご紹介する『簡単ボーカルレッスン』第五回。
そろそろ基礎的な部分が身についてきたでしょうか?
長年練習している私も、練習し足りないと思える位なので、1歩ずつ着実に頑張りましょう!
前回までの記事も是非ご覧頂ければ幸いです。

前回は【母音】についてお話させて頂きましたので、
今回は歌に置ける【子音】についてお話させて頂きます。

子音自体については前回にも触れましたが、母音の前に紐づく事で、ア行と「ン」を除く50音になるものです。
前回紹介しましたが、「カ」であれば「k(子音)+ア(母音)」、「モ」であれば「m(子音)+オ(母音)」と言った形ですね。

同じく前回、日本歌謡を歌う上で母音を意識して発声することで歌詞の発音がはっきりすると言うお話をさせて頂きました。
それ故に、歌詞を母音だけにして歌うという練習法をお伝えしたのですが、知っての通り日本語は50音で成り立っています。
当然、母音だけで構成されている歌がない以上、子音の発音も重要になってきます。

ですが、大抵の方はア行以外の言葉を発する時に子音が長い傾向にあります。
「ナ」と言う言葉であれば「n(子音)」が「a(母音)」より長くなります。

アナウンサーや声優と言う意識して話す仕事でもなければ、普段話す際には意識しなくても恐らく問題にはなりません。
しかし、決まったリズムの枠に納めなければならない歌唱であるならば話は別です。
子音が長い…つまり母音が短くなると、発音が潰れ聞き取りにくい歌声となってしまいます。
かと言って母音を長く取ろうとすると、子音の長さとの兼ね合いでリズムが崩れてしまう場合があります。
特に歌い出しの部分が母音以外から始まる歌は、歌い出しの母音の圧が無かったりテンポが崩れてしまうと、
その後暫く尾を引いてしまい、歌っている側としても非常に歌い難いモノとなってしまうのです。

さて、ではどうすれば良いでしょうか。

答えは【子音を前倒し(まえこかし)する】と言う方法です。
これは歌い出し部分が母音以外から始まる場合に非常に有効な方法です。

今回も前回同様、橋本淳作詞・すぎやまこういち作曲の「亜麻色の髪の乙女」を例題曲として取り上げます。

=Aメロ冒頭=
 「バラ色のほほえみ 青い空」

ここでは「バ」から始まります。
「バ」は「b(子音)+あ(母音)」からなる言葉で、
子音の「b」は、破裂音とも呼ばれる発音に時間のかかる子音です。
子音を無理に間に合わせようとすれば、当然母音がかき消され発音が潰れてしまいます。
そこで、事前に子音を準備して置くという方法を取ることでこの問題を解決する…それが【子音の前倒し(まえこかし)】と言うテクニックです。

この曲のAメロは、サビ終わりに来るため、
サビが終わりブレス(息)交換が終わったらAメロ始まり前に予め「b」の発音を用意しましょう。
次の音の準備を予め行い、息を止めて待機…そしてAメロに入った瞬間に発声する事で、
子音を前倒しして「バ」の母音に圧を持たせる事が出来るようになります。

前倒しの注意点として、ブレス交換を終えた後、しっかりと子音の準備をして息を止めて待機して置くことが重要です。
間奏が長い曲の場合、ブレスのタイミングはきちんと把握しておきましょう。
速めに息を止めすぎて、間奏終わりに再度ブレス交換して間に合わなかったりしたら目も当てられませんので。

如何だったでしょうか?
この前倒しするという方法、テンポの速い曲であればある程効果を発揮します。
速い曲が上手く歌えないという方は、是非この子音の前倒し…事前に準備して置く事を意識して練習していきましょう。

以上、簡単ボーカルレッスン第五回目でした。

出典「亜麻色の髪の乙女/ヴィレッジ・シンガーズ」 1968年2月25日
   作詞:橋本淳 作曲:すぎやまこういち   日本コロムビア

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

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