HoneyWorksって何者!?

皆さんアニメ好きですか?みたことはありますよね?

では、主題歌に興味を持ったことはありますか?

アニメ「まじっく快斗1412」をはじめ「銀魂」、「ハイキュー!」といった作品の主題歌を手掛けている「CHICO with HoneyWorks」というグループが大好きです。

この方の楽曲の提供は「HoneyWorks」というグループが行っており、今回からその「HoneyWorks」について10回に渡り紹介していきます

/*引用はじめ*/

まず、HoneyWorksとは2010年からボーカロイドを使用した楽曲制作を行っているグループです。

メインメンバーは

Gom:作曲、編曲、プロデュース担当

shito:作曲、編曲、プロデュース担当

ヤマコ:イラスト、ムービー担当

の3名で、ほかに8名のサポートメンバーを含めた11名で活動しています。

/*引用終わり*/

(※引用元:Wikipedia)

最近では「CHICO with HoneyWorks」のほかに「LIP×LIP」という男性アイドルユニットや、バーチャルジャニーズプロジェクトの一員「海堂飛鳥」などのプロデュースも行っています

HonyWorksの代表曲として「スキキライ」や「告白予行練習」という曲があります。

このほかには「金曜日のおはよう」や「プライド革命」などがあり、なかには「TikTokで聞いたことがある曲名だ」という人もいるのではないでしょうか?

そんな中、今回は「アイのシナリオ」という曲についてです

この曲はテレビアニメ「まじっく快斗1412」の主題歌にもなった曲で、ストーリー性を孕んでいる楽曲です。HoneyWorksの楽曲にはよくあることなのですが、一曲の中にストーリーがしっかりと出来上がっています。

この曲は、身分違いの恋をした「一般の男性」と「お嬢様」、「お嬢様の許嫁」の三人の三角関係が描かれています。曲の始まりは中世、少し曲が進み現代になり、ひょんなことから過去の因縁が現在の恋愛に重なっていくというようなストーリーの曲です。ムービーの中に伏線があったり、いい意味で裏切られる要素があったり。音楽としても楽しめ、一つのアニメーションとしても楽しめる作品です

詳しい内容は一度曲を聴いてもらった方が早いかと思いますので、ぜひ一度ご視聴ください

(動画はYoutubeより引用)

曲の題名からもわかるように恋愛ソングだったり、アニメの主題歌だったりと幅広い楽曲を手掛けているのがHoneyWorksです

それでは次回からもHoneyWorksの楽曲について話していきます

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ドビュッシー『月の光』の幻想的なハーモニーの秘密

こんにちは。インターンシップ生の生田です。

前回に引き続き、クラッシック曲の紹介をしていきたいと思います。

今回ご紹介する曲はドビュッシーのピアノ曲、『月の光』です。

引用元URL:https://www.youtube.com/watch?v=jEc_r33ODos

『ベルガマスク組曲』というドビュッシーによるピアノ独奏曲の第3曲です。

ドビュッシー自身もピアノの名手であり、本人による演奏も残っています。

ほとんどがピアニッシモで演奏され、切ない旋律のなかで高音が豊かに響き、光が降ってくるかのような印象を受けます。個人的には、まるで綺麗な言葉遣いの文学小説を読んでいるような心地のする曲です。

十五夜にこの曲を聴きながら月を眺めるのは心が浄化されるような気持ちがすることでしょう。目を閉じて聴いても、夜空の月が目に見えるような美しいハーモニーです。

ディズニー映画『ファンタジア』をはじめとした、多くの映画やアニメ、CMで使用されています。アニメ『四月は君の嘘』では心の動きがこの曲によって紡がれているような演出があり、非常に魅力的なシーンとなっています。

幻想的な月夜がイメージされるこの曲は、実はただ月の光を表現したわけではないようです。

フランスの詩人ヴェルレーヌによる詩集のなかの『月の光』という詩に感銘を受けこの曲を作曲したようです。この詩は、楽しいことや悲しいことなど様々な感情が織り交ざっているようなものであり、曲の中にもそういったカラフルな想いが込められていると考えられます。

