マンガの描き方~キャラクター編~

こんにちは。インターン生の渡辺です。
6回目とということで、今回はキャラクターデザインについてお話したいと思います。

前回はキャラクターの内面を書きましたが、今回は外見です。

キャラクターに大切なのは覚えてもらえる外見ということです。
主人公がモブキャラと混ざっても分からないようなデザインしてしまうと、読者はどうしても読む気が起きなくなります。
主人公が普通という設定をあえてつけていないのであれば、なにかそのキャラクターだと分かる特徴をつけましょう。

たとえば、「いつも花の髪飾りをしている」や「目つきが悪い」だけでも特徴になりえます。シルエットでも分かるくらい見た目に特徴があると、読者は、街中でみても「あ。○○だ!」となります。頭に残るキャラクターは作者の絵ではない二次創作でも特徴が出るくらいに大きな特徴があります。

ですが、だからといって頭ごなしに特徴をつけてはいけません。ちゃんとキャラクターに沿った特徴をつけなければならないのです。
たとえば、シャイな性格のキャラクターがとても開放的な服を着ていると違和感があります。そういうキャラ設定があれば良いのですが、普通そのキャラが服を買いに行って買ってくる服ではありません。そこで違和感をもたれると、読者はそこが気になってしまい作品に集中できなくなったりします。
シャイなキャラクターならもっと着込むでしょうし、開放的なキャラクターなら人目を気にせず大胆な服を着ます。そのキャラがどんな服を好んで着るかを考えてからデザインしましょう。

服と性格のマッチングも大事ですが、キャラクターの顔を魅力的にすることもとても重要です。
年齢や体格によって顔もかなり書き方が変わりますし、顔は人によってかなり違います。
丸顔の人もいれば四角い顔の人もいます。目が大きい人もいるし口が小さい人もいます。それらの書き分けがばっちり出来ると魅力的なキャラクターができますし、キャラクター同士の外見も引き立ちます。大体同じような体格で同じような顔のキャラクターばかりでは読者も混乱しますし、つまらないでしょう。キャラクターの顔はとても大事なのです。

少し分かりづら苦なってしまった方は、キャラクター作り性格の手順をやっていきましょう。
①どんな話に出てくるどんなキャラクターなのか詳細を決める。
②キャラクターの性格を考えて髪型や顔を決める
③顔と性格に合うように服装を考える。
以上です。こう書くとと簡単そうですね。

個人的に苦手なキャラクターデザインは、「なんとなくこうゆうデザインにしました」です。
例えば人間じゃないキャラクターを作るとして、ユニークなものを作りたいとします。前提として人間ではないキャラクターはわけがあってその姿をしているわけです。吸血鬼なら日光をとても怖がっているので全身日焼け対策の服やアクセサリーでで身を包んでいたり、人魚なら泳ぐために邪魔な服は身に着けないなど、いくらでも考えられるでしょう。
しかし、「化け物だから透明にしよう」「化け物だから足を大きくしよう」では説得力が無いのです。
化け物だからこそ透明であるのには理由があるし、脚が大きいのにも理由があるのです。
デザインがさきに思いついてしまっても、なぜそこをそうしなければならないのか設定をしっかり作らないといけません。
読者が納得できれば理由なんで単純で大丈夫です。透明なのは弱点を見られなため、でもいいですし、もっと単純に身を隠すためでもかまいません。ただかっこいいからというだけでデザインをしてはいけないのです。なんとなくつけた特徴は絶対にばれます。

以上でキャラクターデザインについては終了です。
読んでいただきありがとうございました!また次回も読んでくだされば幸いです。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

マンガの描き方~キャラクター編~

こんにちは。インターン生の渡辺です。
5回目とということで、今回はキャラクターについてお話したいと思います。

キャラクターはマンガにとって顔になる重要な要素です。
キャラクターが地味だと誰も読もうとは思いませんし、キャラクター作りが適当だと、お話が成り立たなくなったりします。

キャラクターは主にこれらがいます。
・メインキャラクター(主人公やヒロインなど)
・サブキャラクター(主人公の仲間、敵など)
・モブキャラクター(通行人や村人など)

主人公キャラクターを作る時にまず大事なのは、主人公を好きになってもらえる性格にすることです。
例えば、週刊少年ジャンプの人気作を見てみましょう。ONEPIECEのルフィ、NARUTOのナルト、ドラゴンボールの悟p空…みんな嫌いではないと思います。
主人公は総じて良いやつであることが多いのです。
北斗の券のケンシロウもあんな残虐な戦いをしていますが、故郷を守っているという場面を見ると、なんだかみんな好きになってしまいます。

主人公の性格のタイプはある程度決まっています。
・ヒーロータイプ…感情の描写が少なく、読者は憧れのヒーローを見ている気分になる主人公。成長していくというよりは、もともとすごく出来る天才タイプが多い(ルフィや悟空など)
・成長タイプ…心理描写が沢山あり、読者が主人公に感情移入しやすい主人公。はじめは弱くてもどんどん成長して強くなっていくタイプ(ナルトやジョナサン・ジョースターなど)
大体この2パターンになります。少女マンガでは後者が多いです。

