書籍『ヒゲ教授の〈辛口〉就活対策本部―世界一分かりやすい就活』

P:キミが今まで真剣に公務員対策の勉強をしきて、それなりに手応えを持っているならば、僕は専念すべきだと思う。
R:ただ、多くの学生さんに言えることだけど”職業の資質”として、もともと簡単に二股をかけられる職業ではない。特に民間の採用側からみるとね。
E:たとえば”生産性”って言葉がある。極論から言えば求められる生産性が「0」か「100」かってことだ。簡単にいえば、”予算”の中で人のためを考えることと、”予算”を生み出して付加価値を提供し”利益”を生むことの違い。だから職場としての「環境や待遇を求めて」どっちを選ぶかって問題じゃないんだ。
P:一度「真剣に就活をすべき」だ。本当に入社するつもりで受けに行く。真剣じゃなければ時間の無駄。”職業観”ってやつがまだキチンと理解できていないようだから、働くことの厳しさや、やりがい、ビジネスのしくみを肌で感じてくるといい。民間でも公務員でも”受かればそれで将来が決まる”わけではないんだからね。