レイヤーで設定できる項目を解説!

皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。

今回は、前回までに触れることのできなかった、レイヤーに関する機能をいくつか解説します。これを知れば、表現の幅が一気に広がると思います。

まずは、「クリッピング」という機能について話します。

クリッピングは、レイヤーが他のレイヤーを参照する処理で、簡単に言うと、「下地からはみ出さずに色を塗れる機能」です。

例えば、人間の髪の毛を大まかに塗ったとします。そこに、手作業で影を入れようと思った場合、はみ出さないようにある程度慎重に描く必要があります。

しかし、クリッピングを使えば、下の色からはみ出すことはないため、大胆に効率よく影を入れることができます。他にも、グラデーションを作るときなど幅広く活用できるため、覚えておくといいと思います。

次に、不透明度の設定です。

これはペンの項目でもお話ししましたが、実はレイヤーにもこの項目があります。

「ペンで設定できるのに必要なのか?」と思うかもしれませんが、レイヤーで設定するメリットがいくつかあります。

まずは「ラフ」と呼ばれる下書きの作成です。

デジタルペイントでは、1枚のレイヤーにざっくりとした下書きを書いて、その上から

別のレイヤーで綺麗な線画を描くということをよくやります。このとき、下書きの線が濃いと、線画が見えづらくなってしまいます。

かといって薄い線で下書きを描くと、見えづらくて作業しにくいですよね。

そこで、普通に下書きを描いて、描き終えたらレイヤーの不透明度を下げるこということをします。そうすれば、下書き全体が薄くなって線画が描きやすくなります。

他にも、全体的な色の濃さを落とす目的でも利用できるので、色を重ねるときなどは是非、レイヤーの不透明度をチェックしてみてください。

最後に、レイヤーの「合成モード」です。

これは、レイヤーに様々な効果を持たせることのできる機能です。

たとえば、色同士を足して明るくする「加算」や明暗を強くする「オーバーレイ」などがあり、これらを使えばCGのような、リアルな光を再現出来たり、画面全体の明るさを調整したりすることができます。

他によく使用されるモードは「乗算」などでしょうか。これは、色を掛け合わせて暗くするモードで、とても自然な色味になるので、影を塗る際などに重宝されます。

合成モードは紹介しきれないくらい沢山ありますが、これらをただ設定するだけでなく、先ほど紹介したレイヤーの不透明度などと掛け合わせることで、より柔軟に絵を描くことができるようになると思います。

以上でレイヤーに関する機能の話を終わります。

デジタルペイントでは、様々な機能を活用することで、アナログでは難しい表現も簡単にできてしまいます。

たくさん描いて、ぜひ自分ならではの描き方を見つけてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

デジタル特有の描き方。上達の近道!

皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。

前回までは、デジタルペイントを始めるまでの準備や、基本的な操作について説明してきました。今回は、実際にどのように描くのか、アナログとの違いも踏まえて説明していこうと思います。

描く人のスタイルにもよりますが、実はデジタルとアナログでは、絵の描き方に違いがあります。

まず、デジタル・アナログのどちらでも線の引き方として、長いストロークで線を描く場合と、短い線を塗り重ねる場合の2種類があると思います。これはどちらにも利点があり、好みや画風によって変わってくるものです。

しかし、デジタルペイントに初めて触れる場合は、長いストロークで線を引くことをおすすめします。理由は、デジタルペイントで多くの人が、最初に躓くポイントとして「線が綺麗に引けない」というものがあるからです。

もちろん、たくさん描けば綺麗な線が引けるようになりますが、手首で短い線を描くよりも、腕を使って長い線を描く方が、練習としては効果的です。

なので、細かい線を必要とする箇所以外は「思い切って線を引いてみて、気に入らなかったら取り消し」という作業を繰り返すといいかと思います。これをスムーズにできるのが、デジタルの強みです。

もう一つの理由として、デジタルペイントでよく用いられる塗りつぶし、バケツ機能といったものを使いやすいということがあります。塗りつぶしは、線で囲まれた箇所を塗りつぶせるという機能ですが、短い線を重ねるように描くと、しっかり線が閉じられないことも多く、その個所を探すのも困難になります。

