ペンの設定はどうする?設定できる項目を紹介!
皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。
今回は、ペイントソフトに入っているペンや筆の話をしていこうと思います。
以前話したように、ペイントソフトには、様々な種類の筆が用意されています。
鉛筆、ブラシはもちろん、消しゴムやぼかし機能など充実していて、それらを駆使すれば、大抵の画風は再現できるでしょう。
しかし、単純に筆の種類を変えただけでは、使いこなしているとは言えません。
なら具体的にどうすればいいのか、変更できる設定の項目を解説していこうと思います。
まず基本となるのは、サイズ変更です。
基礎的な部分ですが、このサイズ変更を一度もしないで絵を完成させる人は、そう多くないと思います。初期設定であれば、筆の設定項目は画面の左側にあると思うので、ぜひ触れてみてください。直接値を入力することでも変えることができますが、ざっくりサイズ変更したい場合は、カーソルを動かすことで変更可能です。
どの程度のサイズの絵を描くか、また個人の好みでサイズは変わってくるので、色々試してみてください。
次に、不透明度です。
不透明度とはその名の通り「どれだけ透明ではないか」という値です。100%で透けることなく色が付きます。値を下げていくと、透明度が増し、薄くなっていきます。
視覚的に色が薄くなっていくので、勘違いしやすいですが、色の設定で彩度を下げているわけではありません。
例えば黒い紙に「彩度の低い、不透明度100%の赤」と「彩度の高い、不透明度50%の赤」を描いた場合、不透明度50%の方は、下地の黒が反映されて、暗く見えることになるので、意図しない結果にならないように気を付けてください。
不透明度の設定は、アナログ特有の「線の重なり」や「消しゴムの力加減」などを再現できるので、表現の幅を広げたいと思ったら、変更してみましょう。
基本的な項目としてもう一つ、色の設定があります。
これは自身が使いたい色を選択すればいいのですが、選択の仕方にも種類があります。
カラーサークルとパレットを直接操作する方法や、RGBの数値を入力する方法などです。
普段は視覚的にも分かりやすいパレット操作がお勧めですが、参考書などを利用して、その通りに描く場合などは、RGBの値を入力するのもよいでしょう。
最後に手振れ補正です。
これについては、以前にも軽く触れました。
「手ぶれによる線のがたつきを補正する機能」です。
極端に高く設定すると、ペンをゆっくり動かしても追従が間に合わないため、長い線などを正確に描きたい場合などに、高めに設定するとよいでしょう。
しかし、普通に線を引く場合には、追従の遅さが違和感となってしまうため、低めに設定するのがお勧めです。
他にも、硬さや色伸びなど、筆の種類によって細かい設定が行えます。
しかし、慣れないうちは無理に変更する必要はありません。サイズや色の変更だけ行って、余裕ができたら、様々な設定項目に触れてみてください。
興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。
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