おすすめミステリー8選〜第6位〜

こんにちは!インターンシップ生の平内です!
前回に引き続き私が読んだ中でこれぞ!というミステリー小説をおすすめ度の観点から厳選してランク付けし、8作品毎日1作品ずつ紹介したいと思います。

前回紹介したのは殺人鬼たちによるクイズゲームを取り扱った歌野晶午「密室殺人ゲーム~王手飛車取り」でした。
ところで、私は年に20~50作ほどの本を読むのですが、そのほとんどがミステリーでたまにファンタジーやノンフィクションのエッセイを手に取る程度です。
そんな私ですが、この前気まぐれに恋愛小説を読んでみることにしました。
地味な主人公の女子高生がひょんなことからイケメンだけど口の悪い先輩と出会い、喧嘩やらなんやらと紆余曲折あった末に恋に恋してキスして終わる。そんな作品でした。途中から飛ばし読みしたのであんまり覚えてません。
大変遺憾なことに私はキスはおろか恋の「こ」の字もない惨憺たる高校生活を送ってきたため、この作品に現実味が一切感じられない!と勝手に憤慨して本を棚に戻してしまいました。
ならお前の好きなミステリーは現実味があるのか、と聞かれてしまえば切ない顔をして首を横に振ることしかできません。やめてくださいね。

さて、何気ない書き出しのつもりがうかつにも薄暗い高校時代と心の狭さの露呈につながってしまったので早速おすすめミステリーランキングへと参りたいとおもいます。

第6位!

北山武邦「アリス・ミラー城殺人事件」

こちらは2003年に刊行された長編小説です。
今回は以前紹介した「クローズドサークル」の形式で進むミステリー作品です。
王道のようでいて、この作品は巧妙なある仕掛けに満ちています。
それは登場人物を陥れるための仕掛けではありません。読む人に向けて仕掛けられているのです。
その仕掛けは多くの人を驚かせた一方で、逆にアンフェアだと評する人もいるほどです。
では、そんな今作のあらすじを紹介いたしましょう。

【あらすじ】
雪の降り積もる孤島に建てられた古いお城に集められた男女。彼らに共通するのは全員が探偵だということ。
彼らを城に集めた城主はこういいます。「アリス・ミラーを探してほしい」と。
アリス・ミラーとは何なのか、それすらわからないまま探偵たちは探索を始めます。
探偵たちは「小さな扉の部屋」「鏡張りの部屋」などルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」や「鏡の国のアリス」をモチーフにした部屋を目の当たりにします。
探せども探せどもアリス・ミラーは見つからない、次の日の朝。
探偵のうち一人が死体となって発見されたのです。
人間が通ることのできないほど小さな扉の部屋の奥で、顔を溶かされて殺されていました。
その傍らには「DRINK ME」と書かれた硫酸の入った小瓶が…。
しかし、これは惨劇の序章に過ぎなかった…!

といった内容です。

この作品のおすすめポイントは、やはりなんといっても「アリス」をモチーフにした事件が起こるというところです。
小さな扉の部屋に犯人と被害者はどうやって入った?鏡の奥に消えていく姿を目撃された犯人の目的は?など、斬新な設定が目白押しです。
そしてこの作品の登場人物の個性も豊かで、読んでいて愛着が沸くこと間違いなしです。
さらに、この作品は中盤からパニックホラーのテイストが含まれ始めます。
まるでジェイソンのように凶器を振り回しながら迫ってくる存在に追い掛け回されながら、息をひそめて捜査をする緊迫感はこの作品でしか味わえない持ち味だと思います。
しかし、前述した「読者に向けた仕掛け」はアンフェアすれすれで人を選ぶもので、私もこの仕掛けさえなければ好きなミステリ作品の3本に入っていたと思うほどです。

果たして、作者が読者に向けて仕掛けた仕掛けとはいったい何なのか、それはぜひ手に取って確かめてみてください。

以上、私のおすすめミステリー、今回紹介したのは北山武邦「アリス・ミラー城殺人事件」でした!
次回はあなたの知っている作品が紹介されるかもしれません!

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