ゲーム会社起業の秘訣その2「アクイリス」(後半)

こんにちは、インターン生のファビオです。

そういう資格がないながら前回はゲーム会社を起業するときの難関やadvergamesと仕事の意識に関して少し話してみましたが。
今回はadvergamesを主力として、ブラジルのゲーム業界の有力のある大手企業として定着したAquirisを紹介します。

2007年、ブラジルの南にある、リオ・グランデ・ド・スル州、ポルト・アレグレ市に設置されて、建築企業の下請けとして3d模型や図形などを作成する会社として誕生しました。
その内ゲーム業界に進展して、advergamesの作成に取り掛かりました。取引先はコカコーラやブラジル人なら知らないわけがないグローボ(ブラジルの一番大きいテレビ放送局)など名高い企業もあります。Aquirisの従業員数は約70人、ブラジルのゲーム業界の基準で非常に大きい数と見られます。ゲームは50作品もの以上も作ってきて、一年の収益は約500万ドル。
当初はadvergamesばかり作ったものの、会社の財産が増えたにつれて、会社のオリジナルタイトルにも挑戦できるようになりました。

こちらのHPにいくつかの例があります。
https://www.aquiris.com.br/

ところが、ゲーム業界でのAquirisの評判は賛否両論。会社として成功の例であることは言わざるをえ得ないが、業界の人の一部に「利益だけを求めている企業」というレッテルを貼られた。
ブラジルのゲーム業界はまだ若く、中小企業やインディゲームクリエイターが大半を占めている。現状を覆さなきゃと企業の発展を図っている。その目的を発達するには、国内だけではなく、世界中にブラジルの企業の名前を知らせるのは第一課題と主張して、各作品に全財産をかけて、ファイナルファンタジーの覚悟で、常に名作を目指そうとしています。
その人たちにとってはAquirisが何もリスクを冒さずに安定にやっていける現状はどうしても癪に障る。

その評価に対してAquirisは自覚しているつもりで、ぼちぼちオリジナルタイトルの制作にも取り組んでいる。「Aquirisはブラジルゲーム業界にて有力な企業であり、業界全体の発展を目指すべき。ですが、Aquirisがここまでやってこれたのは間違いなくadvergamesのおかげです。そのことだけは忘れなきゃいけない」と社長が主張しました。

私としてはゲームでありなんであり、お金は欠かせないのでAquirisの姿勢を理解できる。
業界の発展ひいてはAquirisのためにもなるので、Aquirisからもっと業界のための働きを求めているインディクリエイターの気持ちもよく共感できる。

どこまで衆のため自分を犠牲にするがいいか、ましては会社の立場だとしたら。
その質問の答えを考えながら今回はここで終わります。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ゲーム会社起業の秘訣その1「アドゲーって何?」(前半)

こんにちは、インターン生のファビオです。

ゲーム会社はどうやって儲けるって考えたことありますか。面白いゲームを作って店に出して客が買ってくれるって簡単な話ではないですよね。
制作するための資金を確保したり、顧客が求めるゲームを分かるように色々な調査をしたり、うまく広告したり、地味に会社を回すための作業など、制作以外の作業や要因は大量あります。全部のパーツを揃ってはじめて、制作に関わる人が自由に、ある程度思うがままに面白いゲームを作るに尽くすことが可能になる。

ところが、ブラジルはその環境はまだ整えていません。大学を卒業して、起業する人は結構いる。自分の貯金で会社を立てて、何ヶ月かけて上手に一つのゲームを仕上げた挙句、思った以上販売がうまくいかない。会社が赤字になって倒産してまう。ちなみに、作ったゲームはよくできてって、おもしろい。普通に売れるはずのゲームはいくつかある、それにしても売らない。それだけではなく、その人たちは闇雲にゲーム業界に飛び込んでいるわけではない、自分なりに業界の仕組みを勉強して、客の声を聞こえるようにしてて、会社のわずかな財産を費やして広告代理店までを使っている。

会社を作るには最初の3年ぐらいは一番厳しいって起業に成功した人はよく言う。それはブラジルだけではなく、日本にもある程度あると思う。
では、どうやってその最初の時期を乗り越えるか。

