「太宰治=暗いという固定観念」

はじめまして。インターンシップ参加者の、守屋芽生(もりやめい)と申します。

突然ですが、皆さんは太宰治に対してどんなイメージを持っていますか?

楽しい? 悲しい? 明るい? 暗い? よく中学校の教科書に載っている『走れメロス』を思い浮かべた人も多いかもしれませんね。

考えてもらっている間に、私の話をしましょう。

私は、二松学舎大学の文学部国文学科に所属しています。2年前、私は基礎ゼミのプレゼンテーションの時間に、「太宰に暗いイメージを持っている人はいますか?」と聞いてみました。

すると、どうでしょう。30人いるクラスの、全員が手を挙げたのです。

私のいた基礎ゼミは、教員養成特別コース。文学部の、日本の文学を学ぶ学科で、中学・高校の国語の教師になる勉強をしている人たちが、みんな太宰治に暗いイメージを持っていたのです。

私は10歳の頃に『黄金風景』を読んで、こんなにきれいな文章を書ける人がいるのかと衝撃を受けて以来、太宰治の大ファンです。今まで私は小中学校、高等学校、大学の自己紹介の時間に「太宰治が好きです」と言い続けてきました。

けれども不思議なくらいに、どこで言っても周りの反応は変わりません。「あぁ…(苦笑)」です。21歳の私は、太宰にはまってから11年間も、この反応を受け続けてきたわけです。

こういう経験から、たくさんの人が太宰治に対して暗いイメージを持っていることが分かります。

基礎ゼミの友人に言われました。「『人間失格』とか書いてるじゃん」。確かに、それはポジティブな印象を受けないなあとは、私も思います。

でも、考えてみてください。これは小説のタイトルなだけで、人間失格の証明ではないんですよ。言わばそれは、色々な表現の内の1つに過ぎないのです。もしあなたが不機嫌そうな顔をした人に会ったら、あの人は一生不機嫌そうに生きていくんだなあと思いますか? 思いませんよね。その人がそのときたまたまそういう顔をしていただけで、笑ったり泣いたりすることはあります。それと同じです。

太宰がどんな人なのか伝えたい。とは言っても、今は情報があふれかえっている世の中。生年月日や家族構成、出身校や著作は、「太宰治」で検索すれば一瞬で分かってしまいます。

なので私は、検索しても分からない、魅力について語っていきたいと思います。

今回は導入として、「太宰治って暗いイメージを持たれがちだよね」ということを書かせて頂きました。私のインターンは5日間なので、残り4日間、太宰治についてお話ししていきます。

暗いイメージを持っている人には「こんな面もあるんだな」、太宰治が好きな人には「そうそう、ここが面白いよね」と思って頂けるような記事をお届けできたらいいなと思っています。

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