ゲームキューブでオープンワールド!?
皆さん初めまして。インターン生の錦織 芳哉と申します。
今回より5回に分けてゲームキューブのソフトについて紹介していこうと思います。どうぞよろしくお願いします。
さて、今回が第一回ということですが、皆様は「ニンテンドーゲームキューブ」(以下、ゲームキューブと記載)というハードウェアをご存じでしょうか。名前は聞いたことあるけど遊んだことはない、という方もおられるかと思います。それもそのはず、日本では2001年に発売されたハードウェアで、現在は生産も公式修理サポートも終了しています。そのため、中古ショップなどでないとお目にかかれないかもしれません。
▲「ニンテンドーゲームキューブ」
ゲームキューブは最近でも見かける「Wii」の前世代ハードウェアということで、グラフィックなどは綺麗だなと感じるものの、スペック面においてはやはり劣っています。
さて、少し話は変わりますが、私は以前「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」(以下、ブレスオブザワイルドと記載)というNintendo Switch(以下、Switchと記載)のソフトをプレイしたことがあるのですが、マップ移動のない広大なオープンワールドにとても驚いていました。ですが、同時にどこかで見たような気もするなと違和感を感じていました。
その正体は、同シリーズ「ゼルダの伝説 風のタクト」(以下、風のタクトと記載)というゲームキューブのソフトです。
▲「ゼルダの伝説 風のタクト HD(Wii Uでのリメイク版)」ゲーム画面
画像引用元:https://gamewarrior-akira.com/zelda_the_wind_waker/
そう、ゲームキューブです。「Switchよりかなり世代の古いゲームキューブでオープンワールド?」と思われる方もいると思います。
この風のタクトは、プロロ島という島に住んでいる主人公「リンク」が、怪物にさらわれた妹を助けに行くというストーリーで、 7 × 7 の区画に分けられた海域の中にあるたくさんの島を小さな帆船に乗って冒険します。
驚くことにこの風のタクト、広大なマップの中の島と島への移動にロードを挟みません。つまりゲーム性はオープンワールドに近い形になっているのです。ブレスオブザワイルドと違い海の上なのでオブジェクトは少ないですが、限られたスペックの中でロードを挟まない広大なフィールドを実現した技術力は驚くべきものだと思います。
またキャラクターの描画もデフォルメされ、トゥーンレンダリングという技法を使いアニメ調になっています。人気ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズでもよく見かける「トゥーンリンク」というキャラクターはこの風のタクトが元となっています。
この風のタクト、Wii UでフルHD化された「ゼルダの伝説 風のタクト HD」というリメイク版も2013年に発売されており、未だ根強い人気のある作品です。私自身もお気に入りの作品なので、機会があれば是非プレイしてみてください。
▼「ゼルダの伝説 風のタクト HD」 公式サイト
https://www.nintendo.co.jp/wiiu/bczj/
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。次回も同じくゲームキューブのソフトの紹介をしていこうと考えております。
興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。
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