基本的な謎のパターン

こんにちは、インターンシップ生の藤野です。

これまで様々な謎解きコンテンツについて紹介してきましたが、今回は謎の構成について説明します。
ただしここで紹介するのはあくまで一例です。

多くの場合は小謎、中謎、大謎という構成になっていることが多いです。
小謎は比較的簡単な謎で、ひらめけばすぐ分かるようなものです。パズルのように、解き方が分かっても時間がかかるものもあります。
すべての小謎を解くと次のステップに進むための指示が現れるケースも多いのですが、時にはそれを導き出す方法自体が謎になっていることもあります。この場合はこれまで解いたり集めてきた情報を複合して考えなければならないことが多く、少し発想の転換が必要で難解な場合もあり、その位置づけとして中謎と呼ばれることもあります。
このように小謎をたくさん解く、中謎があればそれを解く、次のステップへ。という手順を何段階か繰り返して最後の謎にたどり着きます。この最後の謎は通称大謎とも言われるものであり、多くの場合かなり難しいものとなります。これまでに解いてきた謎を見返したり、あらゆる情報を集約したり、まったく違う切り口から考えてみたり。かなり頭を使いますし、全員で考えてもなかなか解けないこともしばしばです。公演型の場合は、オープニングのインストのときに「大切な情報」を何か伝えられることが多いのですが、それはだいたい大謎を解く手掛かりになっていることが多いです。
以上の構成をゲームで例えるなら、小謎が雑魚敵、中謎がステージボス、大謎がラスボスと考えていただければ非常に分かりやすいかと思います。

また、中謎や大謎の段階で時々出てくるものとして「解きなおし」というものがあります。これは謎を解き進めていくことで何かしらの条件が変化して、それに従ってもう一度これまでの謎を解くと全く違う答えが出てきて、その結果としてこれまでと違った指示や情報が得られるというものです。これは、解き直さなければいけない理由が物語の構造ときれいに結びついていればいるほど、全体としても美しい謎となり多くの人を感動させる力もあります。昔は斬新だったのですが、今はいろんなところでよく登場する形式となってしまっているかもしれません。

最近は謎解き人口も増えてきており新しく始める人も多いので、公演型の謎解きではヒントをもらえるシステムがだいたい用意されています。あらかじめ希望者のみがヒントブックを受け取り必要な時に見る、もしくはスタッフに直接ヒントを教えてもらうか、そのどちらかが多いです。こちらからヒントを求めなくても、行き詰っていたらスタッフが積極的に声をかけてくれて先に進めるように支援してくれることもあります。そのため多くの人が時間内に大謎まではたどり着けるようになっています。しかしゲームクリアに必要な肝心の大謎に関しては、基本的にノーヒントであることが多いです。そして良くできた大謎であればあるほど、解けてクリアできたときの喜びも、解けなくて解説を聞いて解き方を知ったときの悔しさも、非常に大きいものとなります。そのため大謎のクオリティは公演そのものの満足度に直結する非常に重要な要素であると考えることもできます。

業界トップのSCRAPがリアル脱出ゲームの、そしてリアル謎解きゲームの愛好家を増やしてきたと言っても過言ではなく、特に人気作品について分析してみると面白さの秘密がより分かってくるかもしれません。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

公演型の謎解きの魅力

こんにちは、インターンシップ生の藤野です。

今回は公演型の謎解きについて紹介いたします。
2回目で説明したように、公演型には様々な種類があります。
復習も兼ねてそこで説明した代表的な3つの形式を改めて紹介します。

・ルーム型
SCRAPのアジト型に代表される、部屋からの脱出を目指す1チーム貸し切り状態で行われる形式です。
後述のホール型やスタジアム型の公演と違ってその場に自分たちしかいないので、高い没入感が得られます。

・ホール型
大きな会場を舞台に1チーム4人~6人程度の人数で複数チーム(10チーム~20チームぐらいの規模が多い)で参加する形式です。
商業謎解きとしてはこの形が一番主流になっているかもしれません。開始と終了の前後は独特の緊張感があります。

