じんわり広がるキノコブーム!書籍紹介


第10回 じんわり広がるキノコブーム!書籍紹介
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
最終回となる第10回は現在ゆるりと展開しつつあるキノコブーム、その立役者であるキノコ本を紹介します。
これまでの記事を読んで、キノコワールドに踏み出しつつあるそこのアナタ!これを買えばトリコになること間違いなしです!

・キノコの実物を楽しむために
キノコワールドに踏み込んでいただくには、まずは現物を見ることが一番でしょう。
ただ、山に入っても初心者がキノコを見つけるのはなかなか骨が折れること。
というわけでまずおススメする書籍は、現物と解説が読めるキノコ図鑑です。山と溪谷社刊行の『日本のきのこ』を超おススメします。
キノコマニアのバイブルであるこの本の特徴は、原色鮮やかなキノコの写真をこれでもかという程に大きく掲載していることです。
これまでのキノコ図鑑のほとんどが乾燥品や観察絵図を掲載しており、生物学的にお堅いものであったのに対し、
この図鑑は自然そのままのキノコを写して、鑑賞品としてキノコの美しさを世に示しました。。
アマチュアのキノコ写真家を多く輩出したこの本は、平成のキノコブーム立役者ともいわれています。
キノコの解説もなかなかに詳しく、傘やヒダといった形状から発生する森林の種類と時期までが載せられており、
森で見つけたキノコの種類同定にも役立てる逸品です。
ただ大型版であり、キノコ観察の持ち運びにはちょっと適さないかもしれません。
そんな時は同じ山と溪谷社の『ヤマケイポケットガイド15 きのこ』がおススメです。
サイズ、重さ厚みのバランスがまさに手のひらサイズで、掲載された写真もレベルが高く眺めているだけでも楽しい逸品です。
『日本のきのこ』は1万円ほどとすこしお高いですが、こちらは1,500円のお手頃価格です。
キノコを見たい人、現物を観察したい人はぜひ購入して眺めてほしいです!

・キノコワールド入門書籍
続いてはこの記事を読んでもっとコアなキノコ知識を身に着けたくなったこの記事の読者向けの本です。
知恵の森文庫より『キノコの不思議』『きのこの迷宮』この二冊の文庫本がキノコオタク入門本として最適でしょう。
『キノコの不思議』は各界の著名人によるエッセイのアンソロジーとなっており、菌類学者からキノコ狩りの名人、漫画家に作家まで、
多方面から見た多彩なキノコの世界が読める作品です。
国立科学博物館の主任や手塚治虫先生というネームバリューのある人々のお話も読める、内容の濃いマニア本となっています。
『きのこの迷宮』は、キノコにハマり仙人の愛称で呼ばれるようになった世界的画家が、キノコのあれこれについて語る本です。
ハマったきっかけ、初めてのキノコ狩りから、キノコの面白不思議エピソード、フルコース料理にグッズ紹介まで
キノコワールドをわかりやすく、面白く紹介した入門向けの一冊です。
今回のキノコ記事も、この両者から学び引用した内容が多く含まれており、私がキノコワールドにのめり込むきっかけにもなりました。
両方とも文庫本で700円ほどでお求めできます。この記事以上にキノコを知りたくなった人はぜひ読んでみてはいかかでしょうか。

他にもまだまだ紹介したいキノコグッズはまだまだあります。始めに紹介したガチャポンですとか擬人化ですとか
惜しいところですが、制作時間もそぞろなのでここらで閉めたいと思います。
今回が最後となりますが、キノコの魅力はまだまだあります!
紹介しきれなかったものは、今後皆さんが目にし、楽しまれる世界となることを切に願っています。
それでは、キノコの世界をご堪能いただきありがとうございました!。

海外で有名なきのこ おもしろ編

【#09,動物,20201001】海外で有名なきのこ おもしろ編
第9回 海外で有名なきのこ おもしろ編
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
前回に引き続き、第9回も海外で有名なキノコを紹介します。
今回は食材としてではなく、毒や他の特性で有名なキノコを解説します。