なので、この機能を利用したい場合は、なるべく1度のストロークで線を引くことをお勧めします。

次に、キャンバスの回転です。アナログで絵を描いてるとき、描きづらい角度があったら紙を回転させたりすると思います。しかし、同じようにペンタブを回転させるわけにはいきません。

そんなときは、ペイントソフトにあるキャンバスの回転機能を使いましょう。

この機能は、キャンバスを360度回転できるため、自身の描きやすい角度までもっていくことができます。なので、少しでも描きづらいと思ったら、手の角度を変えるのではなく、キャンバスを回転させてみてください。

最後に、キャンバスの反転です。趣味程度にアナログで絵を描いている場合は、気にすることはあまりないかもしれませんが、描いた絵を反転させてみたら、かなりの確率で違和感を覚えると思います。

デジタルペイントでは、この違和感を、反転機能を使ってこまめに確認し、修正しながら描き進めるということをよくやります。

アナログだと紙を光に透かすなどしなくてはいけませんが、デジタルならボタン一つで反転できるので、ぜひ活用してみてください。

以上でデジタル特有の描き方についての説明を終わります。

他にも拡大縮小など、デジタルだからできる描き方があるため、ぜひ強みを活かして描いてみてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ペンの設定はどうする?設定できる項目を紹介!

皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。

今回は、ペイントソフトに入っているペンや筆の話をしていこうと思います。

以前話したように、ペイントソフトには、様々な種類の筆が用意されています。

鉛筆、ブラシはもちろん、消しゴムやぼかし機能など充実していて、それらを駆使すれば、大抵の画風は再現できるでしょう。

しかし、単純に筆の種類を変えただけでは、使いこなしているとは言えません。

なら具体的にどうすればいいのか、変更できる設定の項目を解説していこうと思います。

まず基本となるのは、サイズ変更です。

基礎的な部分ですが、このサイズ変更を一度もしないで絵を完成させる人は、そう多くないと思います。初期設定であれば、筆の設定項目は画面の左側にあると思うので、ぜひ触れてみてください。直接値を入力することでも変えることができますが、ざっくりサイズ変更したい場合は、カーソルを動かすことで変更可能です。

どの程度のサイズの絵を描くか、また個人の好みでサイズは変わってくるので、色々試してみてください。

次に、不透明度です。

不透明度とはその名の通り「どれだけ透明ではないか」という値です。100%で透けることなく色が付きます。値を下げていくと、透明度が増し、薄くなっていきます。

視覚的に色が薄くなっていくので、勘違いしやすいですが、色の設定で彩度を下げているわけではありません。

例えば黒い紙に「彩度の低い、不透明度100%の赤」と「彩度の高い、不透明度50%の赤」を描いた場合、不透明度50%の方は、下地の黒が反映されて、暗く見えることになるので、意図しない結果にならないように気を付けてください。

不透明度の設定は、アナログ特有の「線の重なり」や「消しゴムの力加減」などを再現できるので、表現の幅を広げたいと思ったら、変更してみましょう。

基本的な項目としてもう一つ、色の設定があります。

これは自身が使いたい色を選択すればいいのですが、選択の仕方にも種類があります。

カラーサークルとパレットを直接操作する方法や、RGBの数値を入力する方法などです。

普段は視覚的にも分かりやすいパレット操作がお勧めですが、参考書などを利用して、その通りに描く場合などは、RGBの値を入力するのもよいでしょう。

最後に手振れ補正です。

これについては、以前にも軽く触れました。

「手ぶれによる線のがたつきを補正する機能」です。

極端に高く設定すると、ペンをゆっくり動かしても追従が間に合わないため、長い線などを正確に描きたい場合などに、高めに設定するとよいでしょう。

しかし、普通に線を引く場合には、追従の遅さが違和感となってしまうため、低めに設定するのがお勧めです。

他にも、硬さや色伸びなど、筆の種類によって細かい設定が行えます。

しかし、慣れないうちは無理に変更する必要はありません。サイズや色の変更だけ行って、余裕ができたら、様々な設定項目に触れてみてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

「制作から完成まで」ペイントの流れを解説!

皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。

今回はいよいよ、ペイントソフトの使い方について、話をしようと思います。

以前に説明した通り、ペイントソフトはいろいろあるので、今回は一つに焦点を当てるのではなく、全体的に共通する制作の流れを解説していきます。

まずは、制作の基本的な流れについてです。

デジタルペイントの特徴として、以前から触れていた「レイヤー」という概念があります。

よくわからない人は「透明な紙」であると思ってください。

デジタルペイントは新規キャンバスを作成し、レイヤーに絵を分割して描いて、重ねたものを1枚の絵にするのが基本です。

1枚で仕上げるという人もいますが、慣れないうちは分割することをお勧めします。

その理由の1つはデジタルペイントの強みである「修正のしやすさ」です。

例えば、鉛筆で人を描いたとします。そのとき「目がうまく描けず、修正しようとしたら髪まで消してしまった」なんて経験をしたことはありませんか?

デジタルペイントなら、目と髪の線画を別のレイヤーに描くことで、お互いの修正に干渉しなくなるので、そんなミスも無くなります。

色も同様に、部位によってレイヤーを分けることで、色味が気に入らなかったときなども、後々修正しやすくなります。

レイヤーを細かく分けすぎても、複雑になってしまうので、最初はある程度のパーツ毎に分けるといいでしょう。レイヤーの枚数はどのくらい複雑なものを描くかにもよるので、自分が安心できる分け方を見つけてみてください。

レイヤーの概念以外にも、共通する機能があります。

それは、「やり直し」「取り消し」といったものです。この機能はペイントソフトに限らず、PCソフトではよくある機能なので、イメージも付きやすいのではないでしょうか。

線を引いているときに手が滑ってしまったなんてことを、だれでも経験したことがあると思います。それが最後の仕上げで、しかも他の線に干渉してしまった、なんてことになったら、目も当てられません。

しかし、デジタルペイントならこの機能で簡単に修正できてしまいます。それも数段階前まで戻すことも可能であるため、アナログなら緊張する塗りも、気軽に行うことができます。

その他にも、変形や移動など、デジタルならではの機能が多くあるので、ぜひこれらを活用しながら、制作してみてください。

そして最後に、画像の書き出しを行います。

まれに誤解をしている人がいますが、ペイントソフトで描いた絵のデータをそのままファイルで保存しただけでは、1枚の絵にはなりません。普段目にするような画像にするには、画像として書き出す必要があります。大抵はファイルの項目と一緒に並んでいるかと思います。ここで画像形式等を決め、描きだすことで1枚の絵が完成します。

1つ注意点として、非表示になっているレイヤーは書き出されないので、意図せず非表示になっているレイヤーがないか確認しておきましょう。

簡潔ではありますが、以上がイラスト制作の基本的な流れになります。

様々な機能に触れながら、デジタルペイントを楽しんでみてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

これがあれば便利!周辺機器の必要性とは?

皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。

今回は、デジタルペイントの作業効率化に欠かせない、「周辺機材」をいくつか紹介していきたいと思います。

「モニターとペンタブがあればいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、作業を効率的に進めるためには、最低限の機材はあった方がよいでしょう。

では具体的に何が、どんな理由で必要なのか、解説していこうと思います。

まずあった方がいいのは、キーボードです。

絵を描くために、なぜキーボードが必要なのか、理由の一つは「名前を付けるため」です。

デジタルイラストは、普段皆さんが見ているような1枚の画像になるまで、様々なデータの入ったファイルとして扱われます。このファイルに名前を付けることはもちろんですが、

以前少しだけ触れたレイヤーにも名前を付けていくのが基本です。

軽く復習すると、レイヤーとは透明な紙のようなもので、これを重ねて絵を描くのがデジタルペイントの基本になってきます。中には1枚のレイヤーで仕上げる人もいますが、本気で描くと100枚以上のレイヤーを使うというのも珍しくありません。

それらに全く名前がついていなかったら、修正するのも大変になります。

ペンでも文字を入力することはできますが、非常に効率が悪いです。

キーボードに関連して、「ショートカットキーの登録」も重要です。

操作キーはペンタブ自身にも付いていることが多いですが、「割り当てや操作が分からない」という方や、「そもそもペンタブについてない」という方は、キーボードに割り当ててみましょう、使っているツールによって割り当て方は少し変わるかもしれませんが、大体は一緒なので、調べればすぐに分かると思います。

