裏側スクープ”機内清掃員の実態”
こんにちは! インターン生の山下真輝です。
私は約3年間伊丹空港でANA の機内清掃のアルバイトを続けています。突然ですが、皆さん私たち機内清掃員を見かけたことのある方はいるでしょうか?ほとんどの方が見かけたことがないと思います。なぜならば、見ることができるのは飛行機が到着し、お客様が下りた後に現れるからです。ではどうすれば私たちを見つけられるでしょうか。今回は“機内清掃員の実態”をお届けします。
秘密その1 どうやったら清掃員は見られるの?
私たち清掃員は到着した飛行機を清掃するので到着した飛行機を見つけてください。
そしてPBB(飛行機に搭乗する際に空港ビルから伸びる通路のこと)の下を監視し続けてください。すろと、荷物を持ったANAの制服を着た人が現れます。伊丹空港では赤い帽子の人が責任者になります。
秘密その2 私たち清掃員は見られていると思い、行動している
私たち清掃員はあまり目立ちませんが、実はTBBから降りるお客様や屋上から見ている人などANA の制服を着ている以上は周囲の目を気にしています。特に伊丹空港で気を付けているのは整列です。2列に並ぶようにしています。だらしないと思われるような行動は慎み、かっこよく見えるように工夫しています。
秘密その3 空港内をどのように移動しているの?
私たち清掃員は基本的に移動をハイリフトトラックもしくは車や徒歩で移動します。ハイリフトトラックでは後ろの荷台の部分に乗っています。ですので、冷暖房が効きづらい環境にあります。何とか工夫して暑さや寒さをしのいでいます。徒歩の時はなるべく建物近くを歩くようにし、特殊な車両が多く行き交う空港では周囲の警戒を怠ってはいけません。また、自転車で移動している人もいますが、私たちは自転車を使用しません。
秘密その4 実は雷が脅威?
もちろん、天候が変化し、嵐になることもあります。普段であれば、そこまで怖くない雷ですが、空港では脅威になります。飛行機はよく雷に打たれます。よって飛行機は基本雷が当たっても大丈夫な設定になっており、流れた電気を外へ逃がしてくれます。しかし、駐機中の飛行機に雷が落ちた場合、接触しているものへと電気を流してしまうのでとても危険です。最近でも感電したという報告がありました。ですから、雷が近づいてきているときは作業が終わり次第、待機所に戻り、天候の回復を待ちます。
秘密その5 フライト情報を理解できる
ここでいうフライト情報というものは到着した飛行機の次のフライトの便名や機種・到着時間・駐機スポット・どこから飛んできたのか等の情報を言います。特にどこから飛んできたのかについては空港コードというものがあり、覚えれば大体の客室の汚れ具合を想像できます。例ITM(伊丹空港)・HND(羽田空港)等
いかがだったでしょうか?清掃員について少しは想像できましたか?
興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。
写真引用URL
2列整列 https://images.app.goo.gl/aboLSrDBuFZzkpDy5
ハイリフトトラック https://images.app.goo.gl/Q3BAuN4rf9RU6P5e6
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