(5)七つの大罪の魅力

[はじめに]
 前回に引き続きおすすめの完結済みバトル漫画を紹介させていただきます。今回紹介させていただく漫画は『七つの大罪』です。この漫画は、聖騎士たちの暴走を止めるため、かつて存在した伝説の騎士団「七つの大罪」を探す冒険バトル漫画です。キャラクターそれぞれに深いストーリーがあって読み応えのある作品になっています。

[簡単なあらすじ]
 ある時から王都では国を守るはずの聖騎士達が暴走していた。その暴走を止める手助けをしてもらうために、王女である ”エリザベス” は伝説の騎士団「七つの大罪」を探す旅に出た。旅の途中で七つの大罪団長の ”メリオダス” に出会うことが出来き、2人は残りのメンバーを共に探す旅に出るのだった。

[七つの大罪の魅力]
 次にこの漫画の魅力を伝えたいと思います。まず、この漫画の魅力は大きく分けて3つあります。1つ目は、仲間達の共闘です。七つの大罪のメンバーは全員とても強いのですが、それを上回る強敵が度々出てきます。そこで、仲間達で力を合わせて戦うシーンがとても見所です。それぞれの長所を活かした連携や、互いのピンチを助け合う絆、あっと驚く戦略など、読んでいてとてもワクワクするようなシーンがたくさん出てきます。

 2つ目は、キャラクター毎のストーリーです。七つの大罪は、大罪を犯した7人の罪人を集めて作られた伝説の騎士団です。それぞれのキャラクターにストーリーがあり、なぜ大罪人になってしまったのかが分かる過去の話は、特に面白かったです。また、過去の話はキャラクター毎に完結せずに、お互いに関係がある話もあります。その関係が現在の物語にも影響していることもあります。さらに、罪に関すること意外にも、それぞれに謎があったり、七つの大罪のメンバー以外にも、しっかりストーリーや謎があります。キャラクター1人1人が主人公のようにそれぞれのストーリーを丁寧に描写しているので、好きなキャラクターがどんどん増えて行きます。そして、そのそれぞれのストーリーがうまく絡み合って物語が進んでいくので、どんどん続きが気になっていく作品になっています。

 3つ目は、主人公のメリオダスです。先ほど、キャラクター毎に魅力的なストーリーがあると言いましたが、主人公になっているだけあって、メリオダスのストーリーは特に面白いです。それは、この作品の根幹に強く関わっているからで、メリオダスの謎が1つ解ける度に強い驚きがあります。また謎の数が多いので、最後までワクワクさせてくれます。

[まとめ]
 如何だったでしょうか、少しでも楽しさが伝わっていたら嬉しいです。とてもキャラクター1人1人が魅力的に描かれている作品なので、ぜひ『七つの大罪』を読んで見てください。

(4)BLEACHの魅力

[はじめに]
 前回に引き続きおすすめの完結済みバトル漫画を紹介させていただきます。今回紹介させていただく漫画は『BLEACH』です。この漫画は、幽霊が見える高校生 ”黒崎一護”(くろさき いちご)が死神の力を手に入れ、大切なものを護るために、様々な強敵に挑んでいく作品です。日本刀や袴など、和の要素が多く出てくるので、そういうデザインが好きな人は絵を見ているだけでも楽しい作品になっています。

[簡単なあらすじ]
 霊感が強い高校生の黒崎一護はある日、死神と名乗る女性 ”朽木ルキア” と出会う。始めは信じていなかった一護だが、死神の敵だという怪物 ”虚”(ホロウ)に襲われてしまう。一護を庇い負傷したルキアから死神の力を受け取り死神になった一護。ルキアの力が戻るまで死神代行として街を護る日々が始まる。

[BLEACHの魅力]
 次にこの漫画の魅力を伝えたいと思います。まず、この漫画の魅力は大きく分けて3つあります。1つ目は、デザイン性が高いところです。この漫画の中には、敵味方合わせてかなりの数のキャラクターが登場します。しかし、それぞれのキャラクターのデザインがしっかり差別化されているのでキャラクターを見間違ったことがありません。さらに、主要キャラは目だけでも誰かわかるほど特徴があるなど、キャラクター1人1人にとても魅力があります。また、武器や衣装、能力のデザインもとても凝っています。それぞれのキャラクターが独自の武器と能力を持っているのですが、能力に合った武器のデザインをしていて、とてもかっこいいです。衣装もそれぞれの勢力ごとに特徴のあるデザインになっていて、ただ武器や衣装などのデザインを見ているだけでも楽しめる作品だと思います。