また、当時の西洋音楽には規則がありましたが、ドビュッシーは規則には反してしまう音の響きが美しいと感じ、自分のその感性を信じてこの曲を作ったようです。当時の曲にしてはこの曲は異色ではありますが、規則違反の最初の和音は確かに美しく、聴く人を惹きつけます。

ピアニストの中でも人気があり、日本の超一流ピアニストであるフジ子・ヘミングさんも「夜に物思いにふけりながら演奏するのが好き」と語っていたようです。人によって表現に幅がある曲でもあるので、色々なピアニストの方の『月の光』を聴き比べてみるのも面白いと思います。

音を並べるだけであれば難易度の高い曲ではないので、ピアノを練習している方にもぜひおすすめしたい一曲です。夜空に輝く月のイメージと感情に浸りながら演奏したら、ご家族が聴き惚れてくれること間違いなしです。

冬の凍り付くような澄んだ空気の中の月をイメージするのもいいですし、蒸し暑い夏の日に虫の音をバックに演奏するのも風情がありそうです。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ギターサウンドの優れた楽曲十選

 こんにちは.インターンシップ生の大杉新太です.この記事では,僕が聞いてきた楽曲の中で特にギターサウンドが優れている,かっこいいと思ったものについて書いていこうと思います.

 第8回で取り上げるのはRage Against The Machine「Sleep Now in the Fire」です.

ー引用はじめ

ー引用終わり

 Rage Against The Machineは1991年に結成されたアメリカのバンドです.メンバーはザック・デ・ラ・ロッチャ【Vo】,トム・モレロ【Gt】,ティム・コマーフォード【Ba】,ブラッド・ウィルク【Dr】の4人です.社会や政治への怒りを込めたリリックのラップスタイルボーカルとLed ZeppelinやBlack Sabbathを彷彿とさせる重厚なリフの融合は唯一無二のサウンドを構築し,多くのフォロワーを生みました.彼らは単なるバンドとはいえないほどその活動において政治・社会の問題に対するスタンスを楽曲や行動で明確に主張していたことでも知られています.例を上げると,アルバムジャケットに抗議の焼身自殺を遂げた僧侶の写真を使用する,検閲に反対しステージ上で裸で立ち尽くす,民主党大会当日に会場前でゲリラライブの開催など.単なるマイクパフォーマンスでは終わらない実際の行動で社会へ積極的に働きかけようとするその姿勢は先鋭的かつ画期的でした.またその行動スタンスだけでなくトム・モレロの作り出すギターサウンドも画期的でした.ギターノイズをもフレーズに取り込んでしまう斬新な発想は多くのギタリストに影響を与え,ジミ・ヘンドリクスとエディ・ヴァン・ヘイレンに並びギターの歴史を変えた人物の一人と言われています.

 今回取り上げる「Sleep Now in the Fire」は3rdアルバム「The Battle of Los Angels」に収録されている曲です.この曲のMVはニューヨーク証券取引所前でゲリラ的に行われました.もちろん警察が出動する騒ぎに発展しました.警察の静止も聞かずに演奏および撮影を続けた彼らは監督を努めたマイケル・ムーア共々連行されました.この曲にはそういった彼らの社会への怒りとも取れる爆発するようなエネルギーが満ちています.開幕から必殺のギターリフが炸裂し,ザックの雄叫びでなだれ込むように始まります.一つのリフで押しつつも,所々に挟まれるギターノイズを活用したフレーズにハーバード大学主席卒業であるトム・モレロの知性を感じます.ギターソロでは変態的なトム・モレロ節が炸裂します.正直,一般的なギターの弾き方と彼のアプローチが乖離しすぎていて何をしているかよくわからないのですが,おそらくワーミーを用いています.ワーミーというのはギターの音程を変化させるペダルタイプのエフェクターです.トム・モレロはこの曲のソロでギターは一つの音だけを出し,その音程をワーミーの踏み込みだけで制御することで弾いて(?)いると思われます.ワーミーはトム・モレロがその活動において多用しているエフェクターです.ときにはギターを弾いたときの音だけでなく,プラグを抜いたときに発生するノイズまで使用し独特のサウンドを生み出しています.このように彼は本来想定されていなかった使い方で機材を使用しサウンドを構築することが多く,それがギターの歴史を変えたと言われる所以でもあります.

