千葉ロッテ強さの秘訣~ドラフト編~
こんにちは!
インターン生の山本です。
「千葉ロッテ強さの秘訣第4弾」ということで、最後のテーマは「ドラフト」です。今までのテーマとは少し違い、球団側が選手を獲得するというチームの運営の一部になります。
まず、ドラフトの具体的な方法についてお話しします。ドラフトは、新人選手選択会議規約に基づいて1年に1回だけ開催されます。最初の1巡目のみ、各球団が一斉に選手を指名して、氏名が被った場合には抽選が行われます。この抽選に外れた場合には、再度希望選手を選択することになりますが、1巡目外れ指名という形で、すでに指名されている選手は指名することができません。世代注目の選手は競合する可能性が高いので、指名をずらして別の選手を指名するなどの対策をする球団も少なくないです。近年だと、2017年のドラフト会議で、清宮幸太郎選手が高校生では最多タイとなる7球団の競合になりました。また、その年には、前回紹介した安田尚憲選手が、外れ1位でありながら3球団の競合になるなど、その年によってドラフトの状況は大きく変わることがあります。
それではここから、千葉ロッテマリーンズの直近5年間のドラフト1位(外れ回数記載)について振り返ってみましょう。今回は千葉ロッテマリーンズに入団した選手の最高順位のみを記載。
年 | 名前 | 順位 | 競合数 |
---|---|---|---|
2015 | 平沢大河 | 1 | 2 |
2016 | 佐々木千隼 | 外れ1 | 5 |
2017 | 安田尚憲 | 外れ1 | 3 |
2018 | 藤原恭大 | 1 | 3 |
2019 | 佐々木朗希 | 1 | 4 |
この表から、5年間で3回もドラフト1位の抽選を引き当てていることがわかります。また、2016年と2017年についても、外れ1位の競合までで抽選を終えています。プロ野球の球団数は12なので、非常にくじ運が強いことがわかりますね。ドラフト1位の選手が全員プロで活躍するというわけではありませんが、やはりドラフト順位の高い選手の方がプロで活躍する可能性が高いのは言うまでもないです。したがって、ドラフトで幸運なのも千葉ロッテマリーンズの強さにつながっているといえるのではないでしょうか。また、上記の選手たちはまだまだ若手なので、今後の活躍に期待したいですね。尚、10年間分振り返っても千葉ロッテのくじ運は強いので、気になる方は調べてみてください。
4回にわたって千葉ロッテマリーンズの強さの秘訣についてお話してきましたが、興味を持っていただけましたでしょうか?プロ野球は現在、新型コロナウイルスの影響で観客動員数を大きく減らして試合をしていますが、選手の方々は大変な状況の中一生懸命にプレーしてくれています。これからも、プロ野球のファンとして選手を応援していきたいと思います。最後までご覧いただきありがとございました!
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