特殊な例として嫌われる主人公やどんどん堕ちていく主人公もありますが、そういった主人公の話は読者にずっと読んでもらうのはかなり難しいです。お話の構成力や世界観の魅力が必要で、しかも大衆向けでは無いので雑誌やwebコミックとして売り込めるところは限られてきます。初心者はあまりやらないほうが良いとおもいます。

サブキャラクターは割りと自由に作れます。
どんな卑怯なキャラクターでもどんな残虐なキャラクターでも許されます。なので個性が強いキャラクターが多く、人気のキャラクターになりやすいといえます。
このサブキャラクターたちが主人公と違うことによってドラマが生まれ、主人公が引き立つようになります。
一つ気をつけないといけないのは、サブキャラクターが主人公の影が薄くなってしまうことです。意外とやってしまいがちなので気をつけましょう。

マンガにおいてキャラクターの力は絶大です。キャラクターがどう動くかを優先して描くので、あらかじめ考えておいたストーリーが変わってしまうことがあります。そして大体キャラクターが動いているマンガは面白いのです。逆にキャラクターの性格でやらないこを話の進行のためにしてしまうと不自然でつまらないマンガになります。お話も大事ですがキャラクターの心を優先させてあげてください。

最後にキャラクターのデザインですが、わたしは設定に沿ってキャラクターデザインをします。そのキャラクターの性格が決まらないとどんな姿をしているのか全く想像できないからです。
かわいいものが好きなキャラならカバンにストラップがついていたり、かわいい色の服を着ているはずです。当たり前ではありますが、注意してデザインしてあげると、キャラクターも引き立ちます。

読んでいただきありがとうございました!また次回も読んでくだされば幸いです。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

マンガの描き方~手順編~

こんにちは。インターン生の渡辺です。
4回目とということで、今回はマンガを描く手順についてお話したいと思います。

マンガを描くということはお話を書くということです。
よく「マンガかけます」というと「あ、じゃあぱぱっとかいてよ!」といわれますが、実はそんなに簡単に描けるものではないのです。SNSにあげるもので線もコマもかなり雑な「こんな人いました~マンガ」ならすぐにかけるかもしれませんが、30ページくらいになるとそうも行きません。中々30ページで話をまとめることは容易ではないのです。(もっと少ないページならもっと大変です。)
30ページというと長く感じるかと思いますが、たった15枚めくるだけなので、読者の方はそんなに長い話に感じないと思います。長い話に感じないということはつまり、多くの要素が入れられないということです。短編小説でもそんなにごちゃごちゃと書かないところを見ると当然ですよね。マンガの短編の事を「読みきり」と言いますが、マンガを描く基本は読みきりからです。

マンガの工程は以下のようになっています。
プロット作成

ネーム

下書き

ペンいれ

仕上げ

プロットとはお話の大まかな流れです。私はキャラクターから作らないとお話が作れないタイプなので、プロット作成の前にキャラクターを作ります。キャラクターによって話がぜんぜん変わってくるので、キャラクターは本当に大事です。これは次回お話しようと思います。

次にネーム。これは下書きの下書きみたいなもので、マンガの画面構成を考えて書き出すことです。
実はこれがマンガを描く上で一番大変な作業なのです。
ネームが終われば8割作業が終わったといっても過言ではありません。ネームの良し悪しで作品のクオリティが変わります。
コマ構成やページとページの構成が悪いと、どうしても盛り上がりません。読者の感動も薄く、「なんかさらっと終わっちゃった!つまんないマンガ!」と思われてしますのです。どんなに良い話を書こうとどんなに良い設定だろうとキャラクターがよかろうとすべて台無しになります。
そして恐ろしいのはネームには格段これといって正解が無いのです。このシーンではこうしなければならないという基準が無いので、ある程度の法則はありますが、自分でどう盛り上げるか考えなくてはなりません。
大胆にコマを大きくするか、それとも人物を小さくするか、縦長にするか横長にするか…すべて自分で考えます。
ここの時点でマンガを書く事は結構大変だということが分かると思います。

そして下書きです。
もう何も考えず丁寧に絵を描いていきます。ここで雑な下書きをすると、次のペン入れで泣くことになります。面倒ですが、はやる気持ちを抑えて集中して書き込みましょう。

最後にペンいれです。Gペンや丸ペンで清書しますこれが終わったら消しゴムをかけて仕上げに修正などをして完成です。

マンガはお話がほぼメインなので、物語がかけない人では一人でマンガをはかけません。「物語を作るのが苦手だけど、コマ割りとかは得意」という人は話を作れる人とチームでマンガを描いています。

今回はマンガの手順についてお伝えしました。少しでもマンガを描く事のすごさと大変さを分かってもらえたら嬉しいです。
次回はキャラクターについてお話したいと思います。