・幸福を呼ぶキノコ
真っ赤な姿に白の斑点、どこかの異世界から来たのか。そんな姿のベニテングタケです。
キノコを語る上で絶対に外せない存在であり、絵本やアニメ、ゲーム等にも登場するキノコの中のキノコ。
寒冷地域によく生えるためヨーロッパでは身近な存在であり、幸福を呼ぶキノコとしてクリスマスカードや切手にも用いられています。
毒々しいその見た目通り、毒を持ちます。毒性は体が2倍に膨れ上がり…… ではなくてオーソドックスな嘔吐と下痢。
イボテン酸という毒を持ち、悪い酒酔い状態を引き起こします。
一部では幻覚が見れるといった記述がなされていますが、酩酊状態で起こるバッドトリップなので期待しないほうがよいでしょう。
死亡例は非常にまれで、致死量は5キロとのこと。ただし、第2回で紹介した「死の天使」ドクツルタケと同じ成分であるムスカリンを
微量ではあるものの含むため油断はできません。
よくみるとドクツルタケと形が似ています。実は同じ科に属する種類で、テングタケ科に属します。
テングタケ科は平たい傘、長くて細い柄を持っており、そのほとんどが毒性を持ちます。
公園や道端によく生える種類なので、見かけたら友達に「これ毒キノコやでー」と自慢しましょう。毒がなく食用な種類もいるけど。
因みにベニテングタケの有毒成分であるイボテン酸は、グルタミン酸の10倍以上の旨味を持っており
勇気をもって食した人によると「もの凄くうまい」そうです。(その後嘔吐と下痢)
ドクツルタケもこの成分を持っており、貴重な生還者が「あのキノコは美味かった…」とうわ言のようにつぶやいたとか。
毒抜きして食べる地方もあるそうですが、イボテン酸そのものが毒であり旨味なので、残念ながら本来のパワーを味わうことはできません。
さらに余談ですが、イボテン酸はハエにとっては強力な神経毒で、ハエトリタケの異名もあるとか。

・なぜそこまでして食べるのか
フィンランドで食用とされ調理されている毒キノコ。シャグマアミガサタケです。
アミガサタケの名前が付いていますが、全く異なる種類です。
猛毒を持ち、嘔吐と下痢、肝障害に脳浮腫、消化器官の出血、最悪死に至りますが、このキノコの学名は「食用になる」です。
なぜなら、主な有毒成分がアミガサタケも微量持っているヒドラジンだからです。茹でこぼすことで毒成分がなくなるわけです。
ただし、きちんとした調理法をしなければ死人が出ることになります。
ヒドラジンは加水分解するとメチルヒドラジンというロケットエンジンの燃料にも使われている物質に変わります。
このメチルヒドラジンは沸騰させると簡単に気化します。
気化します。これを吸い込むと中毒します。煮汁にも溶出します。
というわけで、煮沸作業中は調理場を十分に喚起し、残り汁や乾燥品の戻し液は絶対に調理に用いないこと。
フィンランドでは毒抜きしたものをオムレツ、ソテー、肉料理に使うベシャメルソースの材料として使用するそうです。
スーパーには缶詰も売られており、煮沸処理済み、そうでないものが売られているとか。危なすぎる。
まぁ、まぁですよ。日本でも内臓に超強力な神経毒を持つ魚を専門の資格までとって調理する文化がありますし、似たようなものですって。

以上、海外で有名なキノコたちでした。
キノコが熱帯等ではあまり発生しないという理由もあり、
ヨーロッパ中心の話題ばかりになってしまいました。まぁ、それほど欧州ではキノコが愛されているのです。
気候が似ているため、紹介したキノコは全て日本でも見ることができます。
近年じわりと進んでいるキノコブームの影響で、今後これらのキノコが脚光を浴びる日がいつか来るでしょう。
次回では、そんなキノコブームを支える書籍やグッズの数々を、私の持つ実物も添えて紹介したいと思います。
では次回、ひっそりと忍び寄る流行の先端を先取りしてもらいます。

海外で有名なきのこ おいしい編

第8回 海外で有名なきのこ おいしい編
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
第8回と第9回は国内ではあまり知られていませんが、海外では超有名なキノコを2回にわたって紹介します。
まずは食用として有名なキノコを紹介します。キノコといえば食材ですからね!味も記載しておきましょう。

・海外では有名春キノコ
英語でモレル(morel)フランス語でモリーユ(morille)イタリア語でモルケッタ(morchetta)ドイツ語でシュパイゼ(Speise)
欧米で古くから食用キノコとして親しまれるキノコ、それがアミガサタケです。
春先に生える5~12cmのこのキノコは主にヨーロッパで香り高い高級食材として珍重されてきました。
特に生クリームやバターとの相性が良く、グラタンやシチュー、ソテーにフライの素材として調理されています。
北半球の温帯気候ならどこでも自生し、日本でも見かける種類ですが食用としてはあまり周知されていませんね。
高級食材として人工栽培の模索は長年行われており、2010年代以降に安定した栽培法が確立しつつあります。
中国で2018年から栽培を行っているそうですが、需要が多くまだ高価で取引されているとか。
また、つい最近日本で竹林での林地栽培に成功したそうで、近々日本でも楽しむことができそうです。
因みに微量ですがヒドラジンという毒を含んでいます。加熱処理でほとんどなくなるので気にせずに。
まぁ豚とか生で食べれば毒ですし、そんなもんですよ。