 奇想天外な発想のギターサウンドや明確な行動を伴った主張など,Rage Against the Machineの音楽は聞く人に何らかの衝撃を与えてくれます.特にギタリストはトム・モレロのサウンドからなにか感じるものがあると思うのでぜひ聞いてみてください.

 これで第8回【ギターサウンドの優れた楽曲十選】を終わります.ありがとうございました.

引用一覧

・Youtube Rage Against the Machine – Sleep Now in the Fire(Official Music Video)

https://www.youtube.com/watch?v=kl4wkIPiTcY

会場に大砲が鳴り響く?序曲『1812年』

こんにちは。インターンシップ生の生田です。

前回に引き続き、クラッシック曲の紹介をしていきたいと思います。

今回ご紹介する曲はチャイコフスキー作曲、序曲『1812年』です。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=VbxgYlcNxE8

曲の終盤で楽譜に大砲という指示があります。実際に大砲を打って演奏することは自衛隊以外ほとんどありませんが、シンセサイザーで大砲の音を入れたり、バスドラムで代用するなど工夫を凝らして演奏されます。

では、なぜ大砲をいれるのでしょうか?それは、この曲が戦争をテーマにした曲だからです。具体的に言えば、1812年にナポレオン軍がロシアへ侵攻し、敗北した戦争です。チャイコフスキーはロシアの作曲家であるため、ロシアの大勝利を題材にして作られた曲だと言われています。大砲はフランス軍に対する最後のとどめのような役割をもっています。

この曲はかなり物語性が強く、場面も分かりやすく表現されているため、歴史的な背景を知らなくても情景が想像しやすい、おすすめの曲です。

大砲を使用するという異色な特徴から話のネタにもなりやすい、分かりやすく「かっこいい」曲であるため、人気も高いと言えます。

そんなチャイコフスキーは、あの有名なバレエ『白鳥の湖』やオペラ『エフゲニー・オネーギン』などの大作を作曲したあと、スランプのような時期がありました。その時期に頼まれたのがこの曲の仕事だったようです。

最初は仕事を受ける気はあまり無かったチャイコフスキーですが、友人の頼みもあって結局は作品を書き上げることになりました。

魂を込めて作曲した曲ではないと本人は思っていたようですが、観衆の受けはよく、現代にも残る名曲となったのです。

チャイコフスキーは他にも様々な名曲を生み出しています。有名なのはやはり「三大バレエ」でしょう。「三大バレエ」とは『眠れる森の美女』、『白鳥の湖』、『くるみ割り人形』の三つのバレエ曲の総称です。

どの曲も情景が浮かぶようなロマンティックなメロディーが印象的で、誰が聞いても「いい曲」だと感じることでしょう。

「好きな作曲家は?」と聞かれたとき、ベートヴェンやモーツァルトだと有名すぎて面白くないと思うなら、チャイコフスキーと答えておけば間違いないというのはよく言われる話です。それくらい、誰もが認める素晴らしい曲を数多く作った作曲家です。

個人的には、チャイコフスキーが作曲した「交響曲第5番」や「交響曲第6番」、「ピアノ協奏曲第1番」や「ヴァイオリン協奏曲」も大変胸が熱くなる良い曲なので、興味があったらぜひ聴いてみてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ギターサウンドの優れた楽曲十選

 こんにちは.インターンシップ生の大杉新太です.この記事では,僕が聞いてきた楽曲の中で特にギターサウンドが優れている,かっこいいと思ったものについて書いていこうと思います.

 第7回で取り上げるのはThee Michelle Gun Elephantで「スモーキン・ビリー」です.

ー引用はじめ

ー引用終わり

 Thee Michelle Gun Elephantは1991年に結成された日本のバンドです.メンバーはチバユウスケ【Vo】,アベフトシ【Gt】,ウエノコウジ【Ba】,クハラカズユキ【Dr】の4人で構成されます.チバユウスケのがなるような荒々しい歌声とロマンチックな歌詞,アベフトシの男気あふれる爆音マシンガンカッティング,ウエノコウジの地を這うようなベースサウンドなど彼らの鳴らした豪快なロックンロールは,それまで日本において未開拓であったガレージロックの可能性を大きく広げました.彼ら自身はクラシックなロックンロールやパンクの影響を公言しているのですが,類まれな個性が融合し一つのジャンルには収まらない唯一無二の音楽を鳴らしています.

