書籍『ヒゲ教授の〈辛口〉就活対策本部―世界一分かりやすい就活』

P:事務職に就きたい動機が、「総合職でバリバリやるタイプでないし、結婚しても長く続けたい」だと、採る側からみたら全く魅力がない。
R:就活をスタートするときに”適正検査”や”自己分析”をして、「やりたいことは何?」と問われてしまうと、答えが出てこなくなり、いつの間にか「やりたいこと」が「できること」にすり替わっていく。そのまま進むと最終的に「いま、自分ができること」に行き着いてしまう。
E:仕事を長く続けるために、一番大切なものは「成長」。30歳になったとき28万円の給料は「8年間勤めてくれてありがとう」ってことであげてもらえる額ではなく、28万円分の働きをしてくれるからもらえる給料。面接やESの質問で”3年後、5年後、10年後の自分”を問われるのはそのためなんだ。
P:自分が就く仕事を考えるときに”今、できること”を基準で選んではアカン。”将来できるようになりたいこと”を考える。その時に初めて、適性検査や自己分析の結果が活きてくる。だから総合職・一般職なんてざっくりした考え方ではなく、職業・職種をもっと詳しく知ることが必要なんだね。