おすすめミステリー8選〜第5位〜

こんにちは!インターンシップ生の平内です!
前回に引き続き私が読んだ中でこれぞ!というミステリー小説をおすすめ度の観点から厳選してランク付けし、8作品毎日1作品ずつ紹介したいと思います。

前回はアリスの世界観をモチーフにしたクローズド・サークルの北山武邦「アリス・ミラー城殺人事件」を紹介しました。
インターンシップも早4日目、私は8日間お世話になるので折り返しに差し掛かったところです。
これまでのインターンシップから圧倒的なフィジカルを手に入れた私は満員電車も最早苦にならず、雨にも負けず、風にも負けず、前方車両に車いすの方がいれば行って手を差し伸べ、後方車両に立ったままのお年寄りがいれば席をそっと明け渡す、そういう人間に私はなりたいなと思っています。玄米は四合食べます。
現実は毎朝行われる【車輪のついた爆走する細長い箱に人間何人乗れるかなゲーム】になすすべもなく挑戦させられ、折角インターンシップ中好きなミステリー作品について解説する記事を書かせていただけるのだからと通勤中に紹介する本を持参して読み返そうと思ったのですが、広げる前に他のチャレンジャーに押しつぶされてカバーにシワができました。私は無宗教ではありますが、さすがに神様を呪いました。

さて、出勤中に奇しくも神と決別した私ですが、偶然にも今回紹介する作品はその気持ちを代弁してくれそうです。早速おすすめランキングに参りましょう。

第5位

麻耶雄嵩「さよなら神様」

こちらは2014年に刊行された短編集です。
この作品はいわゆる「特殊設定ミステリー」と呼ばれる形式をとっています。
特殊設定ミステリーとは、その名の通り特殊な設定が存在する世界観を舞台にしたミステリーです。
例えば、剣と魔法の世界が舞台だったり、超能力者が存在する世界が舞台で起こる殺人事件などがこれにあたります。
では、今回の作品は何が特殊なのか、あらすじとともに紹介させていただきます。

【あらすじ】
「犯人は○○だよ」
クラスメイトの鈴木君は自称「神様」の変わった少年だった。
彼が言うには、自分には特殊な力があり町で起きた殺人事件の犯人など直接見たり聞いたりしなくても一瞬でわかるのだという。
それは果たして本当なのだろうか。主人公は少年探偵団のメンバーとして、神様の鈴木君の答えを確かめるために奔走することになる。
神様の鈴木君の口から暴かれる真犯人の正否を確かめようとするうち、やがて主人公は嫉妬と執着にまみれた一年前の事件へとたどり着く。しかしその事件は思わぬ形で収束することになる。代わりに現れたのは、少年探偵団のメンバーの死体だった…。
神様は、どこまでお見通しなのだろうか。
そして主人公は神様にどう向き合うのか…。

といった内容です。

この作品は特殊設定ミステリだ、と前述しましたが、この作品には「神様」がいるということが特殊設定となっています。今回のおすすめポイントはここにつきます。
どういう理屈かはわかりませんが、とにかく神様が告げる「真犯人」の名前は間違いないという前提で話が進みます。
なんと最初の一行で真犯人が明かされるという、最も早く犯人の名前を挙げる作品なのではないでしょうか。
しかし、主人公たちには真実と同じだとわかっていても、主人公たちは子供という立場からまともに取り合ってもらえず、全く関係ない人物が犯人として逮捕されてしまうエピソードもいくつかあります。
全6話の事件それぞれが独立した話ですが、それぞれにちりばめられた伏線が収束していくクライマックスの構成は見事の一言。
そして主人公が最後に神様に向けたある一言が、非常に印象的でインパクトのある物となっています。
ですが、この作品含め特殊設定ミステリというものは読者がミステリーにある程度慣れ親しんでいることを前提に書かれているため、初めて手に取るミステリーに迷っているという方にはおすすめできない作品です。

以上、私のおすすめミステリー、今回紹介したのは麻耶雄嵩「さよなら神様」でした!
次回はあなたの知っている作品が紹介されるかもしれません!

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

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