 2つ目は、能力の多様性です。先ほども話した通り、作中のキャラクターはそれぞれの能力を持っています。この作品はキャラクター数が多いのでその分、出てくる能力の数も多くなります。氷や風を操るようなシンプルな能力から、切った相手の重さを倍にする能力や、子供の遊びを現実にする能力など、変わったものまであります。さらに、 ”卍解”(ばんかい)という能力が大きく強化される要素があるので、それぞれのキャラクターの能力や卍解が明らかになっていくのも、見所の1つになっています。

 3つ目は、主人公の力の謎です。主人公の一護は、もともと霊感が強いだけの高校生だったのになぜ死神の力が使えるのか、また、作中で死神の力とは異なる力が目覚めるのですが、その力は一体なんなのかなど、作品を全体を通して主人公に関する謎が明かされていくので、最後までワクワクできる作品だと思います。

[まとめ]
 如何だったでしょうか、少しでも楽しさが伝わっていたら嬉しいです。とてもデザイン性が高く、眺めているだけでも楽しめる作品になっているので、ぜひ『BLEACH』を読んで見てください。

(3)べるぜバブの魅力

[はじめに]
 前回に引き続きおすすめの完結済みバトル漫画を紹介させていただきます。今回紹介させていただく漫画は『べるぜバブ』です。この漫画は、凶悪無比の強さを持つ最強の不良 ”男鹿辰巳(おがたつみ)” が大魔王の赤ん坊 ”(通称)ベル坊” を拾い、子育てをしながらケンカをするケンカ×子育て漫画になっています。男同士の熱いケンカシーンや日常でのくだらないギャグシーンなど、話のテンポがよくスムーズに読むことができる作品だと思います。さらに、全28巻と巻数もそこまで多くないので手に取りやすい作品なのではないかと思います。

[簡単なあらすじ]
 凶悪無比の強さを持つ最強の不良 男鹿辰巳はある日、川から大きなおっさんが流れてくるのを見つける。おっさんを助けると中から可愛い赤ん坊が。しかも、なんとその赤ん坊は大魔王の息子だった。最強子連れ番長の伝説が今始まる!

[べるぜバブの魅力]
 次にこの漫画の魅力を伝えたいと思います。まず、この漫画の魅力は大きく分けて3つあります。1つ目は、シュールさです。この作品は、モブキャラとケンカをする時によく数コマで瞬殺することがあります。数十人の不良が吹っ飛ぶのはもちろん、主人公の男鹿は、”めり込みパンチ”という殴った相手を壁にめり込ませる技をよく使うので、壁から数十人の不良が生えているという奇妙な光景についつい笑ってしまいます。また時々、男鹿の夢や頭の中の話が出てくるのですが、裁判をしていたり、友人がマッチョになっていたりとシュールなギャグが散りばめられています。ケンカ以外の日常シーンにも魅力があるので、飽きずに読むことができます。

 2つ目は、普通のケンカと能力バトルのバランスが良いことです。作中には、ベル坊のような悪魔が存在して、それぞれが超能力を使えます。そのため、超能力を使ったケンカシーンも多くあり、迫力のある戦いが楽しめます。一方で、能力を使わないケンカシーンもしっかりあり、小細工なしのケンカを見たいという方も楽しめるようになっています。また、能力を使っていたケンカでも最後はお互いに素手だけで戦うなど、ケンカ漫画特有の熱い戦いがたくさんあるのが魅力だと思います。

 3つ目は、男鹿とベル坊の親子の絆です。はじめは、一定以上ベル坊と離れると死んでしまうという制約のせいで仕方なく育児をしていた男鹿ですが、次第に自分が父親になることを受け入れていきます。ベル坊も男鹿の背中を見て成長していき、本当の親子のような信頼関係が築かれていくところは、とても感動しました。一度、男鹿とベル坊が別れるシーンは特に感動するので、ぜひ読んで見てください。