操作を戻す機能、画像を反転する機能などはかなり頻繁に使うので、これだけでも割り当てておくとよいでしょう。

キーボードは基本入力ができればなんだっていいので、好みで選びましょう。ショートカットキー目的であれば、片手デバイスでもいいかもしれません。

次にマウスです。キーボードほど重要ではありませんが、スクロールをするときなどに、マウスのホイールがありがたく思えます。これも使えれば何でもよいので、好みで選びましょう。安いものであれば1000円しません。

最後にスタンドです。これは好みなのですが、ペンタブにある程度の角度があった方が描きやすいです。元々スタンドが付いているものもありますが、そうでない場合は、購入してみるのもよいでしょう。

そこまでお金を掛けたくないという方は、ある程度身の回りのもので代用してみてもいいかもしれません。スタンドには、下にスペースができるものもあり、そこにキーボードを置くなどして、作業環境を整えることもでるので、ぜひ検討してみてください。

以上で周辺機材の話を終わります。

周辺機器は必須というわけではありませんが、あれば効率が非常によくなり、作業も楽しくなってモチベーションも上がります。

長く続けていきたいと思ったら、ぜひ購入を検討してみてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

モニターの違いって?大切なポイントはこれ!

皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。

今回は、デジタルペイントで必要になってくる、モニターの話をしていこうと思います。

「映ればなんだっていいんじゃないの?」なんて思う方もいるかもしれません。

確かに、最低限それで絵は描けます。しかし、ストレスなく制作するためには、やはり選びたい条件があります。

では、モニター選びについて話します。いろいろなメーカーがありますが、イラスト制作

目的であれば、EIZOのモニターが有名でしょうか。

絵を描く用途でモニターを買う際に重要になってくるのが、発色の良さです。ここで言う発色とは、モニターにどのくらい正しい色を表示できるかというもので、

モニター依存の板タブでは特に重要になります。

発色が悪いモニターで作業していると「完成したイラストを別の画面で見たら、色味が違っていた」なんてことがよくあります。モニターを選ぶ際は、予算内で、できるだけ発色の良いものを選びましょう。

次に大切なのが、液晶パネルです。実はモニターの液晶パネルにもTNパネル、VAパネルIPSパネルといった種類があります。TNパネルとVAパネルは反応速度が速いため、

ゲーム等に向いています。しかし、イラスト制作で重要なのは、視野角と色の再現度になります。

視野角とは、簡単に言うと「モニターを見る角度を変えて、どの程度正しく見えるか」というもので、視野角が狭いものだと、少し見る角度を変えるだけで、イラストの色味が変わって見えてしまいます。画面を傾けたら、コントラストが弱まって白く見えたり、逆に黒っぽくなった、なんて経験をした人も多いのではないでしょうか。

なので、イラスト制作を目的とするのであれば視野角と色の再現度が高いIPS方式がおすすめです。IPSか否かでは、素人目でもわかるくらいの違いがあるため、ぜひ液晶の種類も考慮してみてください。

また、モニターにはグレア、ノングレアの2種類があります。グレアは、鏡のように光沢があり、光を反射するモニターです。映像などが非常に鮮やかに見えますが、目が疲れやすく、長時間の作業には向きません。また、自身の映り込みが気になってしまうという人も多いと思います。

ノングレアは、光を反射しない、光沢を抑えたモニターです。鮮やかさではグレアに劣りますが、目が疲れにくく、長時間の作業に向いています。また映り込みも気にならないため、作業に集中できるというメリットもあります。

これは好みの問題ではありますが、特にこだわりがなければ、イラスト制作用のモニターはノングレアのものをおすすめします。

イラスト用のモニターは、2万円前後のものから、8万円前後のものまで幅広くあります。もちろん予算との相談になりますが、先ほど述べたように、知識のない人でもわかるくらいの違いが出てくるので、なるべくイラスト制作に長けたモニターを選びましょう。

また、今回触れなかったモニターのサイズ等は、前回説明した通り、ペンタブのサイズやスペースと相談して決めましょう。スペースはないけど大きい画面がいいという人は、

モニターアームを購入するのもいいかもしれません。

以上でモニターの選び方についての話は終わりです。

今回説明した条件が揃っていれば、イラスト制作用モニターとして利用できると思います。

モニターはピンキリなので、手の届く範囲でよいものを探してみてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ペンタブを選ぶときに見るべきは?ポイントを紹介!

皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。

前回は、ペンタブの種類と特徴について話しました。

今回はそれを踏まえて、「種類は決まったけど、その中からどれを選べばいいのか分からない」という人に、選び方を解説していこうと思います。

まず、どのペンタブを買うとしても見てほしい項目があります。

それは、筆圧感知レベルです。ペンタブなら必ず搭載されている機能ですが、これによって、弱い筆圧と強い筆圧を使い分けることができ、表現の幅が広がります。

現在は2048,4096,8192が多く、最高は8192になってます。このレベルのものであれば、ストレスなく描けるのではないでしょうか。特に線の強弱を意識して書きたい人は、ぜひこの項目をチェックしてみたください。

似たような部類として、傾き検知という機能があります。これはペンを傾けることによって線の強弱を生み出す、アナログに近い書き心地を再現できる機能です。この機能があれば、ペンの設定を細かく変更せずに、細かな陰影の表現が可能になります。

海外製のペンタブなどでは、筆圧感知が高いが、傾き検知はいまいちというものもあるので、

ある程度の傾き検知機能が欲しいと思ったら、この項目もチェックしてみてください。

次に大切なのが、サイズです。「大きい方が高いしいいんじゃないのか」と考える人もいるかもしれません。確かにこれは間違いではありません。

サイズは大きい方が、作業効率もいいです。 

しかし、ペンタブは一部例外を除いて、デスクに設置して使うのが一般的です。

そしてモニタやキーボード等のスペースも考える必要があります。それらを置いたうえで、皆さんのデスクにはどのくらいのスペースが残るでしょうか。

自身の作業スペースに応じて、適切な大きさを探してみてください。

また、サイズに関して、板タブに限ってはもう一つ注意しなくてはならないことがあります。

それは、モニタサイズとの兼ね合いです。

前回話した通り、板タブはモニタを見て作業します。

そのため、手を動かすスペースとモニタのサイズが大きく異なると、引いた線の長さと

モニタに映る線の長さが一致しないように感じてしまいます。そのため、既にモニタがある環境に板タブを導入するのであれば、モニタサイズに近いものを選びましょう。

次に液タブ特有のポイントです。液タブを選ぶ際には色域のカバー率が重要になってきます。これは、どのくらい色を再現できるかという値で、Adobe RGB(アドビアール)カバー率と呼ばれています。普通にイラストを描く分には、70%前後あればいいかと思いますが、印刷等をする場合は、80%以上あった方がいいです。カバー率が低い場合は、チェック用のモニタを購入するといいかもしれません。

他に、液晶を挟んでしまうために発生するペン先との視差や、ペンの追尾性能なども重要になってきます。

ただ、これらは実際に触れてみないと分かりづらいと思うので、実物を展示している店を訪れて、触ってみるのがいいかと思います。

以上で選び方の解説を終わります。

ペンタブは「これなら間違いない」と万人に進めることはできません。

それぞれの項目をチェックしてみて、自分に合ったものを見つけてみてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ペンタブって?種類と違いを解説!

皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。

今回は、デジタルで絵を描く上で欠かせないペンタブレット、通称「ペンタブ」について話します。デジタルペイントを始めようと思って、最初にこのペンタブについて調べるという人も多いのではないでしょうか。

ペンタブにはどんな種類があるのか、何が違うのかなど、それぞれ説明していこうと思います。

まず、ペンタブの種類についてです。

ペンタブというと一般的に「板タブ」というものを指すことが多いですが、他に液晶タブレット、通称「液タブ」やiPadなどがあります。この3つはどれも「筆圧感知機能」という機能を持っています。この機能はその名の通り、筆圧を感知し、線に強弱をつけることができる機能です。この機能のおかげで、アナログと変わらない筆の入り抜きが再現できます。

ではそれぞれの特徴を解説していきます。

1つ目は一般的な「板タブ」についてです。

板タブとは、液晶画面を持たないペンタブのことです。

端末自身にはイラストが表示されないため、PCと繋いでモニタを見ながら描くことになります。

板タブのメリットは「液タブより安価」「サイズが豊富」「手でイラストが隠れない」などがあります。比較的安価であるため、まずは板タブから手を出すという人も多く、サイズも色々あるため、自分の作業スペースや予算と相談してベストなものを選びやすいです。