日本ではあまり聞いたことないですが、ブラジルのゲーム業界ではよく知られていて、絶対売れるあるゲームのジャンルがある。
Advergameって言う言葉は聞いたころありますか。Advergameというのはある起業のブランド、サービス、商品、キャンペーンなどを促進するためのゲーム。
絶対売れるって言うより、業者として大手企業から依頼を受けて、契約を結んでるので、売り上げ関係なく、ゲームさえ仕上げれば絶対お金が入る。
会社として虫がいい話ですよね、じゃ、そのAdvergameというものをいくつ見てみましょう。



あまり。。。面白くなさそう。。。ですよね。。。
Advergameは確かな収入方法ながら、開発者として制限が多すぎて、予算も足りなく、名作はまず作れない。
若きブラジル人デベロッパーはその真実を知り尽くしていて、起業したらAdvergameだけは絶対いやだって言って、自分がずっと夢に見ていた新しいドラクエなどを作るに挑んでみて、上記のように失敗してしまう。ようするにゲームをビジネスとしての自覚が足りない。

今回はここで終わりますが、次回はAdvergameを土台にして起業に成功した会社の例をいくつか挙げようと思っていますので、是非また読みに来てください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ザ・モアー・ザ・メリアー

皆さんこんにちは、インターン生のファビオです。

前回はStarlit Adventuresを紹介しました。
今回紹介するのはブラジルゲームショウだけではなく、パックスウエスト(Pax west)、ゲームコネクションアワード(Game Conecction Awards)など様々なイベントに選出されて、9回も受賞した作品です。ちなみに、去年東京ゲームショウのインディゲームコーナーに展示されましたので、プレイした方もいらっしゃるかもしれないですね。

No Heroes Here(ノー・ヒーローズ・ヒア)。
ブラジル、サン・パウロ州に在地しているMad Mimic Interactive株式会社が制作した作品です。中世ヨーロッパを設定にし、懐かしいピクセルアートを駆使して描かれた物語です。

「No Heroes Hereの世界、ノーブランド王国には、タイトル通り、もう勇者がいない。次へ次へと敵軍に倒されて、今ノーブランドを救えるのは勇者でもなんでもなく、一般人の君だ。重任ではあるが、自分の手に余っているとは思わないでください、一人じゃないんですから。助太刀3人と頼りになる発砲もついているから。」というわけのわからいゲームです。

普段は一人でプレイすることが多く、戦略を重視するタワーディフェンスジャンルなんですが、今回は2~4人の協力プレイによって、作戦だけではなく指示の出し方やプレイヤー同士のコミュニケーションを促すゲーム。
敵軍が人海戦術で襲ってきて、城を守るのにやらなきゃことがありすぎて、仲間に信頼するほかない。でも人は人だけに、よっこ失敗するものですね。「お前、なんでこっちに発砲作ったの?あっちって言ったでしょ?あっちあっち」「指示ばか出せないで、自分もなんかやって」「やってる、やってる、やりまっくてる~」など友達との口喧嘩があれば、お互いに協力し合って、難関なステージ一をクリアしたりすることもある。
私が思うのは「一人ではとてもきないことは確かいっぱいにある、そのとき遠慮せず、誰かを頼りにすればいい」というのはこのゲームのメセッジ。
ゲームは遊びですけど、遊びだけではない、時々このような教訓を学べるなら越したことはない。

今回はこれで以上です、最後は変なシリアスな話になってしまい、申し訳ございません。次回からは気を取り直していつもの乗りで行きましょう。
興味のある方はSteamにて販売されているので、友達を集めて遊びましょう「The More The Merrier」。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

地面に穴を掘り続ければブラジルに着きます!!!

皆さんこんにちは、インターン生のファビオです。
前回に引き続きブラジルのゲーム業界について話したいと思います。

毎年日本に東京ゲームショウがあると同じように、南米にて最大ゲームイベントを誇るブラジルゲームショウがあります。
去年そのイベントに展示されて、注目を浴びたブラジル産ゲームがいくつかあって、この記事ではその中のひとつを紹介していきます。

https://www.youtube.com/watch?v=f0X8W9ctGDI

2015にRockhead Gamesさんが作ったスマホ用の縦スクロールパズル/アドベンチャーゲーム、Starlit Adventuresです。
「待ってファビオ、それおかしくない?どうして2年前に作られたゲームが今話題になってる?」と思ってしまいますね。実はスマホ版の好評につき、今度はなんと、ps4版が決定されました(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ。
「話が違うんじゃないですか、前回の記事では家庭用ゲームが作ってないって書いてあったよね?どういうこと?」というつっこみに対してちょっと前回の訂正します。ゲームの計画時点では家庭用ゲームを作ろうということは少ない反面、パソコンやスマホで人気を得てからps4などへ移植するパタンが増えてきた。