・トリュフ、マツタケ、ポルチーニ
ヨーロッパのどの国でも愛されるキノコの王様、ポルチーニことヤマドリタケを紹介します。
イタリア語で子豚を意味するこのキノコは名称通り、丸々と膨らんだ愛嬌ある姿をしています。
ナッツのような濃厚な香りと強い旨味、しっかりとした肉質から
パスタソースやリゾット、ソテー、マリネ、オイル漬けなど様々なレシピがあり、ヨーロッパでは日本のマツタケのように好まれています。
そのマツタケと同じく樹木と共生する菌根菌であるため、栽培は難しく現在でも自然発生品しか流通していません。
日本でも発生しますが、公園など身近な環境に自生することや、キノコの旬とは異なる真夏に発生するため食習慣がありません。
近年のキノコブームでたまに販売されるようになりましたが、大抵は海外から輸入した乾燥品だったりします。
トリュフ、マツタケ、ポルチーニと栽培不可の高級キノコ三種は、もし栽培できれば大金持ち間違いなしです。
ところで余談ですが、マツタケはその実、海外では全くの無名キノコだったりします。
日本人には愛されるあの香りは海外では受け入れられないようで。

なお、期待している方には申し訳ないですが、野生のおいしいキノコはこの記事内で紹介しません。
カンゾウタケとかヌメリスギタケとかありますけど、野生のキノコを食べるのはおススメしませんし
そもそも筆者がキノコ食べられないので…(単純な好き嫌い)
まぁ気になった人は各自で調べるといいと思います。

というわけで第8回、海外で有名な食用キノコでした。食文化の広まりと共に、こういったキノコの輸入や専用レストランも増加傾向なので、
もしかしたら将来、フレンチやイタリアンの料理で見かけるかもしれません。
その時は野生の姿も想像しながらおいしくいただきましょう。
次回も引き続き海外で有名なキノコ、知名度やその文化ならではの使用法などから紹介したいと思います。
では次回、異文化のキノコ豆知識を吸収してもらいます。

神秘のキノコ 冬虫夏草

第7回 神秘のキノコ 冬虫夏草
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
第7回はキノコの中でも謎な進化を遂げた冬虫夏草について紹介したいと思います。

・そもそも冬虫夏草とは
冬虫夏草は虫に寄生し、宿主の体内で栄養素を吸収しながら成長してキノコを作る菌類の総称です。
宿主を生かしたまま成長し、キノコを作る段階になると宿主を食い破りキノコになるという特徴を持ちます。
冬は虫、夏は草の名称はここからきています。虫の姿を残したまま生えるので見た目は割とグロテスク。
日本ではセミから生えるセミタケが有名ですが、他にも蛾のサナギやクモ、ハチやトンボに寄生する種類もあり、
世界で約500種類が確認されています。近年新種が発見されており、2017年には栃木県で30~40種類もの新種報告がありました。
漢方薬としての効能が知られており、免疫増強や滋養強壮作用、抗ガン作用などがあるようです。
中国ではアンチエイジングや美容のため歴代皇帝に重宝され、莫大な予算を投じて探し求めたとか。
総じて珍しい種類であり、あまり見かけないキノコなので現在でも1gあたり1万円といった高額で取引されていることもあります。
宿主である虫への寄生プロセスなど、冬虫夏草はキノコの中でもまだ解明されていない生態が多く研究が進まれる分野です。

・冬虫夏草代表セミタケ
そんな未開拓多き冬虫夏草の代表格がセミタケです。
セミタケはニイニイゼミの幼虫に寄生する冬虫夏草で、4~6mmの棍棒のような形です。
ニイニイゼミがそもそも近年減少しているため、セミタケも京都府のレッドデータブックに登録されるぐらいのレア種です。
このキノコは寄生後成長のメカニズムがよくわからないキノコで有名でして、
キノコとして地表に顔を出すには、セミが羽化手前になり地面に近づくまで待つ必要があります。
しかしこのキノコが胞子を飛ばしてセミにとりつくには、地面に埋まっている状態ではできません。
つまりセミが木に卵を産み、孵化して地面にもぐる。このタイミングでしかセミタケは寄生できないのです。
さらにセミは地中でゆっくり成長し、終齢幼虫になるまでおよそ7年かかります。
この7年間、寄生したキノコは幼虫を殺さず栄養を取り続け、7年後にやっと宿主から出てくるのです。
いまだにこの仕組みは解明できていません。不思議な生き方を選んだものです。

・虫を操るキノコ
カタツムリを操る寄生虫が一時期話題になりましたが、キノコも同じ芸当ができます。
アリに寄生する冬虫夏草であるアリタケ類は、寄生したアリをゾンビ化して繁殖に適した場所に誘導する性質を持ちます。
このキノコに寄生されたアリは肉体を乗っ取られ、まず無作為な行動をさせたのち葉や枝の下肢に噛ませた状態で死を迎えます。
その後アリの頭部からキノコを伸ばし、地面にいるアリたちに向かって胞子を放出するというサイクルを形成しています。
実際、アリの巣穴の内部環境は菌糸の成長に適さないため素晴らしい生存戦略ですが、なぜこの生き方を選んだのか…
近年の研究で、アリの脳には侵入せず筋肉に微調整を加えて操っているとか。訳が分かりませんね。

