書籍『ヒゲ教授の〈辛口〉就活対策本部―世界一分かりやすい就活』

P:年末から春先の「合同企業セミナー」はお祭りイベントだ。大手が軒並みでかいブースを構える。学生のモチベーションを上げる効果はあるが、”直接採用”には至らない。ただ、時期ごとに”参加する企業”も、その”目的”を変化してくる。
R:学生のエントリー数を増やすために「興味・関心」をもってもらうことから始まり、大手の選考が佳境を迎えた春以降は参加企業がガラリとかわる。普段、学生の目に止まらない企業が直接会いにくるようになる。
E:「イメージ就活」から抜け出せない学生さんは、せっかくの就活イベントだって何の役にもたたない。会場にはいってから、ずーっとバンフをながめて企業選びをしている学生もいれば、コンセントを見つけて携帯を充電して帰るヤツだっている。どんな企業に興味をもったたらいいかわからなければ、事前に告知されている参加企業を研究してから参加すべし!
P:気になる企業を下調べしていく。そうすると面談ブースにすわってから出てくる質問は全くかわってくる。人事さんも「おっ、この子は・・」と関心をもって接してくれる。そうやって準備万端の動きをしていれば、知識も増えるし、企業の見方も研ぎ澄まされナビの”平面な情報”だって”立体的な企業像”が想像できるようになる。とっとと「イメージ就活」から抜け出すことだ。