書籍『ヒゲ教授の〈辛口〉就活対策本部―世界一分かりやすい就活』

P:エントリーシートで「自己PRの基本形」をつくっても、全ての企業が同じ個性を求めているわけではないので意味がない。山ほどのエントリーシートを書かなきゃならない就活だから、気持ちは大いにわかる。でもね、相手の心に届くってのは本当に不思議なモノ。とくに手書きの文章は「考えながら書いたか」「見ながら書き写したか」すぐにわかってしまう。
R:面倒でも1社、1社、思いを浮かべて書く。就活を乗り切るために、サンプル例文とか、過去の内定者の見本だとかがあるけど、それが内定の決めてになるなんてことはありえない。
E:エントリーシートは「御社に入りたい」から出す書類。だったら、やっぱり熱いものが感じられないとね。求人広告の内容をもう一度良く読む・・・見るんじゃなくて読む。掲載写真の中の先輩の人物像や背景、人事さんのこだわりの文言、今主力の事業、これから伸ばしていきたい分野・・それらを感じるまで読み込むこと。そこに対して「私はこういう者だから・・・採ったほうがいいですよ!!」でしょ。
P:履歴書やエントリーシートは”初期選考を通過するために書く”のではなくて、”内定がでたら入社する”・・・そんな思いがどこまで伝わるかを表現するもの。それができたら、学歴や専門性を超えた「通過」だって可能になってくるんだ。つまり「この学生に会ってみたい!」って気持ちが生まれる。