というわけで不可思議なキノコの中でも群を抜いて謎な生態系を持つ冬虫夏草を紹介しました。
これ以外にも、冬虫夏草は虫によって適した戦略を持っており、皆それぞれよくわからない進化を遂げています。
研究が進んでいない分野でもあるので、今後に期待の持てるところです。
次回は、海外で有名なキノコについて紹介します。
野生キノコを食べる習慣のある海外は、日本よりもワイルドなキノコを好んでいたりします。
あと、キノコの特徴といえば味。これまで放置していましたが食べられるキノコについても紹介します。
では次回、グローバル発展キノコワールドを見学してもらいます。

キノコの始まり 菌類の歴史

第6回 キノコの始まり 菌類の歴史
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
第6回はこれまでのキノコ紹介から少し離れ、キノコの歴史、その誕生を解説したいと思います。
キノコというより、その生物グループである菌類の話ですが、あまり知られていない事実が意外とあるのでそこを重点的に話します。
・植物より動物に近い菌類
キノコを紹介する上で、キノコは植物ではなく菌類であると第1回で解説しました。
植物ではない理由は生物の進化系統上、菌類は植物の後に誕生しているからです。
植物が共通祖先から分かれた時期は約15億年前でした。すでに光合成をおこなう生物はいましたが、真核生物としてこの能力を会得した生物の誕生はこの時期に行われました。
その後約12億年前、ここで菌類が共通祖先から誕生しました。
細胞壁を持ちつつも光合成をおこなわず、他から栄養を摂取する従属栄養生物としての分類です。
植物は自ら光合成をおこない栄養を作り出す独立栄養生物に対し、菌類は動物と同じく従属栄養生物なのです。
ここからも菌類は植物より動物に近い存在であることが分かりますね。
因みにここ最近、ツボカビ類などが菌類から外れる等菌類は変更が繰り返されており、菌類はまだまだ細分化が進みそうな装いを見せています。
いまだ未知の生物であることを改めて実感できます。未解明90%は伊達じゃない。

・地球の生物を救ったキノコ
これは私が気に入っている逸話、キノコがいなければ今の生態系どころか地球が存在していない話です。
時は3億5920万年前から2億9900万年前の石炭紀、巨大なシダ植物や昆虫が繁栄した時代です。
30mのシダ類が織り成す大森林は地球の酸素濃度を上昇させて生物の大型化を促し、70cmの巨大トンボや2mの巨大ムカデが闊歩するようになりました。
このように植物が繁栄した理由は、植物に含まれるセルロースやリグニンを分解できる生物がこの世に存在しなかったからです。
この時期が石炭紀と呼ばれるのも、分解されなかった植物がそのまま地表にしずみ、多くの石炭が見つかるからです。
しかし、この大繁栄もつかの間。植物が繁栄したことで大気中の二酸化炭素が減少し寒冷化、末期には氷河期となりました。
ここで登場したのがキノコ、もとい菌類です。この時期に菌類が進化し、リグニンを含む木材を分解できるようになりました。
これにより二酸化炭素が発生、地球の温暖化が起こり氷河期が収まるだけでなく、
物質循環の生態系が確立し強固な生態系が形成されるようになりました。
キノコがいなければ現在の循環型生態系は誕生していなかったわけです。ありがとうキノコ!
まぁこの後、地球酸素濃度の急激な減少や、地球史上もっとも激しい火山大爆発が起こり、
P-T境界事変とも呼ばれる史上最大規模の大量絶滅(95%が死滅)が起きますがそれはまた別のお話。

以上、第6回はキノコもとい菌類の歴史とその活躍をお送りしました。
次はキノコの中でも一段変わった特徴を持つ冬虫夏草について1回分まるまる紹介したいと思います。
では次回、キノコの今後の活躍にご期待ください。

面白く進化したキノコ その②

第5回 面白く進化したキノコ その②
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
第5回は前回に引き続き、見た目が面白い、不思議な生態系を持ったキノコを紹介します。

・光るキノコ
生物発光、それは生物の進化の中で美しく、そして希少な生態を持つ証。
もちろんあります光るキノコ。数種ありますが、その中でも最も強い光を持つヤコウタケを紹介します。
ヤコウタケは東南アジアの熱帯地域を中心に生息し、日本では小笠原諸島や八丈島で見ることができます。
傘の直系は1~3cmほどの小さなキノコで、普段は少し灰色が混じった白色、表面はナメコのように粘液で覆われています。
辺りが暗くなると幻想的な緑色に発光します。キノコの中では最も強く発光し、10本ほど集めれば新聞が読めるそうです。
発光は、ヤコウタケに含まれるヒスピジンという物質と酵素が反応することで起こります。なので夜でなくても常時光ってたり。
日本では島でしか原生は見ることができませんが、最近広島の植物公園で栽培に成功し、過去に栽培キットが販売していました。
因みに自生地の八丈島は、ヤコウタケの他に日本でしか確認されていない光るキノコ、シイノトモシビタケなど6種類が自生しており、
植物公園での展示や観察会などを定期的に行っています。皆さんも訪れてみてはいかかでしょうか!

