皆知ってる『ボレロ』が実は難曲な理由

こんにちは。インターン生の生田です。

最後はラヴェル作曲、『ボレロ』をご紹介したいと思います。

引用元URL:https://www.youtube.com/watch?v=ODeNHRtVNO4

最も知名度の高いバレエ曲のひとつです。チャイコフスキーの「白鳥の湖」と同様に、オーケストラだけで演奏されたり、様々な編曲がされています。

最初から最後まで同じリズムと同じメロディーが様々な楽器で延々と繰り返されます。曲を通して段々と楽器の数が増え、大きくなっていくことから「世界一長いクレシェンド」と言われることもあるようです。

あまりに異色なクラシック音楽です。小太鼓の同じリズム、その上に耳に残りやすいたった2種類のメロディーが乗っかるという単純明快さ。後半に行くにつれて謎の高揚感が味わえます。思いつくだけでもすごい発想力です。

現在でもテレビや映画でよく使用されているため、「なんか知ってる」という人はかなり多いのではないかと考えられます。このメロディーとリズムを聞いたことの無い人を探すのは難しいでしょう。

疑いようのない名曲ですが、実は演奏者には不人気です。これをやりたがる指揮者は嫌われますね。

その理由は、ブレてはいけないことにあります。一定テンポを維持するだけでも、大変です。特に小太鼓は16分間気を張り続け、一切ブレずに演奏しなければなりません。それに加えて少しずつ全体の音量をあげるという気遣いのいる仕事。さらに、追い打ちの様に各楽器にソロがやってくるわけです。ずっと同じメロディーですから、失敗しても絶対に誤魔化せません。この性質が演奏者にも聴衆にもかなりの緊張感をもたらします。

全体的に難曲ですが、この曲は特にトロンボーン奏者に優しくない曲です。トロンボーンのソロは「鬼門」と言われており、曲が始まって10分くらい吹くところがないにも関わらず、いきなりソロが始まります。それも出だしからトロンボーンの最高音に近い音で、さらに上がっていきます。気の毒ですね。その代わり、成功すると大きな拍手がもらえます。

難曲ではありますが、他とは一線を画した魅力があるのは事実で、同じリズムとメロディーであるはずなのに、なぜか飽きずに聴くことが出来る、不思議な魔力のある曲です。

もしもこの曲を生で聴く機会があったら、演奏者に大きな拍手とブラボーを送って下さいね。

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