ウイスキーの魅力(1)

この記事ではウイスキーについて纏めていく。若者のお酒離れという言葉を聞くようになって久しいが、殊ウイスキーというお酒の人気は根強い。これには、NHK連続テレビ小説「マッサン」や、WWA(ワールドウイスキーアワード)やISC(インターナショナルスピリッツチャレンジ)でのジャパニーズウイスキーの活躍の影響もあると思われるが、大きな要因はハイボール人気にあるのではないかと思われる。その人気と希少性ゆえか、ダルモア50年のように一本1000万円に迫るウイスキーも存在している。私はウイスキーについて知ってもらうべく、ウイスキーというお酒について記事を作成していく。

まずはウイスキーがどんなお酒か、という面からウイスキーの魅力を紐解いていく。ウイスキーは、大麦や小麦、ライ麦、トウモロコシ等の穀物を用いて作られた蒸留酒の一種である。ウォッカやジン、テキーラや焼酎等も、この蒸留酒の仲間である。蒸留酒は原料をアルコール発酵させて作られた醸造酒を蒸留することによって作られる。醸造酒のアルコール度数は酵母自身がアルコールによって死滅してしまうため16~20度が限界である。しかし、蒸留酒は蒸留によってエタノール濃縮が行われており、最大で96度まで高めることが出来る。
ウイスキーといえば琥珀色を想像する人が多いだろう。しかし、蒸留されたばかりのウイスキーは無色透明だ。ウイスキーを琥珀色に染め上げる存在は、ウイスキーを熟成する樽にある。蒸留したばかりの「ニューポッド」と呼ばれる状態のウイスキーは、香りに棘があり、良い香りとはお世辞にも言い難い。そのウイスキーを内側を焦がした樽で熟成させる。この熟成の過程で、樽の成分が溶け出しウイスキーを琥珀色に変えていくと共に、その樽や土地の環境がそのウイスキーの香りを豊かに染め上げていくのだ。ちなみに、この時にウイスキーは蒸発や樽への浸透によって熟成する期間一年あたり樽の2%程度の分量が失われる。この時の蒸発したお酒を天使の分け前(エンゼルズシェア)、樽に浸透した分を悪魔の取り分(デビルズカット)と呼ぶ。
自然の恵みを受けながら熟成され、樽から取り出したばかりの「カスクストレングス」と呼ばれる状態のウイスキーは、瓶詰される前に複数の樽からブレンドされたり、合わせたウイスキーが馴染むようもう一度熟成するマリッジという過程を経たり、飲みやすいアルコール度数になるように加水されてたりと、調整された後にボトルリングされ我々の手元へと届く。
ウイスキーの魅力は、豊かな自然の恵みや環境、それらを十全に移す技術のハーモニーにあるのかもしれない。

今日のウイスキー ARDBEQ(アードベッグ)
お堅い話ばかりでは読者の皆様も疲れてしまうと思うので、毎回の記事の最後に、お勧めのウイスキーやウイスキーを使ったカクテルを紹介していきます。

最初に紹介するのは、アードベッグです。個性が強いと言われるアイラモルト(イギリスのスコットランドのアイラ島で作られる大麦の麦芽(モルト)を原料としたウイスキー)の中で「究極のアイラモルト」と評され、世界中の人から愛されるウイスキーです。このアードベックのファンはアードベギャンと呼ばれ、毎年その集会が行われる程、このウイスキーは愛されています。
そして、このお酒は、私の最も愛するウイスキーです。その理由は、このお酒が私の「お酒嫌い」という価値観を変えてくれたウイスキーだからです。同窓会等でお酒の席で周囲の迷惑を考えず、騒いだり、暴れたりする人を見る機会が何度かありました。当時の私は、お酒のせいで人が変わってしまうと考え、お酒を嫌っていました。しかし、このお酒を私に勧めてくれた人が、人を嫌うのでもなく物を憎むのでもなく、起こってしまったことを悲しみ、再発防止策を考えることが一番建設的だと価値観を変えてくれました。私にとって、このお酒はその信念の象徴と言えます。それゆえに、このお酒が大好きです。
ふわっと香るピート(ウイスキー作りで使われる泥炭)のスモーキーな香りとその奥に感じるビターチョコレートのような甘い香り。インパクトのあるスモーキーな香りが口に広がり鼻を抜ける味わい。そしてさわやかな甘さのある後味が特徴です。強烈なスモーキーさとモルトの繊細な甘さの矛盾が生み出す複雑さはピーティーパラドックスとして親しまれています。
是非一度ご賞味ください。

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