・庭先に頭蓋骨が!
庭先に、バレーボールほどの白くて丸い物体が転がっているのですが… これはひょっとして…
という連絡が警察に毎年数件来るとかないとか。白いカタマリ、オニフスベです。
真っ白な球状で、その大きさは時に50cmにも及ぶまさに極大キノコです。
急成長することでも有名で、たった一夜にしてこの大きさが出現します。
発生場所も選ばず、森林はもちろん畑や竹林、庭の芝生など土の上ならどこにでも生えます。
初見ではキノコとは思えないその図体は、頭蓋骨に間違えられても仕方がないといえますね。
ホコリタケの仲間であり、成熟すると表面がひび割れ、茶色い胞子が露出します。
この時期に強い刺激を与えると、胞子をまき散らして爆発することがあります。よっぽど強い蹴りでも食らわせないとそうにはなりませんが。
一応食用で、まだ内部で胞子を生成していないほど若い時期であれば食用になります。
味は淡いハンペンとのことで美味しくも不味くもないそうですが。

・巨大キノコたち
オニフスベで大きなキノコを紹介したので、ついでに他の巨大キノコも解説します。
ニオウシメジというキノコは、スーパーに販売しているシメジの超巨大版です。
象牙色のこのキノコは一株が20kg、大きいもので100kgにもおよび、全周80cmほどに成長します。
3人がかりで引きずり、やっとの思いで軽トラに積みこむ。みたいな収穫が行われます。
比較的暖かい地方に生え、繊細な味が楽しめるとか。
また、とにかく巨大なキノコといえば、オニナラタケの話は欠かせません。
このキノコ、現在ゾウやクジラを差し置いて「世界最大の生物」として名乗りを上げています。
以前、キノコの本体は地下に生える菌糸体とお伝えしましたが、
アメリカミシガン州の森林15ヘクタールのオニナラタケ菌糸、そのすべてが遺伝子的に一致したそうです。
地中の菌糸密度を計算して総面積で乗じると、総体およそ10トンとのことで、1992年科学雑誌ネイチャーに報じられました。
東京ドーム600個以上がすべて同一生物、キノコのパワーは侮れませんね。

というわけで第5回、面白キノコの紹介でした。未解明だからこそ驚きの発見が見つかるかもしれない。キノコの魅力の一つですね。
次回はキノコ紹介からはいったん離れ、キノコの歴史を紹介する予定です。
キノコの誕生はいつなのか、生物としてどの段階で別れたか、などを紹介できればと思っています。
では次回、キノコの偉大さを学んでいただきます。

面白く進化したキノコ その①

第4回 面白く進化したキノコ その①
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
第4回は見た目が特徴的なもの、不思議な進化を果たしたキノコたちを紹介します。
毒以外にも、キノコは面白い個性を持った種類がたくさん存在するものです。

・ベールをまとう白の貴婦人
まずは見た目が美しい非常にレアなキノコ、キヌガサタケです。
20cmほどの大型キノコで、円錐状の黒い傘、そして特徴的な網目状の白いマントをもつキノコです。
立ち姿の美しさから界隈ではキノコの女王とも呼ばれ、一目を置く存在となっています。
梅雨の竹林に生えるこのキノコは非常にまれな存在、かつ短命であり午前中にはしおれてしまいます。
さらに、胞子に悪臭を放つ性質があり、ハエをおびき寄せて胞子を運ぶという生態系をしていますが、
このハエがマントやキノコ本体を食べてしまうため観察の難しさに拍車をかけています。
本当にレアなキノコであるため、観察する場合は朝早くに竹林に入る等
このキノコのために準備を整える必要があります。筆者はまだ見たことがありません。
なぜこのようなマントを身に着けているのかはまだ解明できていませんが、
一説によると、虫が止まりやすくするためなどと考えられています。

