書籍『ヒゲ教授の〈辛口〉就活対策本部―世界一分かりやすい就活』

P:調べる上で大切なのは一つの企業をそれ「単体」で見ないってこと。属している業界や関連している企業の中で、その企業がどんな「立ち位置」にあるのかをよく調べて考えてみる。つまり、どんな優位性を持って存在しているかってことだ。
R:ざっくりあてずっぽに情報を探しても量が増えるだけでまとまらない。
E:他には、企業の沿革(歴史)を見ることもおすすめだ。たとえば、社長さんの出身企業がわかったら、その企業を研究する。育った企業風土やビジネスモデルの影響は、やっぱり大きいからね。それから、資本参加や吸収・合併の履歴・支店拡張のスピードや売り上げの増減速度とかね。そして大切なのはそこから自分なりに「仮説(きっと、こうだろう)」を立ててみるってこと。それから説明会に参加して、確認・納得につなげるんだ。
P:企業の概要だけ調べて、自分は「評論家」のままじゃアカン。具体的な仕事内容にまで落とし込まなきゃ、働く意欲も適正も見えてこない。自分が当事者として、その中で何を提供できるかを考えること・・・それを忘れちゃいけない!