[まとめ]
 如何だったでしょうか、少しでも楽しさが伝わっていたら嬉しいです。熱いシーンや思わず笑ってしまうようなシーンがたくさんあるので、ぜひ『べるぜバブ』を読んで見てください。

(2)史上最強の弟子ケンイチの魅力

[はじめに]
 前回に引き続きおすすめの完結済みバトル漫画を紹介させていただきます。今回紹介させていただく漫画は『史上最強の弟子ケンイチ』です。この漫画は、いじめられっ子で心優しい主人公ケンイチが才能が無いながらも武術を学びながら、誰もが見て見ぬふりをするような悪に立ち向かえるヒーローを目指して、努力する成長ストーリーです。才能が無くても諦めずに、つらい修行に食らいついていく主人公の姿を見ると、自分も頑張ろうと思えてくるような作品になっています。

[簡単なあらすじ]
 いじめられっ子の高校生ケンイチは、空手の試合をすることになり自分の身を守るために武術を始める。なんとか試合に勝ったケンイチだが、実力を確かめようと次の刺客に目をつけられてしまう。知らず知らずのうちに戦いの世界へ足を踏み入れてしまったケンイチは無事に生き残ることができるのだろうか。

[史上最強の弟子ケンイチの魅力]
 まず、この漫画の魅力は大きく分けて3つあります。1つ目は、多彩な戦闘シーンです。主人公のケンイチは、柔術、空手、中国拳法、ムエタイの4つの武術を習っているので、それぞれの武術の技はもちろん、違う武術の技を組み合わせたコンビネーション技も出てきます。そのため、実際にある武術の技も楽しめるし、現実では見られないような武術のコラボレーションも楽しむことができます。また、達人と呼ばれる武を極めた人たちの戦いでは、物理法則を無視したような技も出てくるので、現実離れした戦いが好きな人も楽しめ、広い範囲の人が興味を持てるような戦闘シーンの豊富さが魅力です。

 2つ目は、仲間との絆です。ケンイチは、とにかく優しい性格をしていて、たとえ敵であっても必要以上に傷つけることはしません。そんな優しく真っ直ぐなケンイチに影響されて、初めは敵だった人も次第に仲間になっていきます。お互いのピンチには必ず駆けつけ、身をもって助け合ったり、時にはライバルとしてお互いを高め合ったりするような熱い友情が見所です。ライバルとの共闘シーンが好きな人には特におすすめです。

 3つ目は、ケンイチの精神的な成長です。もちろん、肉体や技術面の成長も見所ではありますが、それ以上に精神面の成長が魅力的な作品だと思います。はじめは戦うことを怖がっていたケンイチが修行を通じて、自分の信念を貫くために戦う覚悟を決めていくところは読んでいてとても勇気をもらいました。頼りなかったケンイチが心身共に強くなっていくところはとてもかっこいいので成長ストーリーが好きな方にもオススメです。

[まとめ]
 如何だったでしょうか、少しでも楽しさが伝わっていたら嬉しいです。王道バトル漫画や成長ストーリーが好きな方はぜひ『史上最強の弟子ケンイチ』を読んで見てください。

(1)家庭教師ヒットマンREBORN!の魅力

[はじめに]
 これから、私のおすすめの完結済みのバトル漫画を紹介させていただきます。少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。今回紹介させていただく漫画は『家庭教師ヒットマンREBORN!』です。この漫画は全42巻の内、7巻までがギャグで、8巻以降がバトルものになっています。なので、今回は特にオススメのバトルものになってからの魅力を伝えたいと思います。

[簡単なあらすじ]
 ある日、なにをやっても上手くいかず、自分に自信がない中学生”ツナ”の元に見た目が赤ん坊の家庭教師”リボーン”がやってきます。リボーンは見た目こそ赤ん坊ですが、頭脳、身体能力ともに大人を凌駕しています。さらに、リボーンの目的はツナをマフィアのボスにすることで、ツナは自分よりハイスペックなリボーンに逆らうことができず、強制的に修行を受けさせられてしまいます。果たして、ツナの日常はどうなってしまうのか。

