冬の極(きわみ)!福井県で話題沸騰
冬の極(きわみ)!福井県で話題沸騰
この記事では、私の地元の福井県で起きた出来事を中心に書いていこうと思います。今回
のテーマは「越前がに」福井県の冬の味覚の代表格とも言われている越前がにですが、
2020年の冬に大きな出来事がありました。
まず越前がにとは、有名な松葉がにと同じくズワイガニという種類のカニで、水揚げされ
る漁港や漁場によって食味が異なるため、各県ごとにブランド化しているものを福井県もブ
ランド化したものです。福井県で水揚げされた越前がにには黄色い特殊なタグが付けられて
おり他のブランドとは区別できるようになっています。
そんな中、2020年11月6日に福井県内で行われた越前がにの初競りでは、越前がにの中で
最もブランドの高い「極(きわみ)」が水揚げされ、2017年に出た最高値と同じ46万円の
値段で落札されました。去年の2019年に一度も水揚げされなかった事もあってか、競り場
ではマスコミ含め大勢の人が「おー」とどよめいた声を上げていたといいます。
「極(きわみ)」は越前ガニの中でもさらに厳選された個体であり、重さ1.3キロ以上、
甲羅の幅14.5センチ以上、爪の幅三センチ以上と厳しい基準が決まっており、1シーズンに
約0.5%(500匹)程しか水揚げされず、価格も通常で10万円以上する場合がほとんどで、
福井県民でもなかなか手が出せない高級品となっています。
今回46万円の値が付いた越前がにを水揚げしたのは越前漁港で、近くには越前がに
ミュージアムという、福井県近海の神秘を体験を交えながら学べるような施設もあり、まさ
に越前がにの中心とも言うべき漁港でした。私もここには何度か訪れており、近くの店で越
前がにのフルコースを食べたこともありました。塩ゆではもちろんカニ味噌を使った味噌汁
なども出され、地元ならではの味を楽しむことができました。
さらに、2020年10月には県内主要観光地の観光客入り込み数が前年同月比約1.2%
増加し、「GO TO キャンペーン」の効果によって需要が高まったこともあって越前が
にの価格が高騰し、11月の越前がにの漁獲金額が10億円を超え過去最高額を記録しま
した。
福井県では「Go To」を使った県内宿泊者への旅行代金35%引きに、県が
独自に15%引きを上乗せする「ふくいdeお得キャンペーン」も実施しており
(~2021年3月末まで)さらに福井県の魅力を感じることができるようになってい
ます。
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