・地上の星は湿度計測機
3cmほどのユニークな形状、性質を持ったキノコ、ツチグリです。
二層の外皮を持ち、成長すると外側の皮がみかんのように開くというキノコですが、
この外皮は湿度が高くなると開き、乾燥すると閉じるという性質を持っています。
なぜそのような性質を持つかというと、内側の袋が胞子をため込んでおり、それに雨粒が当たることで胞子を飛ばす、という生態を持っているからです。
さらには乾燥した際に外側の皮で袋を押しつぶし、さらに胞子を飛ばす。ということもできます。
余談ですがこのキノコ、ヨーロッパ産のものと同一と長年みられていましたが、
近年の調査により全くの別種であることが判明し、現在学名がまだないキノコとなっています。
こういうことはキノコではよくあることで、古くから知られるものでも学名が変更になったキノコは沢山あります。
まだまだ菌類は未解明分野が多いということを、改めて再確認しました。

・溶けるきのこ
その名もヒトヨタケ。食用とされるこのキノコはある特徴を持ち、非常に足が速いです。
その特徴は、傘が周辺部から液状に溶けることです。
ドロドロと溶けることで胞子を広範囲に流すという戦略をとっており、海外ではインクタケとも呼ばれています。
その性質から一日で消えるということで一夜タケというおしゃれな和名を持ちますが、実際は2、3日はもつとか。
美味なキノコであり、国内外、和洋問わず楽しまれるキノコですが、コプリンという毒を持っています。
その毒は体内のアルデヒド脱水素酵素の働きを阻害するというもの。つまりアルコール分解を阻害します。
そのため、このキノコをお酒と一緒に食べると酷い二日酔いが2、3週間続くことになります。
ある酒飲みの夫を懲らしめるため、このキノコを食わせた。という伝説があるとかないとか。

というわけで第4回はキノコの中でも変わった性質を持つものの紹介でした。
毒以外にもキノコは不思議な進化を遂げた生き物であり、たくましい生態系を持っています。
次回も同じく、生物の中でも珍しい特徴を持つキノコや、その姿から大騒ぎとなるようなキノコを数種紹介します。
では次回、キノコのたくましく不思議な生き方を体験してもらいます。

キノコ最強の個性、毒 その②

第3回 キノコ最強の個性、毒 その②
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
第3回は前回に引き続き、キノコの特筆すべき個性である毒についてご紹介します。
前回は猛毒御三家とドクササコを解説しましたが、今回もそれに引けを取らない毒キノコたちです。

・天然化学兵器
カエンタケ。キノコを知らない人でも聞いたことがあるかもしれない、超強力な毒キノコ。
前回紹介のドクツルタケが致死量15gであるに対し、こちらはわずか3gとまさに危険物。
容姿は名前の通り炎のごとく真っ赤で、指のような突起が枝分かれした姿をしています。
以外に身は固く、断面は白色をしているそうです。
毒成分は皮膚刺激性が強く、触れるだけでも炎症を起こす危険がある。触れることすらできないキノコは古今東西探してもコイツだけ。
そんな恐ろしいキノコをもし食べてしまったら…
全身の皮膚が焼けただれ、ありとあらゆる循環器が破壊され、呼吸不全、抹消神経のマヒ、
はては造血機能障害から赤血球現象、脳障害を引き起こす。まさにオーバーキルの破壊活動を行います。
運よく生還したとしても、小脳萎縮による運動障害、皮膚のただれは後遺症となるでしょう
キノコとしては結構なレア種でありほとんど見かけませんが、ナラ枯れという虫による樹木枯死が発生した時大量発生したそうです。
しかしまぁ、このキノコの症例は国内でわずか10名しかありません。そもそも滅多に見かけないほか、
「後頭部を鈍器で殴られたような強い苦み」を持つそうです。
酒に酔った。薬用の冬虫夏草と間違えた。せっかく取ったし気合で食べた。とかでなければ食べきることはないでしょう。
口に入れるだけでも数ヶ月口内炎待ったなしですが。
主要毒成分はトリコテセン類6種類、どれも症状に見合った強力な毒性を持ち、
例えば食中毒性無白血球症(骨髄の造血作用を阻害する。致死率は30-80%)を起こすフザリウムというカビがこれを一部含みます。
なんとベトナム戦争で使われた化学兵器もトリコテセン化合物なんだとか。まさに天然化学兵器である。

・マジに存在する笑うキノコ
漫画や絵本などの創作で、キノコを食べて笑っているというシーンがあると思います。
食中毒でおかしくもないのに笑う。なんてフィクションだと思われがちですが。実際存在します。その名もワライタケ。
柄が細く、5~6cmほどの小型で馬ふんなどから生える小汚いキノコですが、
これをキノコ汁にして食べた一家が徐々に正気を失い、一晩中ゲラゲラ笑いつつ丸裸になって踊ったり跳ねたりの大騒ぎになったとか。
このキノコは中枢神経に作用し、一時的な興奮状態、幻覚などを引き起こす毒を持っています。
実際、この一家は午前2時ほどで昏倒し、翌朝二日酔いのような状態で目覚めたそうです。キノコ毒特有の下痢や嘔吐は起きませんでした。
まぁその後近隣住宅へ謝りに行くこととなったそうですが。
このように幻覚症状を起こすキノコは割と多く、種族は異なりますがシビレタケというキノコも幻覚作用のあるシロシビンという毒をもちます。
…これも漫画みたいなネーミングですが、ちゃんと実在しますヨ。
これらの幻覚性キノコはメキシコのインディオなんかでは「神の肉」などと呼ばて神聖視されており、
神に仕える巫女がこれを食べて神のお告げを聞くそうです。
因みに2002年、これらのキノコが麻薬原料植物に指定されました。ええ、そうです、マジックマッシュルームの原料です。
よって所持も栽培も使用も厳禁になりました。ダメ、ゼッタイ。