[家庭教師ヒットマンREBORN!の魅力]
 まず、この漫画の魅力は大きく分けて2つあります。1つ目は、迫力のある戦闘シーンです。作品内に7種類の属性の炎が出てきて、それぞれの属性の特徴を活かしたり、複数の属性を組み合わせたりして戦います。また、それぞれのキャラクターが多種多様な武器を使って戦うので、属性の相性や、武器の相性、様々な戦い方など見所がたくさんあるので、1つの戦闘シーンを何回か見ても楽しめると思います。そんな、魅力的な戦闘シーンの中でも、特に見応えがあるのが主人公のツナの戦闘シーンです。ツナは、手袋を武器として使い、手袋から炎を噴出させて戦います。具体的には、その噴出を使用して空を飛んだり、高速で移動したりします。このように空間を大きく使った戦い方をするので、特に迫力のある戦闘シーンを見ることができます。さらに、炎を前方方向に思い切り射出する”X BURNER(イクスバーナー)”という必殺技は特に大迫力でかっこいいのでぜひ見てみてください。
 
 2つ目の魅力は、リボーンの赤ん坊の姿に隠された謎です。まず、作中にハイスペックな赤ん坊が7人出てきます。ですが、序盤ではなぜ赤ん坊なのにすごいのかが、説明されずに話が進みます。話が進むにつれて少しずつ情報が出てきて、最後に赤ん坊たちの謎にスポットライトが当たる章があり、物語の幕が閉じます。謎が解けるスッキリ感とかわいいとかっこいいを兼ね備えた赤ん坊たちの活躍を楽しむことができるので、最後まで夢中になって読める作品だと思います。
 
[まとめ]
 如何だったでしょうか、少しでも面白そうだと感じてもらえたら幸いです。ド派手でかっこいい戦闘シーンがある漫画が好きな人は、絶対に楽しめる作品だと思うので、ぜひ『家庭教師ヒットマンREBORN!』を読んでみてください。

漫画好き・絵描きに届け!おすすめ図書!!

前回は、絵を描く人にお勧めしたい参考書(人体編)を紹介しました。今回は、おすすめしたい参考書(色彩編)を紹介したいと思います。内容が私個人の趣味で、和のものを中心とした紹介となっていますので、予めご了承ください。

1.『日本の美しい色と言葉-心に響く和のデザインが作れる本-』桜井 輝子

 この本は、日本人が育んだ色と教養が詰まった、配色アイデア手帳となっています。日本の伝統文化や四季の行事などをそれぞれ9色で構成し表現されていたり、色の意味や見る人に与えるイメージ、配色のポイント、活用の例が掲載されています。さらに、色だけでなく、この本自体にもある工夫がされています。

 それは、横に長い長方形になっていることです。

 これにはちゃんとした理由があります。1つは横に長いため、本が自分の重みで閉じずに自立しやすいということ。もう一つは、横に長い、つまり、縦が短いので机においても作業スペースの邪魔にならず広く使えるということです。クリエイターなど、仕事をする人にとっては見た目も中身もとても利用しやすい一冊となっていると思います。

2.『着物少女画報 浴衣と着物のイラストブック』宗像久嗣

 1.で紹介した本をもとに、実際に応用として着物などの和服をこちらの本を参考に描いてみると楽しいと思います。この本は、タイトルの通り、ほぼ全て着物を着た人物が描かれたイラスト集です。全体的に『大正ロマン』風なイラストが多いのですが、後半では、『着物×お菓子』『着物×スポーツ』など、現代風にアレンジされた着物デザインなどが掲載されており、創作欲が湧き、新鮮な気持ちで楽しむことが出来ます。

 また、大半はカラーのイラストなのですが、着物を描くコツや線画のみで描かれた着物を着た人物のアクションポーズ(小刀をもって構えているなど)が掲載されており、とても参考になります。

続いては、即売会などで手に入れたイラスト集の中で、特にお勧めしたいものを紹介したいと思います。参考程度で軽くお読みになってください。

3.『余波-なごり-』秋赤音

 このイラスト集はつい最近新たに発売された秋赤音さんの3冊目の画集となっています。現代×伝統をテーマにしており、内容も和服だけでなく、現代的なイラストの中に昔ながらの図案を用いていたりなど、テーマにもある現代×伝統の融合がかなり絶妙で、秋赤音さんの特徴でもある極彩色がさらに際立っています。