 今回取り上げる「スモーキン・ビリー」は5thアルバム「ギヤ・ブルース」に収録されている曲です.初っ端から爆音でかき鳴らされる印象的なギターリフが聞き手を圧倒します.そしてそこからテンションを落とすどころか更にギヤを上げながら突き進んでいきます.ギターソロで何度も刻まれる高速のカッティングはその凄まじさからアベフトシのトレードマークにまでなっているものです.この音を出している彼の奏法や機材について述べたいと思います.奏法について,普通人差し指と親指でつまむようにして持つギターピックを彼は中指も使って持っていました.また非常に手が大きかったため3弦まで左手の親指で握り込むことが可能でした.それによって1~6弦全てを掻きむしるような力強いストロークを可能にしています.機材については,アベフトシはアンプとギターを直で繋ぎ音を作っていました.ギターはかなりハイが出るように作られたものを使い,アンプはハイゲインなものを使用していました.設定はベース・ミドル,ゲインが最大というかなり極端なものだったそうです.しかしその極端な設定もギターとの相性や彼の奏法も相まって,非常に迫力のあるサウンドを生み出しています.

  Thee Michelle Gun Elephant,そしてアベフトシのギタープレイは誰にも真似できないサウンドを生み出し,多くの日本のバンドに影響を与えました.スモーキン・ビリーはそんな彼らの魅力が詰まった曲だと思うのでぜひ聞いてみてください.

 これで第7回【ギターサウンドの優れた楽曲十選】を終わります.ありがとうございました.

引用一覧

・Youtube スモーキン・ビリー/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

https://www.youtube.com/watch?v=bm0kOhLXQ2U

興味を持った方はお気軽にご相談ください.

昼ドラ的展開!ビゼーのオペラ『カルメン』の魅力!

こんにちは。インターンシップ生の生田です。

前回に引き続きクラッシック曲の紹介をしていきます。

今回は少し趣向を変えて、オペラで使われている曲をご紹介します。

オペラとは、演劇と音楽による舞台芸術です。平たく言えばクラッシックのミュージカルのようなもので、ミュージカルが大衆向けでお芝居やダンスも重視されるのに対し、オペラはどちらかと言えば音楽や歌がメインの娯楽です。

オペラの魅力を語りだしたらきりがありませんが、マイクを通さない生の声や、生演奏のオーケストラが出す緊張感素晴らしいものです。

マイクを通さない声なんて聞こえないんじゃない?と言われる方も多いのですが、オペラ歌手の歌声はものすごくよく響きます。歌手の体全部が楽器になっているのです。

長くなってしまいましたが、今回はそんなオペラの中でも屈指の知名度を誇る「カルメン」をご紹介します。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=u_fh84Iqetc&t=5267s

皆様、「カルメン」はご存知ですか?オペラは知らなくても、曲は知っている方が多いのではないかと思います。序曲は運動会でもお馴染みの曲です。音楽の授業で習う方もいらっしゃるかもしれません。