また、あまり知られていない良さとして、手でタブレットが隠れないというものがあります。

そんなに気にならないだろうと思うかもしれませんが、板タブの後に液タブを操作すると、これがストレスになってきます。

ただ最初に述べた通り、モニタを見ながら作業しなくてはいけないため、慣れるまでは

違和感を覚えるかもしれません。

二つ目は「液タブ」です。

液タブはタブレット自体が液晶になっていて、モニタを見ながら作業をする必要がないという特徴があります。

板タブは、タブレットとモニタのサイズがあまりに違うと、その差から思ったような線が引けなくなったりすることがあります。しかし液タブはモニタを見ながら線を引く必要はありません。そのため、板タブよりも直感的に思った線を引くことができ、より細かな作業を行うことができます。

デメリットとしては高価であることでしょうか。中華製であれば、安くて性能の良いものもありますが、サポートの観点から、初めてペンタブに触れる人にはお勧めしにくいです。

また、サイズも大きいものが多く、ある程度の作業スペースが必要になります。

それでもアナログとのギャップが少なく、慣れの期間もいらないので、余裕があれば液タブを選ぶのがいいでしょう。

最後は「iPad」です。

特徴はなんといってもその手軽さです。PCを必要としないため安価で、持ち運びもできるため、場所を選びません。また、PCの操作に慣れていない人にも使いやすく、利用者の多いCLIPSTUDIOも対応しています。液晶に直接描くため、操作も直感的です。

しかし、画面が小さいため、若干作業しづらいことや、バッテリーの寿命がある等のデメリットがあります。PCほどの性能がないため、多くのレイヤーを使用する重いイラストなどにも不向きです。

また、CLIPSTUDIOを利用できるといいましたが、iPadでは月額制になってしまうため、本気で書きたいと思ったら、対応ソフトも豊富な液タブ、板タブをお勧めします。

iPadは絵を描く以外にも使えるので、軽くデジタルペイントに触れてみたいと思ったら購入するとよいかもしれません。

以上でペンタブの種類の解説を終わります。一口にペンタブと言っても色々あるので、

それぞれのメリットデメリットを見比べて、自分に合ったものを探してみてください。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ペイントソフトってなに?種類や選び方を解説!

皆さんこんにちは。インターン生の花ケ崎です。

今回は、デジタルペイントソフトについて話していきたいと思います。

ペイントソフトはその名の通り、パソコンで絵を描くためのソフトのことです。

ソフトはいろいろありますが、どのソフトも前回話した「便利機能を使える」等様々なメリットがあります。

ではどれを選べばいいのか、私も利用したことがある、有料ペイントソフトとして有名な3つのソフトを紹介しながら、それぞれの特色を解説していこうと思います。

まず1つ目は、「ペイントツールSAI」です。

このソフトの特徴は、なんといってもその分かりやすさです。ソフト内でのカスタマイズはほぼ必要なく、シンプルで、直感的に操作ができます。対応OSはWindowsのみになりますが、その敷居の低さから、利用者も多いです。

しかし、シンプルなために加工等の機能が、他のソフトよりも少ないです。

そのため、まずはSAIから始めて、ペイントソフトに慣れてきたら他のソフトを使ってみるのもありかもしれません。

2つ目は「CLIP STUDIO PAINT」です。

「クリスタ」の愛称で親しまれているこのソフトの特徴は、汎用性の広さ、機能の充実です。

まず対応OSがWindows、MacだけでなくiPad等のタブレットでも利用することができるため、自身の利用する機材に関係なく、広いシェアの恩恵を受けることができます。

また、「イラストだけでなく、漫画や簡単なアニメーションを作成できる」「デッサンをCGで作れる」「様々な素材が提供されている」など、このソフト一つで大抵のことはできてしまいます。

イラストだけでなく、色々なものに手を出してみたいという人におすすめのソフトです。

3つ目は「Photoshop」です。

Photoshopの特徴は、なんといってもその加工バリエーションの豊富さです。元々イラストではなく、写真などの編集を行うことが主なソフトなので、合成や色彩調整などの機能が他のソフトよりも多い印象です。