 また、和のテイストのオリジナルイラストだけでなく、『#コンパス 戦闘摂理解析システム』のルチアーノやマリア=S=レオンブルクの描き下ろしイラスト、さらに初音ミクや鏡音リン・レンの10周年記念イラストも掲載されています。

4.『ワンピースとパジャマ』サコ

 先ほどの秋赤音さんとは違った、柔らかく、ふわふわとした優しい色彩で描かれたサコさんのイラスト集です。この本は、女の子の外着と部屋着を描いたイラスト集となっており、見ているだけでとても癒されます。特に、サコさんの描くカラーイラストは、服や髪の毛など、透明感があり、目立ちすぎず、自然で人物を邪魔しない背景、描かれている女の子など、人物と背景のお互いの存在をつぶしあっていない常に平和が保たれている印象があります。

 私服(洋服)がメインですが、一部制服を着た平成JKもいました。さらにメイキングも掲載されていました。絵柄が気になったという方はぜひインターネットで見てみてはいかがでしょうか?

 いかがでしたか?今回で最終回ですが、全5回、私の大好きな漫画やイラストの世界を伝えることが出来て楽しかったです。自分なりの言葉で精一杯紹介をしたつもりでしたが、ここまで読んでくださったみなさんに少しでもその魅力が伝わっていれば幸いです。

 全5回、短い期間でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

漫画好き・絵描きに届け!おすすめ図書!!

前回は、絵を描く人にお勧めしたい参考書(背景編)を紹介しました。今回はおすすめしたい参考書(人体編)と紹介します。

1.『だらっとしたポーズカタログ』マール社

 この本は、タイトルにもあるとおり、だらっとくつろいでいるポーズをしている男女の写真が掲載されている少し変わった写真集のような本です。タンクトップや下着、Yシャツ、ジーンズのボトムスなど、やや肌の露出が多い服装から着用する機会が多い服装まで、普段衣服で隠されていてわかりにくくなっている骨格や筋肉の構図がわかると同時に、服のしわの出来方、流れまで観察でき、模写の練習にとても役に立つ内容となっています。

 今現在、この本を大学の教授(研究室)からお借りしており、「一日見開き1ページを目安に」模写をし、とにかくポーズを多く描く練習をするようにと夏季休暇の課題として私個人に出題されました。漫画やアニメなどの2次元のキャラクターの模写しかしてこなかったので、最初は全体的にバランスが悪く、教授から赤訂正をされてばかりいました。しかし、練習開始4日目で成果が現れ始めたのか、その日を境に褒められる回数が増えていきました。

 ほぼ毎日練習をしていたから、と言う理由もあるかと思いますが、先ほども記載したとおり、「肌の露出が多い服装」が大半掲載されているため、美術解剖学だけでは理解できなかった骨や筋肉の構造、流れを理解できるようになりました。今ではある程度この本を見ずに1からオリジナルで全身イラストを描くことが出来るまで成長出来ました。

 生活感のある自然なポーズばかりで漫画を描く際でもかなり役に立っています。また、イスなどの家具やキッチン、洗面所などの背景も人物と一緒に写っている写真もあるので、同時に背景の練習もでき、一石二鳥…それ以上の成果を得ることが出来ます。

 「人物(やや背景も)の模写をしたい、けどポーズ集、参考書の種類多くてどれがいいかわからない」と言う方に一番にお勧めしたい本となっています。ぜひ、手に取ってご覧になってみてください。

2.『ソッカの美術解剖学ノート』ソク・ジョンヒョン

 この本は、タイトルの通り、美術解剖学に関する本です。やや薄い辞書のような厚さで、中には骨や筋肉など、各部位の名称やコラム、さらに描き方のコツが細かく掲載されています。また、写実的でやや幻想的なイラストも掲載されているため、絵の練習をするだけでなく、小説を読むみたいにただイラストを眺めるだけでも十分内容を楽しむことが出来ます。

 全ページカラーなのですが、全体的に色味が茶色がかっているため、例えるなら『現代版のレオナルド・ダ・ヴィンチの人体解剖図』を見ているような気分が味わえます。(謎の例え)

 本が厚く、まだ最後まで読み終えていないのですが、この本はお手元に置いて、描き方、仕組みがわからないという時にパッと開いて参考にしながら絵を描く、と言うことが出来るのでお勧めです。とにかく細かく、内容が濃いです。ただ値段が6,700円とかなりお高いので財布と相談して購入をしてみてはいかがでしょうか?高い金額ではありますが、私はそれ以上の知識を得ることが出来たので、値段以上の価値はあると思っています。おすすめです。

 最後までご覧いただきありがとうございました。いかがでしょうか?