・スタジアム型
東京ドームなどの巨大な会場を舞台にした形式です。多くの場合は1人でも参加できるし複数人でチームを組んで協力することもできます。
参加者数もかなりの規模なので、フェスやお祭りのように盛り上がることもあります。多人数ならではの演出が可能な点も魅力のひとつ。

さて、それぞれについて詳しく説明しながらその魅力を紹介します。

ルーム型はその名の通り部屋からの脱出を目指す形式が特に多い形式です。
しかしその形態もどんどん変化および進化しており、複数の部屋を行き来するもの、特殊な条件を満たして脱出しなければいけないもの、プレイヤーとは別に特別な役割を持ったキャストが同行するもの、などその公演に応じて様々なバリエーションがあります。いろんなアイテムが登場するのも、ルーム型の特徴の一つと言えるかもしれません。一方で(同じチームとしての)参加人数は標準で10人と後述するホール型やスタジアム型よりも多いため、謎解きにおいて必要な情報共有と役割分担が非常に重要なものとなります。常に全員で一緒に行動し続けることもできないので、いかにして大事な情報をしっかり共有してやるべきことをみんなで分担するか、それが成功できるかどうかの鍵になるとも言えるでしょう。そうです、一番チームワークが求められる形式かもしれません。しかしその分、脱出成功できたときの喜びや感動も非常に大きいものとなるでしょう。

ホール型は同じチームのメンバー何人かでテーブルを囲んで行われる形式です。やることとしては大きく分けて、謎を解くことと、情報を集めることの2つがあげられます。最初の謎はたいてい封筒等に入れられて机上に置いてあります。開始の合図があるまで触れてはいけないことになっています。その謎を解いて出てきた答えをしかるべきところに報告して、それが正解なら次の謎が得られます。また、謎を解くためには情報が足りないことがあります。そのための手がかりや追加情報は、部屋全体のどこかに掲示されていたりします。例えば壁などに。そしてホール型には限らないのですが、一度解いた謎の情報をあとでまた使うことがしばしばあります。そのため、円滑に謎を解き進めるためには自分が解いた謎だけでなく他の人が解いたものも把握しておく必要があり、それも含めると本当に時間との戦いになってきます。行き詰ったときは、これまでに得られたすべての情報を総動員してみんなで考える、それでも分からないということもあるのですから。特に最後の謎になってくると。

スタジアム型はとにかく会場が大きいです。移動距離もそこそこあるので、いい運動にもなります。そして意外と時間設定が厳しかったりします。何しろすべての時間を謎解きに使えるわけではなく移動にも時間がかかるのですから、効率的に動いていかないと、気が付いたら残り時間あと少しなんてことにもなります。そのため大胆さと慎重さの両方が求められるとも言えます。何人かでチームを組んでいれば、うまく分担して効率よく回ることもできます。屋外のことが多いので天候がかなり直接影響してきます。雨だと大変です、台風だと目も当てられません。そして当たり前ですが夏は暑いですし、冬は寒いです。こういった制約もあり、謎解きを始めたばかりの方には個人的にはあまりお勧めしない形式です。しかしよくできた公演ならばそれほどストレスを感じることもなく、雰囲気もかなり楽しめるので、もし自分が好きな作品とのコラボコンテンツだったら迷わず飛び込みましょう。1人だと難易度高いのに加えて寂しいので、仲間を集めて3~4人程度の人数で参加するのがお勧めです。

いかがでしたでしょうか。謎解きが初めてならホール型がお勧めです。人数が足りなければ知らない人とチームを組むことになりますが、恐れなくて大丈夫です。始まってしまえば、あとは何とかなります。慣れてきたらルーム型、そしてスタジアム型に足を運ぶのがいいでしょう。ただし経験豊富な方がメンバーにいるのなら、安心して参加できると思います。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

周遊型の謎解きの魅力

こんにちは、インターンシップ生の藤野です。

今回は周遊型の謎解き(以下周遊謎)について紹介いたします。
これはさまざまなフィールドを歩き回りながら解くものです。ほとんどの場合制限時間がなく自分のペースで楽しめます。
さらに細かく分けると、街歩き形式、電車など乗り物を使う形式、建物内を丸ごと使った形式などこれまた実に多様です。