オペラの音楽なだけあって、まるで映画館の中にいるようなドラマチックな空気が漂ってきます。

有名な曲ばかりなので、最初から最後まで聴いても飽きることなく聴くことが出来るのも魅力のひとつです。

さて、このカルメン、内容を知らなくても楽しく観ることはできるのですが、実はかなりドロドロな恋愛ストーリーです。

引用始め

真面目な兵士ホセは、自由に生きるジプシー、カルメンに恋をします。
そのことでホセの人生は大きく狂い始めます。

二人は結ばれますが、気の代わりが早いカルメンはすぐにホセを捨ててしまいます。
失恋し嫉妬に狂ったホセが、カルメンを殺してしまったところで幕がおります。

引用終わり 引用元URL:https://tsvocalschool.com/classic/carmen/

まさに昼ドラ的展開。小学校の運動会で使っていい曲なのか不安になります。詳しい内容を調べてみても面白いですよ。

オペラって敷居が高くて贅沢なイメージがありますが、かなりの確率でドロドロな展開です。しかも大体死因は殺人か自殺で、ストーリーを知って驚くことばかりです。

今回はカルメンを紹介させていただきましたが、モーツァルトの『フィガロの結婚』や『魔笛』、プッチーニの『蝶々夫人』、ヴェルディの『椿姫』、ヨハン・シュトラウス2世の『こうもり』もおすすめです。オペラに興味を持っていただけたら、ぜひ調べて観てみてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ギターサウンドの優れた楽曲十選

 こんにちは.インターンシップ生の大杉新太です.この記事では,僕が聞いてきた楽曲の中で特にギターサウンドが優れている,かっこいいと思ったものについて書いていこうと思います.

 第6回で取り上げるのはThe Smashing Pumpkinsで「Bullet with Butterfly Wings」です.

ー引用はじめ

ー引用終わり

 The Smashing Pumpkinsは1990年代にアメリカのグランジシーンで活躍したバンドです.オリジナルメンバーはビリー・コーガン【Vo,Gt】,ジェームス・イハ【Gt】,ダーシー・レッキー【Ba】,ジミー・チェンバレン【Dr】の四人で構成されます.壁のような轟音,静と動を縦横無尽に行き来するようなビリー・コーガンの作る美しい曲・メロディは独特の世界観を産み,多くのリスナーに支持されています.2000年に一度解散していますが,現在はダーシー・レッキー以外のオリジナルメンバーで活動しています.

 今回取り上げる「Bullet with Butterfly Wings」は1995年に発表された3rdアルバム「Mellon Collie and the Infinite Sadness」に収録された曲です.抑制的な展開で始まり,鬱々と歌うボーカルが印象的です.少しずつテンションが高くなっていきサビで一気に爆発します.壁のような音像を持つ深く歪んだギターサウンドが抑えたところから急激に変化する曲展開も相まって極上のカタルシスを生んでいます.このギターサウンドを作っているエフェクターが当時のグランジ/オルタナティブムーブメントを支えたElectoro-Harmonix社のBig Muff Piです.このエフェクターは荒々しい歪みと音圧を持ちながらもスムースなサスティーンも兼ね備えています.Big Muffの持つ空間を埋め尽くすような轟音は当時のミュージシャンたちに支持され,グランジ/オルタナティブシーンの形成に一役買いました.ただこのエフェクターにはバンドサウンドの中での音抜けが恐ろしく悪いという欠点があります.一人で弾いているときはかっこいい音が出るのですが,バンドで弾くとその極端にドンシャリ的な帯域特性から,どれだけ音量を上げても周りに埋もれてしまいます.The Smashing Pumpkinsではそれを狙ってかはわかりませんが,ギター二人がともにBig Muffを踏んでいるので両方音が抜けなくなり,結果的にしっかりギターが聞こえてくるということが起きています.BIG MUFFには年代により様々な仕様が存在します.その中でもビリー・コーガンが愛用したそれはオペアンプ期のものです.このBig Muffは他のものが回路において歪みをつくる増幅段にトランジスタ素子を用いているのに対し,オペアンプを用いています.この変更によって高域にジリジリとした成分が加わり多少音のヌケが良くなっています.もしThe Smashing Pumpkinsのギターサウンドを出したいという方は,Electoro-Harmonix社からこれの復刻やビリー・コーガンモデルのものなどが発売されているので試してみてください.

ー引用はじめ

ー引用終わり

 The Smashing Pumpkinsは激しいギターサウンドだけでなく,美しいメロディやそれを含む楽曲群なども魅力です.普段激しい音楽を聞かないという方にもおすすめなのでぜひ聞いてみてください.

 これで第6回【ギターサウンドの優れた楽曲十選】を終わります.ありがとうございました.

