初音ミクが人気に火をつけた

皆さんこんにちは。
インターン生の髙橋朋美です。

前回は、ボーカロイドの概要などお話ししました。
今回は、ボーカロイドが人気になった一つの理由と考えられる「初音ミク(ハツネミク)」というキャラクターについてお話します。初音ミクが誕生しなければボーカロイドの人気はなかったと言ってもいいくらい重要なキャラクターです。

初音ミクが販売されたのは2007年8月31日のことです。発売当初から人気で予約が殺到し、わずか2週間で3500~4000本を売り上げました。あまりの売れ行きに欠品状態となり手元に届かない人もでました。わずか2週間でMEIKOの年間売り上げ数に到達してしまったのです。そして約1年間で4万本以上を出荷する大ヒット商品となりました。

【なぜ欠品になるほど売れたのでしょう?】

初音ミクが発売された当時「同人音楽」が流行し始めていました。同人音楽とは自主製作で楽曲をつくることをいいます。その中でも通称「歌姫」とよばれる女性シンガーを起用した作品が支持を集めていました。DTMを利用して楽曲制作をするクリエイターの中で「電子の歌姫」を渇望する欲求があったのです。そのことが欠品状態になった一つの理由と考えられています。

【音楽クリエイターから渇望されていた初音ミクの発売当初に制作された楽曲にはどのようなものがあるのでしょうか?】

「初音ミクはなぜ世界を変えたのか?」によると、発売開始から1ヶ月もたたない2007年9月には音楽家ika_mo(イカ)さんが「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」を投稿し大きな注目を集めました。再生回数は1000万回を超え、初期の初音ミクを代表する楽曲になった。発売当初はボーカロイド目線から歌われる楽曲がほとんどでした。その曲風を変えるきっかけとなった楽曲がはryo(リョウ)さんが2007年12月に投稿した「メルト」です。「メルト」は人間の女の子目線から歌われる楽曲で、1年間で300万回再生される人気楽曲となりました。更には「メルトショック」と呼ばれる出来事も引き起こします。

メルトショックとはニコニコ大百科(仮)によると、ニコニコ動画の2007年12月13日付の総合マイリスト登録ランキングで起こった事件のことです。具体的には、総合ランキングの1位から4位まで『初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」』に関連する動画が並んだことをいいます。これらが全て同じサムネイルであったことから、その異様な光景を目のあたりにした多くのニコニコユーザが衝撃を受けました。最終的には100位までにメルト関連が9動画、10位までに初音ミク関連が7動画と、結果だけ見れば当時人気の絶頂であった初音ミクの勢いを説明付けるものだったといえます。
しかし、原曲が6日間連続でランクインしていたこともあり、この事態を不審に思ったyoutube板住人がボカロSNSの関与説を唱え始めるなど、関連スレッドは工作を事実化した書き込みで溢れ返ります。これが元々あったアンチ行為を一層煽り、関連動画は荒れに荒れてしまいました。そしてメルトショック以降ファンとアンチの対立は激化していきます。
一方で、当日はサムネの強烈な印象からその存在に触れる声は少なかったが、実は原曲以外は歌ってみたであり、自演発覚祭り以来一時的に萎縮していた歌ってみたが復活の狼煙を上げた日でもあったといえます。

知らない人も多いのですが、大人気のシンガーソングライターの「米津玄師」さんも「ハチ」という名義でボーカロイドで音楽を作っていました。初音ミクには様々なユーザーを引き付ける魅力があったのです。

次回は初音ミクが大ヒットした最大の要因「ニコニコ動画」についてお話していきます。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

【参考】

柴那典 2014『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』太田出版

ニコニコ大百科(仮)「メルトショックとは」

https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF

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