TGS出展インディーズゲーム紹介その9:ジラフとアンニカ
こんにちは、インターン生の池田祐樹です。
今回で9回に渡っておこなったインディーズゲーム紹介も最後となります。
名残惜しくもありますが今回も今まで通り東京ゲームショウで私が体験したインディーズゲームについて紹介していきたいと思います。
最後に紹介するゲームは私が体験した中でも一押しである『ジラフとアンニカ』というタイトルのゲームです。
このゲームは記憶を失っている主人公のアンニカという女の子が島のあちこちを探索や冒険して謎を解き明かしていくといった内容の3Dアドベンチャーゲームです。ゲーム進行自体は綺麗で可愛らしい3Dグラフィックの中で展開されていきますが、ストーリー進行は漫画風の独特な演出で展開されていきます。タイトルにも書いてある主人公のアンニカと、その彼女が出会った少年ジラフを中心とするキャラクター達の性格や可愛らしい見た目も相まって表現をコミカルに話を盛り上げ楽しく見ていくことができます。
システムとしての特徴的な点はアドベンチャーゲームとしてのパートに加え、リズムアクションゲームとしてのパートが盛り込まれた2重構造となっていることです。基本的にはアドベンチャーゲームとして島の自然や建物の中を探索してみたり、ストーリーに沿って全部で5種類あるダンジョンを攻略していきます。ダンジョンでは進むごとに危険な仕掛けが様々に置かれていますが、探索としての移動しか使えないプレイヤーは時には泳いだりジャンプしたりしながらうまく仕掛けを躱して進んでいきます。私が体験した際は1つだけでしたが、ダンジョンを攻略するごとに何かしら新しいアクションを得ることができるらしいため、探索を進めるごとにできることが増えていきどんどん楽しくなっていくでしょう。
そして各ダンジョンの奥地まで進むとボスが出現し、そこでリズムアクションパートに移って対決することになります。プレイヤーの左右にサークルが置かれ、ボスから放たれる球体などが飛んでくる方へ左右移動で近づきサークルが重なった瞬間にタイミングよくボタンを押していくというシンプルなもので、誰でも遊びやすくも音楽とかみ合ったリズムアクションらしい気持ちよい演出を楽しめます。
他にも島のあちこちには猫の絵が入った宝箱が置かれており、収集することで様々な景品がもらえるといったおまけ要素もあります。全体的なシステムはシンプルでアッサリした印象も受けますが、島の構造が綺麗な3Dのグラフィックで作りこまれていて眺めているだけでも楽しいので、ストーリーに沿って冒険するだけでなく、宝箱を探すついでにでも純粋に探索目的としてでも島の隅々まで探検してみるのも楽しいゲームであると思います。
公式のPVではアンニカが躍っているシーンなどの先が気になるような謎要素があり、漫画演出やリズムアクションなどいろいろな要素が盛り込まれているゲームなので、機会があればぜひプレイしていただけたらと思います。
それでは、これでゲーム紹介を終わりにしようと思います。これまで紹介したものも含めいかがでしたでしょうか。
これを機にインディーズゲームに興味を持ってくれる方がいたらとてもうれしいです。
興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。