今回は「ジャングリラ」というボードゲームについて紹介していきます。
このゲームは2人から5人で遊べるボードゲームです。
このゲームの目的は、探検家のプレイヤーが森の奥深くにある財宝を見つけに行くことです。
基本的にはすごろくのような物になっています。
まずは冒険隊カードを取りましょう。
次にA、B、Cと書かれたカードを見てください。
このカードは発見物カードといいます。
発見物カードがすごろくでいうマスになります。
A、B、Cはそれぞれ、森の深さを表しており、分けた状態で混ぜましょう。
その後、説明書にある表に従って使用しないカードを取り除きます。
スタートカードとゴールカードを並べ、その間にAから表にして順に並べていきます。
隣り合うカードが何かわかればいいため、途中で曲がったり、3段に並べてもかまいません。
馬車の絵のカードは後で使用しますので、横に避けておきましょう。
次に中央に1から3の数字があり、裏面が宝石のカードを見てください。
これは財宝カードです。
また、これによく似ていて、両面同じで、数字が赤い3のカードがあります。
これは終了カードといって、このカードを引いたらゲームが終了に向かって動いていきます。
終了カードを除いた財宝カードは裏向きでシャッフルした後、説明書に従って上の山と下の山に分け、その間に終了カードを入れます。
次に冒険隊カードと同じ色の駒をスタートカードの上に置きましょう。
最後に赤い巻物の絵のチップ「書状」を2個、青い丸太の絵のチップ「木材」を1個、緑ののこぎりなどの工具の絵のチップ「道具」を1個、黄色のパンの絵のチップ「食料」を1個各プレイヤーに配り、準備完了です。
次にゲームの進行についてお話します。
初めに順番を決めます。
この時最初にプレイすることになったプレイヤーに「StartPlayer」と書かれたカードを配ります。
ゲーム終了時に目印となるため、誰の物かわからなくならないようにしっかりと持っておきましょう。
特殊効果がない場合はさいころを4個受け取り、それを振ります。
さいころは2回まで振りなおすことができ、出た目をキープすることができます。
また、キープしていたさいころを振りなおすこともできます。
例えば、1回目に振ったときに1つさいころをキープし、2回目を振りました。しかし、1回目にキープしたさいころを振りなおしたい。と思えば、キープしていたさいころを振りなおすこともできます。
ただし、書状のみ例外で、出てしまったら必ずキープしなければいけませんし、振りなおすこともできません。さらに、書状が2個以上出てしまった場合は、それ以上振りなおすことができません。
特殊効果でさいころを増やすこともできますが、たとえさいころ10個を振ったとしても振り直しストップになるのは2個ですので、さいころが増えることによって欲しい目が出やすくなるかもしれませんが、振り直しができなくなってしまう可能性も増えますので、戦略的にさいころの数を増やしましょう。
さいころの目が確定したら、次に「資材・書状調達フェーズ」に移ります。
このフェーズでは2種類の選択肢から片方を選択する必要があります。
1つ目はフェーズの名前の通り、資材・書状を獲得することです。
資材とは書状以外のチップのことです。
こちらを選んだ場合は、まず初めに資材を受け取ります。
この時、出た目の資材全てをもらうことはできません。
資材のもらい方は「1種類に限定してもらう」と「1個ずつもらう」の2種類あります。
1種類に限定してもらう場合は選んだ資材の出た目の合計の個数だけそれが手に入り、それ以外の資材は獲得できません。
1個ずつもらう方法では、1種類が複数個出ていたとしても、1個しかもらえません。
どちらもメリット、デメリットがありますので、状況に合わせてどちらももらい方をするのか宣言するとよいでしょう。
次に書状を受け取ります。
書状は1種類に限定して資材を獲得していたとしても、1個ずつもらっていたとしても出ていれば1個、出ていなければもらえないというルールになっています。
2つ目の行動は休憩です。
休憩では、他の資材やこの後の行動すべてを破棄して、書状を大量にもらう行動です。
出ている書状の個数+2個の書状を獲得できます。
書状は、冒険隊カードの裏に使い道が書かれていますが、様々なことに使用できます。
そちらを参考にどちらの行動をとるか決めるとよいでしょう。
次に「移動・発見フェーズ」です。
このフェーズでは自分の駒を移動させたり、資材を使用してマスを獲得したりできます。
ただし、前のフェーズで休憩を選択しているプレイヤーはこのフェーズを飛ばして、次のプレイヤーにターンが移ります。
移動と発見行動のできるフェーズで、どちらを先におこなっても問題ないです。
まずは移動から解説します。
移動は先ほど振ったさいころの足の数で決定されます。
片足なら1マス、両足なら2マス進む必要があります。
また、この途中で発見行動や、途中で止まってしまうことはできません。
必ず出た目の数だけ進む必要があります。
ただし、この行動は無視しても問題ありません。
進むか進まないかはプレイヤーの判断にゆだねられています。
次に発見行動について解説します。
発見行動は、自分の今止まっているマスを買うことのできる行動です。
マスを購入するときはまずそのますに止まっている駒をすべて次のマスに進めます。
次に左上に記載された必要な資材を支払い、そのカードを自分の手元に置いておきます。
ここで取得した発見物カードは全員に見えるように置いておく必要があり、要求されれば見せなければなりません。
このようにしてターンが進行していき、誰かがゴールに到達したとします。
まず、ゴールに到達したら財宝カードを上から1枚引きます。
今後そのプレイヤーはターンが来るたびに1枚財宝カードを上から1枚引くことができます。
また、さいころを振った後に「財宝発掘フェーズ」というものが追加されます。
財宝発掘フェーズは、確定したさいころの目を見て、3個のセットが作れた場合に財宝カードを1枚引くことができます。
複数のセットが作れる場合は複数枚引くこともできます。
その後、通常通りに手番を行いますが、移動はできませんし、自分の下はゴールカードですので、そのままでは発見はできませんが、遠隔地での発見等、書状を使用してさらに得点を稼ぐこともできます。
このようにして終了カードが引かれた場合、「StartPlayer」カードを所持しているプレイヤーの前までいつも通りにプレイをし、ゲームが終了します。
つまり、全員が同じターン数を行うということです。
ここから得点の計算に入ります。
説明書を読み、以下の合計点を求めてください。
・発見物カードの勝利点
・財宝カードの勝利点
・荷馬車の勝利点
・大学教授の発見物カードの効果
・発見物の種類ボーナス
これらの合計がそのプレイヤーのスコアとなり、これにより順位が決定いたします。
また、同点だった場合の順位決めも書かれているため、そちらを参照して順位の決定をしましょう。
以上でゲームが終了です。
ルールが少し複雑で、物の種類も多いため、ルールを覚えるのが少し難しいかもしれませんが、遊んでみるととても楽しいので、ぜひ遊んでいただきたいです。