 本当は今回の内容を先に3回目の時に紹介したかったのですが、本自体がとてつもなく凄いので、

「説明文を書いている時間が無駄!タイトルだけおいてとにかく読んでください!」

という前代未聞なことを正直、自分がしそうな予感がしていたので、しっかり説明できる文章を用意するがために順番を変更していました…。

次回は、おすすめしたい参考書(色彩編)を紹介したいと思っています。

インターンシップ最終日なので、この記事も次で最後となります。他にも紹介したい本がたくさんありましたが、それらは割愛させていただきます。

次回も見て下さるとうれしいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

漫画好き・絵描きに届け!おすすめ図書!!

前回は、1回目と同様におすすめの漫画(スポーツ漫画編)を紹介しました。今回は、絵を描く人にお勧めしたいイラストに関する参考書(背景編)を紹介したいと思います。

1.『敦弘の背景画集-漫画プロアシスタントの仕事-』

 この本は、プロの漫画アシスタントである佐藤 敦弘さんが、実際に描いた背景がほぼ原寸で掲載されている背景画集です。『DEATH NOTE』や『チェイサーゲーム』など多くの作品の背景を手掛けている佐藤さん、その作家にあった背景を描き分けているため、絵一枚一枚にそれぞれ違った味があり、見ていて参考になる、勉強になることが多くあります。

 中身は全てモノクロで、漫画を描く人に向けてということで絵の大きさは全て原寸、それぞれに解説やエピソードが綴られています。

 この本は、月、雪の全2巻があり、調べたところ、「まんだらけ」にて販売委託をされていました。Twitter(@link_papa)でも、作業途中経過の画像もツイートされています。コミティアにて実際にお会いしたことがあるのですが、とにかく明るく、ちょっと質問などにも快く答えてくださいました。

 ぜひ、これを機に交流、購入してみてはいかがでしょうか?

2.『吉田誠治作品集-パース徹底テクニック-』

 この本は、背景グラフィッカ、イラストレーターである吉田 誠治さんの初の画集となっています。全ページカラーで、所々見開きの書下ろしイラストや線画、キャラクターデザイン表が掲載されており、後半では、背景を描くコツ、カラーイラストのメイキング工程をわかりやすい解説つきで掲載されています。

 私は、吉田さんの存在はあまり認知していなく、偶然立ち寄った書店でこの本と出会いました。私は、漫画作品を作成しているにもかかわらず、背景が納得いくものを描けずにいました。しかし、この本を発見し、自然な彩度、世界観はもちろん、帯に記載されていたキャッチコピーに「パースを使わなくても背景は描ける!?」と言う言葉に惹かれ、購入しました。

 背景を描くことを苦に感じていたのですが、この本と出会ってから自然と自分から背景を描いてみようという意欲が湧くようになりました。漫画だけでなく、今後カラーイラストを描く際など、参考に、重宝していきたいと思いました。

 今回は、おすすめしたい参考書(背景編)を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?「参考書じゃなくて画集の紹介じゃないか!」と感じた方もいらっしゃるかと思いますが、私の中では、これらの本と出会ってから作画の仕方を教えてくれただけでなく、意欲や行動も変えてくれた、参考書のように感じたので、紹介いたしました。読んでくださった方の中で絵を描くことが好きな人、絵の仕事に就職したいという方に少しでもその本の魅力や、気持ち・絵描くにあたっての変わりたいというきっかけを与えることが出来ればいいなと思っています。

 次回は、おすすめしたい参考書(人体編)を紹介したいと思っています。次回も見て下さるとうれしいです。

 最後まで読んでくださりありがとうございました。

漫画好き・絵描きに届け!おすすめ図書!!

