アイネクライネナハトムジークより織田一真

毎度どうもありがとうございます!吹留です!

今回で早くも三回目となった伊坂幸太郎シリーズですが、今回ご紹介していくのはアイネクライネナハトムジークという作品のキャラクターになります!

【引用元URL https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%8A%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%BC%8A%E5%9D%82-%E5%B9%B8%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4344426312/ref=sr_1_1?dchild=1&hvadid=386576574926&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%8A%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF+%E6%9C%AC&qid=1595293948&sr=8-1&tag=yahhyd-22】

そもそもアイネクライネナハトムジークとは?

アイネクライネナハトムジークとはドイツ語で『ある小さな夜の曲』という意味を持っており、どこかで耳にしたことのあるようなタイトルだと思います。それもそのはずアイネクライネはもともとドイツ生まれの天才、モーツァルトが作曲した曲で現代ではそのタイトルの一部が使われた米津玄師の『アイネクライネ』という曲で皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。(将棋で有名な加藤一二三さんもモーツァルトの大ファンだという話です)

そんなアイネクライネナハトムジークですが、本作ではそのテーマを六編の「出会い」の形として伊坂は表現しています。

皆さんは出会いについてどう考えていますか? 筆者はこの先品を読むまで人と人との出会いはある種の運命的な導きによってたまたま偶然訪れるものなのかなぁとぼんやり考えていたのですが、本作の一押しキャラクター、織田一真はこう言い放ちます。

「いいか、『あの時、あそこにいたのが彼女で本当に良かった』って幸運に感謝できるようなのが、一番の幸せなんだよ」

「もっと簡単に言えばよ、自分がどの子を好きになるかなんて、分かんねえだろ。だから、『自分が好きになったのが、この女の子で良かった。俺、ナイス判断だったな』って後で思えるような出会いが最高だ、ってことだ」

なるほど。運命的な出会いに心を躍らせるのもいいけれど、出会いというのはその場でびびっと雷に打たれたように直感するものなのではなくて、後々振り返ってみたその時に出会っていたことを実感するわけですね。

今回紹介するアイネクライネナハトムジークは先述したように六つの連作短編から構成されています。これまたかる~くあらすじをご紹介すると、

『アイネクライネ』では劇的な出会いを望む佐藤という会社員が街頭アンケートを通してある女性と出会うという話。

『ライトヘビー』ではサプライズが嫌いな美容師の美奈子が常連客の板橋の紹介をきっかけに「事務職」に就いているある男性と電話をすることになるという話。

『ドクメンタ』では妻に逃げられた会社員、藤間が免許証の更新で久々に顔を合わせることになったある女性との通帳の記帳についての話。

『ルックスライク』ではある二人組の高校生が無賃駐輪者を追いかける話ととあるカップルの出会いから別れまでを描いた二つの実で物語が成り立っています。

『メイクアップ』では化粧品会社に勤める結衣が昔自分をいじめていた小久保と取引相手という形で再会する話。

『ナハトムジーク』今までに登場したキャラクターたちがどこかでつながっていて、それらが一つの星座を成すように物語が浮かび上がってくるというお話。

以上、ざっくりと全六編に渡る物語のあらすじを紹介させていただいたのですが、本作は登場するキャラクターが非常に多くしかし、その分伊坂幸太郎の持ち味でもあるキャラクターの軽妙な掛け合い多く含まれています。

中でも紹介に上がった『ライトヘビー』や『ルックスライク』は出会い×ミステリーを基調としていてキャラクターも楽しいし、彼の持ち味でもあるストーリ―テリングが十二分に発揮されていると思うので一粒で二度おいしい作品となっています。

そんな素晴らしい作品なのですが、筆者としてはここで一言伊坂幸太郎に物申したいことがあるのです。

なんでそんな終わり方にしたんだ!!!

つい本音の叫びが出てきてしまったのですが、これらの作品、そのどれもが主人公たちの出会いの話になっているのです。つまり裏を返せば、出会ったその先が描かれていない作品だったのです。結末が分からないからこそ妄想は膨らみますが、どうせならアフターストーリーとかを読んでみたいものだと、伊坂先生書いてくれないかなとこの本を読むたびに思ってしまいます。

筆者がそれくらいに思わされるほどに魅力の詰まった連作短編集『アイネクライネナハトムジーク』に興味が湧いたのならばぜひ手に取って見てください。

それがあなたの新しい出会いとなるかもしれませんよ。

次回はチルドレンからあの家裁調査員の男をご紹介します!

それでは今回もお付き合いいただきありがとうございました!!

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