引用一覧

・Youtube The Smashing Pumpkins – Bullet with Butterfly Wings(Official Video)

https://www.youtube.com/watch?v=8-r-V0uK4u0

・【公式】Electoro-Harmonix/BIg Muff Pi

https://kcmusic.jp/ehx/big-muff-pi.html

興味を持たれた方はお気軽にご相談ください.

年末の風物詩!「よろこびの歌」としても有名な第九の秘密

こんにちは。インターン生の生田です。

前回に引き続き、クラッシック音楽の紹介をしていきたいと思います。

今回は、ブラームスが大きな影響を受けたというベートーヴェンの超有名曲、交響曲第9番です。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=QscuYmQgIM8&t=3554s

「歓喜の歌」、「よろこびの歌」という呼び名で親しまれているメロディーが、4楽章の途中から、動画では50分10秒から聞こえてきます。

クリスマスソングにで賑わう季節に絶大な存在感を放っているこの曲をご存知の方も多いのではないでしょうか。

動画を見ているだけでも、力強い合唱に圧倒されてしまいます。

ベートーヴェンは難聴に苦しんでいたことは有名ですが、驚くことに、最後の交響曲であるこの交響曲第9番もほとんど耳が聞こえない状態で作曲したと言われており、初演でも曲が終わったことに気が付くことが出来ず、アルト歌手の女性がベートーヴェンを聴衆の方へ振り向かせ、初めて熱狂的な拍手を見ることができたという話も残っています。

ベートーヴェンは耳が聞こえなくなってからも、この「交響曲第九番」をはじめとして「ミサ・ソレムニス」など多くの名曲を生み出しています。ロマン派の幕開けとも言われる数々の名曲を難聴で書き上げたという話には、モーツァルトにも負けない、彼の確かな才能を感じずにはいられません。

ベートヴェンは「第九」を発表したわずか数年後に亡くなってしまいます。

余談ですが、クラッシックの世界に「第九の呪い」があるのはご存知ですか?ベートーヴェン、ドヴォルザーク、ブルックナーといった有名な作曲家が、交響曲第9番を書きあげた後、第10番を完成させることなく亡くなっているという事実から広まった、「第9番を手掛けると人生の終わりが近づく」という噂です。

モーツァルトは40もの交響曲を残しており、ただの噂にしかすぎませんが、マーラーという作曲家はこの噂を本気で怖がり、第8番の後の交響曲を番号なしにして発表してから第9番を作りましたが、第10番を完成させる前に亡くなってしまったそうです。

様々な逸話を残したベートヴェンの「交響曲第九番」、有名なのは第4楽章の途中の主題からですが、ぜひ第1楽章から聴いてみてください。第1楽章から第3楽章の流れから聴く第4楽章は、そこだけ聴くのとはまた違った雰囲気が感じられるはずです。

実際に演奏会に足を運んでみることもおすすめです。バリトン歌手が歌い始めた時、そしてその後に続いて合唱が入ってきたときの高揚感は何にも代えがたいものがあります。

閲覧いただきありがとうございました。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ギターサウンドの優れた楽曲十選

こんにちは.インターンシップ生の大杉新太です.この記事では,僕が聞いてきた楽曲の中で特にギターサウンドが優れている,かっこいいと思ったものについて書いていこうと思います.

 第5回で取り上げるのはBlack Sabbathで「Iron Man」です.

ー引用はじめ

https://www.youtube.com/watch?v=5s7_WbiR79E

ー引用終わり

 Black Sabbathはその重苦しい独特の世界観やサウンドからヘヴィメタルの元祖とされています.Black SabbathはもともとEarthという名前のブルースロックバンドでした.ある日,リハーサルの最中にホラー映画を上映していた映画館に行列ができているのを見かけたトニー・アイオミ【Gt.】が人々の恐怖心を煽るような音楽を作れば注目を得られるとひらめき,ヘヴィーでドロドロとしたBlack Sabbathサウンドが生まれました.

 Iron Manは1970年発表の2ndアルバム「Paranoid」に収録されている曲です.イントロの唸るギターの第6弦と引きずるようなバスドラムが不安を煽り.そしてタメにタメてから弾かれるヘヴィーなギターリフが聞く人を恐怖のどん底に叩き落とします.終始ダウンビートで演奏される本曲ですがギターソロで一気に加速し,不条理ともいえる展開が焦燥感を生んでいます.