前回は、おすすめしたい漫画『しゅごキャラ!』『おじさまと猫』の2作品を紹介しました。これらの作品は、私が読んで特に心に響いた、感動した作品でした。今回もおすすめしたい漫画作品を紹介していきたいと思います。

突然ですが、皆さんは『スポーツ漫画』と聞いて、思いつく作品はありますか?『キャプテン翼』や『スラムダンク』など一昔前の作品から、『ダイヤのA』や『黒子のバスケ』など最近の作品まで、他にも多くこの世界に出回っています。

今回は、『スポーツ漫画』の中で特にお勧めしたい作品を2作品紹介したいと思います。

1.『はねバド!』濱田 浩輔

 皆さんは『スポーツ漫画』で『バドミントンを題材にした作品』と聞かれてどんな作品を思い浮かべますか?よほどのスポーツ漫画好きでない限り思い浮かばないと思います。しかも、オリンピックなどメディアでバドミントンの話題が取り上げられるようになったのはつい最近、男子シングルスの桃田選手が世界大会で優勝して以来だと思います。それまではサッカーやバスケットボール、野球などメジャーなスポーツがニュースを独占していた印象がります。

 そんな最近スポーツ界で注目を浴び始めたバドミントンを取り扱った作品が、この『はねバド!』と言う作品です。

 この作品は、県立高校のバドミントン部コーチになった立花 健太郎が、部員が足りず、団体戦に出られない部を立て直すために、異常な身体能力を持つ新入生の羽咲 綾乃をスカウトし、インターハイ優勝を目指す物語となっています。

 しかも、この羽咲と言う人物、1話目で立花にスカウトされる前のシーンで、学校の敷地内の大木を7歩で駆け上がるという異次元級の身体能力を見せるところがあります。これにはさすがに驚きました。

 この二人以外にも様々な個性を持った部員が登場します。特に女子キャプテンの荒垣 なぎさと言う人物が個人的に好きで、私とリンクしているところが多く、共感できる点が多かったです。事実、私は身長が170cmを超えており、女子の平均身長よりかなり高いです。さらに、自己紹介でも記載したとおり、中学と高校の6年間バドミントン部に所属し、部長、シングルス(主将)を務めていました。この荒垣も部内で高身長シングルスプレイヤーで、高身長であるが為の悩みを抱えています。この悩みも、私が現役時代抱いていたものを内容が全く一緒で、感情移入や共感がとても強かったです。

 話と話の間にバドミントンに関してのコラムも記載されており、「正直バドミントンのルールとか細かいことよくわからない」という初心者の方もバドミントンを知る機会になるかと思います。初心者、経験者問わず、ハラハラとした熱い内容になっているので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

2.『まんがで人生が変わる!武士道~世界を魅了する日本人魂の秘密~』新渡戸 稲造 カネダ公房

 一瞬「武士道?」と思った方もいるのではないでしょうか?

「武士道」とは、日本に根付いた精神であり、崇高な生き方を教えるものです。日本の魂、精神の強さの秘密でもあります。明治時代、新渡戸稲造はベルギーの法学者ラヴレーとの会話で当時日本には宗教がなく、その代わりに武士道が日本の道徳教育を発展させたという答えを導きました。

その武士道についてさらに深く話を掘り下げるために「“人間らしい”幸福をもたらすための“7つの徳”」や「なぜ侍は切腹をするのか?」など、日本人なのに答えられない内容を外国人(や武士道をよく知らない日本人)目線で、漫画を通して知ることが出来ます。

この作品は、剣道を通じて武士道について触れていきます。国際大学に通うさくらと、アメリカからの交換留学をしているステファニーの二人が剣道を通じて武士道とは何かについて探りつつ、お互いの仲や剣道の腕を高める青春兼学習漫画となっています。

漫画の所々に新渡戸 稲造や侍など昔の人物が描かれており、さらに、各章の解説がついているため、より日本の精神、武士道を知ることが出来る内容になっています。堅苦しい印象があったのですが、この漫画と出会って「武士道」の大切さ、武道の魅力や作法の意味を知ることが出来ました。イラストもすっきりしていて見やすいので疲れや飽きは感じませんでした。興味がある方は手に取ってみてはいかがでしょうか?