いかがでしたでしょうか?キノコの毒。結構なバラエティが存在するものです。
ここで上げた例以外にも、辛いキノコやアルコール分解を阻害するキノコ、食用化キノコとそっくりなキノコなんてものもあります。
紹介しきれないのでここまでにしますが、毒成分一つにとっても、ここまで不思議ワールドが広がる。それがキノコなのです。
次回は毒から少し離れ、生態系として特殊に進化した面白キノコたちを解説したいと思います。
では次回、キノコの神秘的な進化に見惚れてもらいます。

キノコ最強の個性、毒 その①

第二回 キノコ最強の個性、毒 その①
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
第二回は前回少しだけ紹介した。「キノコといえば」な要素、毒についてあれこれ解説します。
キノコの毒と聞いて思い浮かぶのは、腹痛や嘔吐、下痢といった食あたりのような症状を浮かべると思いますが、
それは基本的な症状。種類によっては幻覚や麻痺を起こすもの、潜伏期間が長期なもの、酷い後遺症を残し最悪の場合死に至るものもあります。
今回はキノコ毒の中でも、特に恐ろしい効果を持ったキノコを紹介します。

・猛毒御三家
ドクツルタケ、タマゴテングタケ、シロタマゴテングタケの三種類がキノコ界隈で猛毒キノコ御三家と呼ばれ、非常に強力な毒をもちます。
特にドクツルタケは英名「Destroying Angel(死の天使)」、タマゴテングタケは「Death Cap(殺し屋)」と呼ばれ、
日本では年に一人ぐらいですが、野生キノコを好んで食べる習慣のあるヨーロッパでは毎年50~100人ほどの死者を出している恐ろしいキノコです。
容姿はどれも大きく平たい傘、長細い柄を持っており横から見るとT字型の大型キノコです。
ドクツルタケは全体が真っ白でまさに天使のような外見をしています。シロタマゴもほぼ同じですが、柄にササクレがないことで見分けられます。
タマゴテングタケは傘が硫黄色であり、どれも立派で鑑賞としては素晴らしいキノコです。
ですが、1本で大人の致死率を越える猛毒成分を持ち、15gほどでも病院で適切な処置をしない限り確実に死にます。
その症状は、まず食後十時間ほど消化潜伏期間を迎えます。これは昨日の夕食後、食べたことを忘れるぐらい後でして、
朝起きると急にものすごい腹痛が起こり、嘔吐、下痢が始まります。
病院で脱水症状等の手当てを行うと一時的によくなる。しばらくすると再発し、黒い血を吐き続け、ほとんどの場合は2、3日で死に至ります。
このような複雑な症状を起こす理由は、毒成分であるアマニタトキシン類が複数の毒の複合体であり、
効果の速いもの、ゆっくりと進行するものなどが複雑に絡んでいるからです。
このアマニタトキシンは細胞に取り込まれると核酸、つまりDNAを作る働きを止め、細胞破壊を行います。
このキノコで亡くなった患者は、肝臓と腎臓がスポンジ状に焼かれ、中には小脳が委縮していた場合もあるそうです。
治療法は完全なものではないですが、ビタミンCや抗生物質の投与、フランスなどではニンジンのすりおろしを腹いっぱい食べる、なんてものがあり、8割から9割ほど回復できるそうです。もちろん後遺症が残るかもしれませんが。
実際のケースでは、長野県で小指の先程度のものを他のキノコと一緒に鍋にし、食べた5人組のうち3人死亡。
家族五人で食べ、五十代のお父さんのみ亡くなった、といったものがあります。
このように非常に恐ろしいキノコですが、タマゴテングタケは珍しいもののドクツルタケやシロタマゴテングタケは日本のどこでも生え、
条件さえ整えば公園にだって生えます。見たことがありますし。

