スマホゲーム③Deemo
この記事では、音楽ゲーム「Deemo(ディーモ)」について纏めていく。
Deemoは2013年の11月と、かなり前にiOS版が配信されたスマートフォン用音楽ゲームであり、その翌月には
Android版も配信された。有料作品で、追加楽曲を課金して買っていくシステムになっている。
まず、このゲームの概要について説明していく。
Deemoは音楽ゲームというジャンルにしては珍しく、かなり練られたストーリーがある。ある日、ピアノを弾
く真っ黒な謎の人物「Deemo」の頭上のかなり高いところにある窓が開き、そこから少女が降ってくる。Deemoは
ピアノの音色によって伸びる木を成長させ、少女が降ってきた窓まで木を伸ばし、少女を元の世界に戻そうとす
る、というストーリーである。
木を成長させることで探索できる場所が増え、その中で仮面をつけた謎の少女に話しかけたり、探索できると
ころを調べることで、少女がなぜこのようなところに来たのか、Deemoの正体が何なのかが明らかになっていく。
次に、このゲームの魅力について語っていく。
まず、何と言っても楽曲の良さである。どの楽曲も素晴らしいが、特に初期からプレイできる
「Wings of piano」という楽曲は「ピアノの翼」という曲名通り、翼が生えたDeemoがピアノを弾いているイメ
ージイラストで、曲自体もゆっくりと盛り上がり、最後に入るサビの壮大さと開放感がまさに翼で飛翔する様を
表しているように感じた。
また、楽曲単体だけでなく、楽曲とストーリーとの繋がりも大変魅力的である。Deemoの初期からプレイでき
る曲のイメージイラストは、そのほとんどがDeemo一人、または少女一人のものだが、木が成長しするにつれ、
Deemoと少女の繋がり、歩んできた道のりを表すようなイメージイラストの楽曲が増えていく。いずれ木が成長
して窓に届いたとき、少女は元の世界に帰る。そんな別れを惜しんだようなイラストの楽曲もあり、ストーリー
と合わせて見ると涙があふれる。
次に、プレイヤーが曲と一体化できるところが魅力に感じた。これはどういうことか説明すると、他音楽ゲー
ムではノーツを叩くと、叩いたときの効果音がプレイしている曲に反映されるというものがほとんどだと思う。
しかし、Deemoはノーツを叩くと、実際のピアノの音に当てはまる。ノーツを叩くのが遅れると、そこに配置さ
れていたピアノの音も遅れ、ノーツを叩かないでいると、その間の分だけピアノも鳴らないようになっているの
である。そういった点では、音楽ゲームが得意でない人がプレイすると音がガタガタになってしまう難しいゲー
ムではあると思うが、その分ぴったりノーツを叩いて音を繋いだ時の一体感、気持ちよさは他音楽ゲームでは味
わえないものとなっています。
音楽ゲームや、ピアノの綺麗なメロディが好きな方には、このゲームを強くお勧めします。
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