最期まで読んでくださりありがとうございました。前回と比較するとだいぶ長くなってしまったかと思いますが、その分たくさん作品の魅力を伝えられたのではないかと思います。

次回は、絵描きさんにお勧めしたいイラストに関する参考書を紹介したいと思います。次回も見て下さるとうれしいです。

ありがとうございました。

漫画好き・絵描きに届け!おすすめ図書!!

 みなさんは漫画は好きですか?私は大好きです。

今回は、私が皆さんにお勧めしたい漫画を2作品紹介したいと思います。

もしかしたら、知っている方、実際に読んでいる方もいるかと思いますが、その作品の魅力をもう一度知っていただくために記事にしました。

1.『しゅごキャラ!』PEACH-PIT

クールでかっこいいとみんなから一目置かれている存在にも関わらず、本当は意地っ張りで恥ずかしがり屋であることを隠しながら過ごしていた主人公。そんな時「なりたい自分に生まれ変わりたい」という願いから生まれた3人の「しゅごキャラ」という小さな妖精が生まれます。しゅごキャラと共に×たまという暴走した他人の「なりたい自分」を浄化し、悪役であるイースター社の人間を改心させつつ、主人公自身も成長していく物語となっています。

私がこの作品と出会ったのが、小学校4年生の頃で、初めて読んだ漫画がこの『しゅごキャラ!』でした。少女漫画なので、コマ割りがレース調であったり、邪魔にならない具合の様々なスクリーントーンが貼られていて、読んでいた当時「モノクロなのにこんなに華やかでキラキラした世界があるんだ!」と感動して、月刊誌の背に折り目が付くほど、酷いときは真っ二つにできるんじゃないかと言うほど読み漁ってました。

また、なんといってもストーリーがすごく好きです。登場人物が多く、それぞれのキャラクターから生まれたしゅごキャラがどういう願いのもとで生まれたのかを知ると、人物の苦悩や葛藤に感情移入や共感を覚え、思い入れが強いキャラほど、困難を乗り越えた時の感動がとてつもないと思います。

この作品は、アニメ化だけでなく、舞台化もされており、少女漫画業界では一時期ブームになっていた作品だと思います。歳を重ねてからもう一度読み直してみると、登場人物のセリフ一つ一つに励まされたり、困難の乗り越え方や夢を諦める前に「もう一度頑張ってみよう」と勇気をもらえるなど、作品の捉え方が変わった気が個人的にしました。

少し昔の作品であるため、今では単行本1冊1,000円を超えてしまいますが、全12巻、気になった方は手に取ってみてはいかがでしょうか?

2.『おじさまと猫』桜井 海

 この作品は、ペットショップで売れ残っていた1匹の成猫(ふくまる)を元ピアニストである神田冬樹(おじさま)が買い取るところから始まり、その後の日常を描いたほのぼのとして心が温まる漫画作品です。

 作者がTwitterにて何気なく投稿した漫画らしく、今では『王様のブランチ』などのテレビ番組で取り上げられるようになった作品です。神田さんがふくまるを飼おうとした目的も、話を読み進めていくうちに少しずつ明確になっていきます。

 この二人だけでなく、神田さんの友人や勤務先であるピアノ教室の講師の方たちなど登場人物が増え、物語が進むにつれてサブのキャラクターにもスポットライトが当たり、そのキャラクター目線の物語も描かれるようになります。それぞれが抱えている悩みも日常漫画であることを忘れるほど壮大な内容だと感じました。

 私が初めて漫画を読んで泣いた作品でした。動物好きな方、漫画を読んで癒されたい方にはお勧めです。とにかくどの話も心温まり、鳥肌が抑えられなくなります(個人の感想です)。

 今現在でも連載中の作品で全5巻発売しています。ぜひ、試しに読んでみてはいかがでしょうか?

 いかがでしたか?拙い紹介文で正直上手く紹介できたとは思いませんが、参考にして下さったら幸いです。

 次回の記事では今回よりも的確におすすめしたい本を紹介できたらと思いますので、読んで下さったら嬉しいです。

 ここまで読んでくださりありがとうございました。