CLIP STUDIO PAINTも機能は充実していますが、こちらは他にはない機能が充実しています。加工だけでなくブラシ(筆)の設定も自由度が高いため、ある程度設定をいじりながら、自分に一番合ったものを探したいという人にお勧めできます。

こちらのソフトはWindows、Macのみ対応していますが、利用者はクリスタに次いで多いです。

以上3つのソフトを例に出しましたが、これらに共通するメリットは、「利用者が多い」

という点です。

利用者が多ければ、ネットで調べるだけで、大抵のトラブルは解決できるし、様々な機能について解説してくれている人もいます。なので模索がしやすく、ソフトを使いこなすのにかかる時間も少なくなるんです。

ペイントソフトに触れたことがない人は、今回紹介した3つのソフトのメリットを比較するだけでなく、利用者がどのくらいなのかも見てみるといいかもしれません。

もちろんペイントソフトは今回紹介したものだけではありません。たくさんのソフトがあり、大抵はお試し期間があるので、まずは気になったソフトに触れてみることをお勧めします。

ソフト紹介は以上になります。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

・参考

「ペイントツールSAI」

https://www.systemax.jp/ja/sai/

「Photoshop」

https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html

「クリスタ」

https://www.clipstudio.net/

デジタルペイントとは?メリットデメリットを紹介!

初めまして。インターン生の花ケ崎です。

ここでは、デジタルペイントの基礎中の基礎であるソフト・周辺機器の選び方や、共通する基本的な操作などについて、デジタルペイントに触れたことのない人にもわかりやすく

説明していこうと思います。

今回は、デジタルペイントのメリット・デメリットについて話します。

突然ですが、デジタルペイントのメリットって何だと思いますか?

よく言われてるメリットは、「紙や筆などの消耗品コストが掛からない」「ゴミが出ない」「手軽に様々な機能が使える」などでしょうか。

確かに十分なメリットですよね。何万円もする機材を買うには十分な理由です。

ただ、デジタルペイントに手を付けようとしている人に共通してありがちな“誤解”があります。それは・・・・

デジタルペイントは、「デジタルならアナログより上手に描ける」というものです。

結論から言うと、そんなことはありません。もちろん、手ぶれ補正等多少の補助機能はあります。

※手ぶれ補正―ストロークで綺麗な線が描けるようにサポートする機能です

しかし、絵の質に大きな影響を与えるものではありません。あくまで補助です。

「デジタルなら綺麗な線が描ける」と思っていざ買ってみると、「ツルツルしてて描きにくい」「アナログではできてた、思った線を引くことができない」なんてことになってしまいます(実体験です)

この慣れるまでのアナログとのギャップが、デジタルのデメリットです。

なのでアナログではうまく描けないけど、デジタルなら画力が上がるなんてことにはなりません。むしろ慣れるまでは画力が同等以下になると思っておくといいかもしれません。

そんなデメリットがありながらデジタルペイントツールを利用する人が多いのは、上述したようなメリットがあるからです。

その中で私が特に大きいと思うメリットは「様々な機能が使える」という点です。

例えばデジタルペイントではレイヤーという、紙を透かせて重ねるような機能が備わっています。つまり、「下描きをする紙」「線を描く紙」「色を塗る紙」といったように分けられるんです。なので修正もしやすいし、紙がかさばることもなく管理が容易です。

他には、筆の種類が豊富な点などが挙げられます。

普通の鉛筆から水彩、Gペンなど、揃えようとすると結構場所もとられます。

デジタルなら筆の種類だけでなく、「太さ」「色彩」「透明度」などを細かく設定でき、これ一つで様々な絵を描くことができるんです。

家で筆とキャンバスを用意して水彩画を描こうとすると、準備や片付けの時間が必要だし、保管場所も確保しなくてはなりませんよね。

そういった手間を無くし、手軽に様々な絵を描くことができるのが、デジタルペイントの

魅力だと思います。

最後に、メリット・デメリットを整理します。

メリット

・紙や筆などの消耗品コストが掛からない

・ゴミが出ない

・手軽に様々な機能が使える

・管理がしやすい

デメリット

・初めてだと、慣れるまで時間がかかる

今回の話でデジタルペイントに、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。