もっとも一般的なのはやはり街歩き形式で、散歩気分で普段はあまり足を運ぶことのない場所を散策しながら謎を解くことができます。
それにより、その地の新たな魅力を発見できることもあり、そこが大きなメリットだと思います。
時間制限のある公演とは違って、自分のペースで好きなタイミングで遊ぶことができますし、1人で遊ぶのも友達と一緒に遊ぶのも自由です。
さらに最初から最後まで一気にやらなきゃいけないということもないので、続きはまた後日といった遊び方もできます。もちろん場所自体が遠いと何度も来るのは大変なので一気に終わらせたくなりますが。

周遊謎は任意の団体とコラボして、あるいは依頼を受けて謎解き会社等が作ることが多いです。
依頼元は、街歩きなら商店街や地域の自治体だったり、博物館や水族館のような施設ならその運営会社だったり、という具合です。
変わった形式のものでは電車を使った謎解きもここ最近で増えてきています。
その出発点はSCRAPが始めた地下謎ではないでしょうか。これは東京メトロの一日乗車券が付いた謎解きキットを買い、実際に電車に乗って移動しながら謎を解いていくという形式のものです。すでに2018年で第5段をリリースし、これまでにかなりの人数が参加しており、シリーズ累計動員数は実に25万人だそうです。今では、京王線、小田急線など他の路線でもこのような電車を使った周遊謎を見かけるようになり広がりを見せています。

制作視点から考えると、周遊謎はかなり利益率がいいコンテンツであると考えられます。参加者は自分で好きなタイミングでキットを買って参加するため、人数制限といったことをあまり気にせず多くの人が一度に参加することも可能です。そして公演のようにキャストやスタッフをたくさん配置する必要もないので、人件費もあまりかかりません。とはいえキャストを配置していることも時々あります。この場合、参加者が来る可能性があればずっと待機している必要がありますし、もしかしたら参加者がそんなに来ないかもしれません。1日限りなど限定的なものならいいのですが、もし1カ月続くようなものであったならかなり非効率になると考えられます。もっとも、キャストは世界観を彩る大変貴重な存在あることに違いはないのですが。

一方で参加者視点で考えると、周遊謎で一番ネックとなるのが解けなかったときです。公演ならスタッフからヒントをもらえたりしますし、解けなくても最終的には制限時間があるので残念な結果として終わるだけです。しかし周遊謎の場合は、解かなければ先に進みません。教えてくれる人も周りにいません。こんな状況で困ってそのまま解けずに終わるということも昔はあったのですが、今はその対策としてWeb上にヒントサイトが用意されているなど救済措置があるのが主流です。このため、謎解きが得意でない人が1人で参加してもなんとかなります。とはいえ、通称大謎とも言われる一番最後の謎に関してはヒントがないこともよくあります。ゲームで言うならばラスボスです。自分の力で頑張れということでしょう。もちろんその方が解けたときの達成感は大きいですし、それを味わってほしいという意図があるからこそ、そうなっているのだと思います。

さて、周遊謎の特徴について様々な観点から解説してきました。周遊謎は謎好きな方だけでなくあまり謎に触れたことがない人も対象にしていることが多いので、基本的に難易度はそこまで高くなく、初めて謎に触れる人にもお勧めできます。期間限定のものが多いのですが、SCRAPの下北沢謎解き街歩きは好評のため予定期間を大幅に上回り2年以上も続いて現在(2019年8月)も開催されています。ぜひ時間に余裕のある日に、ゆっくり歩きながら謎を楽しんでみてはいかがでしょうか。

最後に蛇足ですが、屋外の周遊謎に参加するときは天気が大変重要です。時期を選べるなら天気のいい日に挑戦してみてください。くれぐれも悪天候の日は避けましょう。

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持ち帰り型の謎解きの魅力

こんにちは、インターンシップ生の藤野です。

今回は謎解きコンテンツの中でも一番手軽に遊べる持ち帰り型の謎について説明します。
持ち帰り型の謎(以下持ち帰り謎)はショップやイベント等で購入し、
そのほとんどが持ち帰って好きな時に好きな場所で遊べる形式のものです。
しかしその形態は様々です。

