騎士と騎士団


みなさん、こんにちは。前回は鎧が存在した「中世」と、鎧を着る「騎士」について解説しました。
今回はその騎士になるためにはどうすればいいか、そして騎士がよく集まる「騎士団」について、解説していこうかとと思います。

騎士になるには
正式な騎士になるためには、非常に長い訓練期間と叙任式という厳粛な儀式が必要で。まず、騎士の家に生まれついた男子は10歳頃になると親元を離れ、騎士の元で教育を受けることになります。とはいえいきなり剣と鎧を渡されるということはなく、はじめは主人の身の回りの手伝いや馬の世話などが主な仕事です。また勉学や貴族としての礼儀作法もここで教え込ました。体が成長してきた14、5歳くらいになるといよいよ武器の訓練が始まります。このときの身分はスクワイア(従騎士)といい、主人の盾持ち役であり、戦場では主人の補佐をして戦います。そして戦場での働きが主人に認められれば、20歳頃に騎士叙任式にのぞみ、晴れて騎士となるわけです。
騎士の家に生まれついた男子がみな騎士になったのかというとそうではありません。基本的に父から領地と財産を相続できるのは長男だけであり、それ以外の男子は装備代や馬の飼育費などの経費を自弁できない場合がほとんどだった。そうした男子は修道士になるか、荘園の経営者として畑を群すかの道しか残されていません。

騎士団
騎士団は、十字軍時に設立された騎士修道会(宗教騎士団)または王・貴族が作った騎士とその構成員からなる団体です。カトリック教会によって修道会として認められ、騎士修道会とも呼ばれていました。騎土団の本来の目的はエルサレムへ行く巡礼者を護衛することでしたが、もともと非常に宗教的な組織です。
第一回十字軍がエルサレムを攻め落とした後多くの騎士が帰国してしまうと、騎士団には占領地を防衛するという任務を負うようになりました。騎士であり修道僧でもある彼らは規律と団結を重んじ、戦闘部隊として非常に優秀です。1070年設立の聖ヨハネ騎士団に始まり、テンプル騎士団、ドイツ騎士団など多くの騎士団が生まれました。しかし騎士修道会は十字軍が下火になると同時に衰退してします。14世紀以降は宗教的色彩の弱まった名誉称号としての騎士団が設立され、ガーター騎士団など現在まで存続する団体もあります。

参考文献:渡辺信吾(2017)『西洋甲冑&武具 作画資料』玄光社出版

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