・死因、自殺、二次感染。エグい症状ドクササコ
ドクササコ、赤茶色で傘が漏斗状であり、いかにも食べられそうな地味キノコ。
普通キノコの中毒症状といえばすぐ腹痛、嘔吐が起こるものが多いですが、このキノコは潜伏期間がとても長い。
食べてから約5日後、長いときは15日たったあと、手足の末端が赤く腫れ焼け火箸に刺されるような激痛が走ります。1ヶ月以上も。
大の男が悲鳴をあげ、睡眠もできず喉も通らない。そんな痛みが1ヶ月以上続きます。
解毒剤なし。対処療法として末端の血を抜く、水につけるというものがありますが、症状は1か月以上。
破傷風等の二次感染でなくなることや、痛みに耐えられず自殺したケースもあるようです。
症状の出方がとても遅いため、昔はキノコが原因とみられず、謎の風土病とみられたそうです。

まぁこのように、キノコの中には人命を奪う致命的な毒を持ったものが割と沢山います。このほかにも名前から恐ろしいコレラタケだとか。
次回も引き続きキノコの毒について紹介します。触れないキノコ、夢見る(見させる)キノコ等々。時間の許す限り書いていきたいと思います。
では次回、キノコの毒性に魅入られてもらいます。

Welcom to キノコワールド!

第1回 Welcom to キノコワールド!
この記事は森とかにひっそり生えるヤツ、キノコのあれこれについてじっくり語ります。Welcom to キノコの世界へ!!!!!
記念すべき第1回は、そもそもキノコってなんぞや?という話と、キノコの魅力をダイジェストで紹介します。

・そもそもキノコとは
キノコは生物界の菌界に属する”菌類”のうち、大型の子実体を形作るものの俗称です。
菌類とはカビ等に代表される真核生物で、基本的には何かに寄生して有機物を分解し消化、摂取する生き物です。
植物でも、動物でもなく、独自の生物体系を形成しています。
食物を作るイースト菌や酵母菌もこれに属しており、ほとんどは胞子によって数を増やします。
それら菌類の中で、胞子を形成する器官である子実体が比較的大きなものをキノコと呼びます。
皆さんがキノコと呼んでいるあの物体は、キノコにおける花のようなものです。本体は地中に伸びている、菌糸と呼ばれる糸状のものです。
そのキノコの一部が食用に値するとされ、日本では300種類ほどが食用に、うち数10種類が栽培されて食卓に並びます。

・キノコの種類について
日本には約3千種類、世界では約2万種類が確認されています。
スーパーに並ぶキノコを見ても、シイタケやマイタケ、シメジやキクラゲなど形が異なる種類がいてバラエティに富んでいますね。
しかし、地球上のキノコ総種類から見ればこの種類数は1割も満たしていません。
地球上はおよそ150万種類以上あり、名前が付けられているキノコはわずか1%にすぎないのです。
世界の動植物の約80%が解明されていることを考えると、キノコはまだまだ謎に満ちた生物であることがよくわかります。
この謎に満ちていること。これがキノコの面白い要素であり興味をそそらせる最大要因なのです。

そして、これらはまだキノコワールドのほんの入り口です。まだまだキノコの魅力は沢山あります。
というわけでここから、面白可思議なキノコの魅力をダイジェストで送ります。

・キノコといえば毒
致死率90%の白い天使はそこらの公園に生え、見た目が地味な漏斗は手足を一ヶ月以上焼き続け、不可触の赤い指は生物兵器と同じ化合物を産み、ワライタケは実在する。
キノコといえば語るに避けて通れない毒。最もキノコを印象付ける最強の個性を、ピンからキリまで紹介します。
あ、因みに毒キノコの見分け方は全て迷信デス。

・面白いキノコたち
白いベールに包んだ貴婦人はハエを呼び寄せ、地上の星は雨の日に瞬き、庭に頭蓋骨が突然生え、光るキノコは実在する。
変わった生態や造形をしたキノコなんて大量にあります。なんでそうなったんだ。
キノコの生態戦略、その中でも変わったものを紹介します。

・神秘の冬虫夏草
冬に虫だった生き物が、夏に草となる。虫に寄生し養分として成長する冬虫夏草。
彼らはキノコの中でも特に変わった生態を持ち、いまだ解明されていない謎が多々あります。

・世界を救ったキノコ
時代はおおよそ3億年前の石炭紀、世界は巨大樹木に覆われ巨大昆虫が空を飛び二酸化炭素は死滅したかに思われた…
その結果、地球は寒冷化し氷河時代が始まったのである。その氷を溶かした存在がよもやキノコとは
所説はありますが、キノコは世界を救ったのだった。

・徐々に広まるキノコワールド
キノコオンリーの小説が出た!ガチャポンでグッズが出た!擬人化した!
近年現実世界に広まりつつあるキノコの芽、それらを自分が所持しているキノコグッズを踏まえて紹介します。
キノコブームはいつ来るのか!いやほんと

今後の記事でこれらを詳しく解説していく予定ですので、興味を覚えたのなら次回も見ていただけると嬉しいです。
では次回、また一歩こちらの世界へ踏み込んでいただきます。