冊子の形をしたものが一般的ですが、最近ではクリアファイルに謎解きの問題用紙が何枚か入ったクリアファイル謎というものもよく見かけるようになりました。印刷物ひとつ取っても、単純に見て解くだけとは限らず、紙を折ったり切ったり、塗ったりコインで削ったりなど、謎を解くためには様々なアクションが必要となるケースもあり実に奥が深いです。さらには箱の形状をしたものに代表される立体的なものもあり、かなりバラエティーに富んでいます。

ここでお分かりかと思いますが、どんな物でも工夫次第で謎解きアイテムに変えることができます。例えば文房具、あるいはマグカップ、さらにはトイレットペーパーなど、実に様々なアイテムが謎付きグッズとしてこれまでにも販売されています。

SCRAPではこれまでにも様々な原作コラボを通して多くの謎付きグッズを作成し販売しております。これらはイベントに参加したときに買える場合もありますが、SCRAPが新宿で開いている謎解きコンテンツ満載のミステリーサーカスの建物内1階の売店でも多様なものを目にすることができます。また、足を運ぶことなく手軽に購入したければオンラインショップという手段もお勧めです。一押しは謎解きcafeスイッチのスタッフが運営している「謎解きオンラインショップスイッチ」です。ここでは全国から様々な持ち帰り謎を幅広く集めて販売しております。ちなみに謎解きcafeスイッチは下北沢という便利な立地の元で様々な謎解きコンテンツを提供しており、そこでもリアル謎解きゲーム各種に参加することが可能です。

持ち帰り謎に近いジャンルで従来からあるものとして例を挙げるならパズル雑誌があります。とはいえ今では「謎解き本」と銘打つ書籍も多数販売されており、これらは普通にAmazonで買えたり書店に積まれていたりと、かなり謎解きが身近になってきたことが感じられる今日この頃です。謎解きのトレーニング本が出たり、謎解き検定が実施されるなど、単なるエンターテインメントには収まらない広がりを見せつつあります。その広がりの一端を担っていると考えられるのが、現在もフジテレビで放映されている「今夜はナゾトレ」という謎解きを扱ったクイズバラエティ番組です。この番組には「東京大学謎解き制作集団AnotherVision」が謎解きコーナーに関わっており、それが書籍化された「東大ナゾトレ」は2019年6月ですでに10巻まで発売されており、シリーズ累計100万部を突破するほどのヒットとなっています。

このように持ち帰り謎は謎解きの中でも誰もが手軽に触れられるコンテンツです。そのため、謎解きに少しでも興味がありましたら、まずはこちらから触れてみるのもお勧めです。他のコンテンツについては次回以降でお伝えしていきます。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

謎解きの種類

今回は謎解きコンテンツの多様なジャンルについて紹介します。

・持ち帰り型
これはショップやイベント等で購入し、持ち帰って好きな場所で遊ぶ形式のものです。
好きな時に好き場所で遊べるものがほとんどですが、その形態は様々です。

・周遊型
さまざまなフィールドを歩き回りながら解くものです。ほとんどの場合制限時間がなく自分のペースで楽しめます。
さらに細かく分けると、街歩き形式、電車など乗り物を使う形式、建物内を丸ごと使った形式などこれまた実に多様です。

・ルーム型
SCRAPのアジト型に代表される、部屋からの脱出を目指す1チーム貸し切り状態で行われる形式です。
後述のホール型やスタジアム型の公演と違ってその場に自分たちしかいないので、高い没入感が得られます。

・ホール型
大きな会場を舞台に1チーム4人~6人程度の人数で複数チーム(10チーム~20チームぐらいの規模が多い)で参加する形式です。
商業謎解きとしてはこの形が一番主流になっているかもしれません。開始と終了の前後は独特の緊張感があります。

・スタジアム型
東京ドームなどの巨大な会場を舞台にした形式です。多くの場合は1人でも参加できるし複数人でチームを組んで協力することもできます。
参加者数もかなりの規模なので、フェスやお祭りのように盛り上がることもあります。多人数ならではの演出が可能な点も魅力のひとつ。