 Black Sabbathのギタリスト,トニー・アイオミのギターサウンドには様々な秘密があります.彼は若い頃に仕事で薬指の先端を失っています.そこで彼はそのハンディキャップを補うために,洗剤容器のキャップを溶かしたものを整形し指に装着していました.もちろん指を失う前よりもギターが弾きにくくなります.そのためギターを弾きやすくするため極細ゲージの弦を張り,ダウンチューニングを用いていました.そして更にそれをトレブルブースターDallas Rangemasterでゲインアップした特注のLaneyアンプにつなぐことで,ダークでヘヴィに歪んだサウンドが生まれました.このときまさしく現代まで続くヘヴィメタルサウンドが誕生したといえるでしょう.

 人々に恐怖を与えることを目的として生み出されたBlack Sabbathサウンドですが,聞いてみると怖いだけではなくホラー映画を見終わったあとのような爽快感があります.ヘヴィメタルの元祖であるBlack Sabbathですが,その後ひたすらヘヴィな方向へと突き進むサバス以降のメタルバンドを聞いたあとではむしろ新鮮に聞こえるかもしれません.メタルを普段聞く方もそうでない方もぜひ一度聞いてみてください.

 これで第5回【ギターサウンドの優れた楽曲十選】を終わります.ありがとうございました.

引用一覧

・Youtube BLACK SABBATH – “Iron Man”(Official Video)

https://www.youtube.com/watch?v=5s7_WbiR79E

21年かかってやっと完成!?ベートーヴェンを意識しすぎたブラームスの傑作

こんにちは。インターンシップ生の生田です。

皆様、クラッシック音楽はお好きですか?お上品なイメージやお堅いイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、テレビのCM、お店のBGMなど、クラッシック音楽は私たちの身近に溢れています。「なんて名前か知らないけど、これ知ってる…。」そんな曲はありませんか?それはもしかしたらクラッシックの音楽かもしれません。

私は誰もがちょっと耳にしたことがあるような、超有名なクラッシック曲をご紹介します。「あれ?なんか聴いたことあるな。」と思っていただけたら嬉しいです。

今回は私が大好きな、ブラームスの交響曲第1番をご紹介します。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=7M7Q7BXh_is

最初から聴いたことがある人は少ないかもしれません。動画では31分40秒からのメロディーが有名です。弦楽器による壮大なメロディーから始まり、木管楽器の美しい再現、そして大迫力のtuttiという流れがたまりません。

素晴らしい曲ですが、実はこの曲、ブラームスが21年かけて完成させたと言われています。交響曲は通常、数か月、長くても数年で作られることを考えれば、いかに長い年月がかかっているのかおわかりいただけると思います。

なぜこんなにも長い時間がかかったのか?それは、世にも有名なあの作曲家、ベートーヴェンの交響曲が原因です。

ブラームスは交響曲を書くにあたり、ベートーヴェンの9つの交響曲にも見劣りしない曲を書くべきだと考えていました。それはブラームスの肩に呪いの様に重くのしかかり、推敲に推敲を重ね、結局21年もの月日をかけることになったのです。

引用始め

『ベートーヴェンという巨人が背後から行進して来るのを聞くと、とても交響曲を書く気にはならない』

引用終わり(引用元URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC1%E7%95%AA_(%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9)#cite_note-1)

これは、ブラームスがある人への手紙に記した言葉です。ブラームスがいかにベートーヴェンを意識し、苦悩していたのか理解していただけたでしょうか。

ブラームスは4曲の交響曲を世に出しましたが、この交響曲第一番は、ブラームス独自の重苦しい雰囲気もありながら、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」や第9番「歓喜の歌」を彷彿とさせる仕掛けが施されており、ベートーヴェンへの尊敬と畏怖の感情が現れています。

21年かけて作り上げられたこの曲は、現在でも多くの演奏会で取り上げられ、その豊かなメロディーで多くの人に愛され、多くの人を感動させています。

この曲を知らなかった方は、ぜひ一度最後まで聴いてみてください。

きっと心震える体験ができると思います。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。