ではやっとStarlit Adventuresの紹介に入りましょう。
Starlit Adventuresは悪党のヌルが夜空の星を全部奪って、地下の奥底に埋めて隠した。主人公のボーが巨体なモグラ系動物キッキに跨って、穴を掘ってゆき、星を取り戻しに行くというゲーム。

キッキは土や雪など、柔らかい地面は掘れるけど、鉄や固い岩などをうまく彫れないので、そういったブロックは押したり引いたり、敵に壊してもらったりして道を切り開きます。「どういうブロックを彫ればいいか、どういうブロックを、どういう順で押していけばいいか」を考えさせられるときはゲームのパズル要素が醸し出します。
実はキッキはもう一つの弱点があって、巨体怪獣だけにそれほどの体重があるので、うまく跳べない。プレイヤーがそういったキッキを欠点を考慮しながら、敵を倒したり、避けたりしてゴールを目指していくのもそのゲームのもう一つの面白さ。

主人公のボーはただキッキに乗っているわけではない。ステージ内で結晶を集めて、ゲームショップで売っている衣装を買ったら、ボーの色んなスキルが解除されます。

例えば、アーチャースーツを装備して、弓矢で敵を打ち倒したり、ボンバースーツを装備して、爆弾で敵を飛ばしたりする。
改めて見ると、このゲームシンプルなコンセプトを使う反面、色々な遊び方がありますよね。

今回はStarlit Adventuresを紹介しました、ゲームは無料なのでプレイしたい方は気軽にダウンロードしていただければと思います。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ブラジルゲーム業界の紹介

皆さん初めまして、インターン生のファビオと申します。
この記事シリーズでブラジルのゲーム業界の様々な面を紹介していきたいと思います。

始めは、経済的にブラジルはどうなってるんですか?ブラジルでは本当にゲームを作ってるの?ブラジル人はゲームを買うの?などなどの質問を答えいきましょう。
業界の利益に関しては詳しいデータは私もわかりかねますので、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

引用元:https://www.tecmundo.com.br/video-game-e-jogos/106554-china-supera-eua-torna-maior-mercado-games-mundo.htm

上記のグラフはNewzooが調査した2016年度の世界中ゲーム業界の利益。
このデータによると、残念ながらブラジルは今回トップ10には入りませんでしたが、10億ドルの利益を見事におさえました。トップ3位との差はまだまだ非常に大きく、埋められないほどですが、8位とは大した差ではないので、近い将来にブラジルがゲーム業界の中で大事な位置を持つようになると期待できますね。
是非日本のゲームメーカーも今後ブラジルへのローカライズや進出を検討していただければと価値があるなんじゃないと私は思います。

ブラジルのゲーム会社に関しては、ブラジルゲーム組合ABRAGAMESによると、2008に43社が登録されました。6年間にかけて、その数が130までに上り、最新データによる今は約300社もあります。
私がしている限りではその会社のほとんどは下請けの中小企業、主力製品はスマホゲーム。最近STEAMにゲームを投稿しやすくなったに伴って、パソコンゲームの割合も伸びています。ですが、卓上ゲーメ機用ゲームの制作はまだほとんど行っていません。

2015の任天堂のブラジルの家庭用ゲーム販売の撤退やゲーム海賊版の問題などによるブラジルの悪評はまだ残っていて、そもそもブラジルはまだ途上国なので、貧富の差も激しいく、ブラジル人はゲームにお金を使う余裕がないというイメージが強い。その状況が変わったきっかけはやはりスマホの普及やマイクロトランザクション(アイテム課金)などの影響があってからこそ。あとは、公式バージョンを買えるようになり、ここ数年海賊版の問題もだんだん減ってきて、ゲーム市場の収益がまだ伸びていくと見られます。

今回は大まかな事情の説明をしてみたんだが、どうでした皆さん、すこしでもブラジルに興味を持つようになってくれたら嬉しいです。
次回からブラジルの会社が作った作品を紹介していくと思いますが、是非また読んでいただければとおもいます。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。