代表的な5つのジャンルを紹介しましたが、もちろんこれらの枠に収まらないものはたくさんあります。
例えばWeb上だけで完結するWeb謎もその一つになります。しかしリアル謎解きゲームよりもWeb上の脱出ゲームが先にあったことを考えると、Web謎自体は昔からあるジャンルと考えることもでき、決して新しいコンテンツではないのかもしれません。謎解きアプリも、スマホが普及してアプリの数が増えてきたから登場したものでもあり、同様に考えることができます。

そもそも謎解きといっても、この謎というものに対する定義はいまだ厳密にされていないと私は思っております。
例えば「なぞなぞ」は謎解きなのか?「パズル」は謎解きなのか?という議論になったときに賛成と反対どちらの意見も出るでしょう。
参考までに、私の考える謎解きの定義は2つの観点があります。このどちらかを満たしていれば、それは謎ということになります。
一つ目は作った本人が謎だと言い張れば、それは謎なのです。「1+1=2」でも、謎として作られたなら謎です。
二つ目は解く人が謎だと思えば、それは謎なのです。「人間はなぜ生まれたのか?」という問いでも、それを考える人が謎だと思えば謎です。

かなり強引かもしれませんが、これが私の謎というものに関する見解です。

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リアル謎解きゲームについて

こんにちは、インターンシップ生の藤野です。

今、世の中ではリアル謎解きゲームというものが流行っています。なじみのない方もいると思いますので、これがどういったものなのか説明していきます。そのブームの火付け役となったのは、今も業界をトップで走り続ける株式会社SCRAP(以下SCRAP)です。
SCRAPは商標も取得している「リアル脱出ゲーム」というブランド名でこれまで数々のコンテンツを作ってきました。
これが何か、一言で説明するなら従来コンシューマゲームやWebゲーム等のジャンルの一つであった「脱出ゲーム」をリアルに行うというものです。具体的な例をあげるなら、たとえばある部屋から脱出することを目的として、謎や暗号やパズルを解いたり、必要なアイテムを手に入れたり、情報を集めたり、あらゆる知恵とひらめきを総動員して挑むものです。つまりゲームのような体験を実際にリアルに体感できることになり、それが魅力の一つとしてあげられます。ゲームの中であれば手元のコントローラーを操作するだけで完結する作業が、この世界では体を動かして五感を研ぎ澄ませて解決していくことになるのです。

またリアル脱出ゲームにおいて重要なこととしてよく取り上げられるのが「情報共有と役割分担」です。ほとんどの場合はチーム戦であり、1チーム4~6人のメンバーで挑むことが多いものとなります。そのためチーム全体で今分かっていること、やらなければならないことは何かなど、しっかり情報共有をすることが重要となります。さらに謎解きが得意な人、パズルが得意な人、工作が得意な人など、チーム内で分担して取り組むこともできますし、自分ではできないことを他の人に任せることもできます。このような性質から企業の研修で使われることもあり、すでに単なる娯楽の枠を超えてさらなる価値が見出されているとも言えます。こういった多面的な価値があることも、リアル脱出ゲームが世の中に受け入れられ浸透してきた理由のひとつと考えられます。

ここまではリアル脱出ゲームの説明ですが、あくまでリアル脱出ゲームはSCRAPが商標登録して独自に使用している名前であり、さらにゲームの内容は必ずしも脱出が目的とは限りません。そこでより広義的に扱おうと思ったらリアル謎解きゲームなどの呼び方のほうが適していると考えられます。そこで、このようなリアル脱出ゲームを含む体験型謎解きゲームのことを、以下リアル謎解きゲームと呼ぶことにします。今では他にも様々な会社、団体などが多くのリアル謎解きゲームを作っており、とても1人ですべては回り切れないほどのコンテンツ数があります。ここまでホットな状態になったのはここ2,3年ぐらいであり、謎解きブームとなって制作者や参加者が増えてきたからこその現象であるとも考えられます。

リアル謎解きゲームがある一方で、もちろんリアルでない謎解きもあります。例えば書籍のみで完結する謎解きなどがそれに該当します。そのため謎解きに関わるコンテンツを総称して単に「謎解き」と呼ぶこともあります。本記事ではリアル謎解きゲームを取っ掛かりとして、それ以外の謎解きコンテンツにも幅広く触れて紹介していきたいと考えています。そこで多様な謎解きコンテンツの種類については次の回の記事で紹介しようと思います。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。