読んでいただきありがとうございました!また次回も読んでくだされば幸いです。

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マンガの描き方~道具編②~

こんにちは。インターン生の渡辺です。
3回目ということで、前回最後にお書きしましたとおり、マンガを描くために使う道具の続きを書いていきます。
今日ご紹介するのはこちら。

まず定規です。定規はいろいろなものに使います。背景はもちろん、マンガを盛り上げる効果線やコマ枠を描くときなど大活躍します。
定規にも種類があります。その使い方は以下のとおりです。

直線定規(プラスチックor竹)…効果線などは15cm、コマ枠は30cm定規がおすすめです。いろいろなことに使います。先が斜めになっているものでないとインクが定規と紙の間に入って原稿を汚してしまうので要注意です。

直線定規(金属)…トーンをカッターナイフで直線に切るときに使います。竹やプラスチックだとカッターで削ってしまうことがあるからです。

三角定規…これは必須では無いですが、紙に対して平行な線を引く時に役立ちます。コマを下書きする時に主に使います。

雲形定規…曲線を描く時に使う定規です。湾曲した集中線や効果線を書くときや、滑らかな曲線のものを描く時に使う、とても便利です。しかし、意外と自分の描きたい曲線が見つからないので、フリーハンドで描けるものはフリーハンドで描いた方が無難だと思います。

コマ枠は基本ミリペンというマーカーを使う人が多いですが、「からすぐち」というインクをつける方式の道具を使う人もいます。

定規を使ってペン入れをするときは、1回線を引くごとに定規をティッシュで拭くことをおすすめします。インクが徐々に定規の側面などにたまっていき、原稿にたれることがあります。こうなると定規を外した時にずってしまったりもして、原稿がものすごく汚れます。範囲が広いことが多いので、これを修正するのは大変です。絶対に定規は拭きましょう。

マンガの効果線の中には集中線というものがあります。
見たことがある方も多いと思いますが、目立たせたい物体やシーンにむけてコマの端から線を集中させるものです。この集中線によって、周りにどんなものがあってもほぼ強制的に真ん中のものに目が行くようにできるのです。
こちらは例です。

パンダの周りにこけしやらフィギュアやら花やら描いてありますが、そんなに目立たないはずです。そんなものたちを見る前に集中線によってパンダに目を向けさせられているのです。

集中線は、線たちが綺麗に一点集中していないと汚く見えてしまいます。しかし、全くずれすに描くことはかなり集中力が要りますし、素早く作業が出来ないので効率が悪くなりがちです。
そこで便利なのが画びょうとマスキングテープです。
画びょうを集中点のところに針を上にして置き、その上からマスキングテープで原稿に張り付けます。そして画びょうの針を軸にして定規を当てながら集中線を描きます。すると、いちいち点にあわせる手間が省けてとても楽になります。しかもマスキングテープははがれやすいので原稿を汚したり傷めたりしません。ただし、一度はがしてしまうと同じ場所につけるのはとても大変なので、修正が無いようにしっかり書きましょう。張りっぱなしは危険ですので必ず作業を終えたら外しましょう。
集中線は線との間隔が一定のものもありますが、しつこすぎるときもありますので、三本ひとまとまりにして、線の長さは真ん中が長くするようにして書くとそれっぽく見えます。

では、道具の説明は今回でおしまいです。基本的な道具をお伝えしましたが、もっと特殊なものを使っている漫画家さんもいるので調べてみると面白いかと思います。、
読んでいただきありがとうございました!次回も読んでくださると嬉しいです!

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マンガの描き方~道具編①~

こんにちは。インターン生の渡辺です。
二回目と言うことで、今回はマンガを描くために使う道具についてご紹介したいと思います。

マンガを描くといっても、何を使ったらいいかわからないという人が結構います。前に部活で行ったマンガの描き方講習では、「専用の道具が要るんじゃないの?」という声も聞きました。

実はマンガを描く時の画材は白と黒がはっきり出るものなら何でも良いのです!

前回もお話したように、薄墨などのグレーが出てしまうものは避けた方が良いですが、白黒はっきりするならマジックペンでも何でも良いのです。何の道具も使わず、ペン一本で描いても良いのです。
それを踏まえたうえで、どんな道具が一般的で、おすすめかという事を今回は紹介していきたいと思います。

まずはインクです。
基本インクは黒ならば何でも良いです。墨汁を使う人もいれば製図用インクを使う人もいます。墨汁は滑らかな線が引ける半面、乾きにくいので、知らないうちに手や道具について原稿がが汚れることが多いです。初心者は速く乾く製図用インクを使う事をお勧めします。

次にペンです。
人物を書いたり背景を書き込んだりする時に主に使うのはつけペンです。
つけペンはペン軸にペン先をくっつけてから、インクをつけて描くペンです。形状は万年筆に似ています。ペン先の先端には溝があり、その溝にインクがたまって紙に線を書く事が出来ます。
私の記憶では、もともとこのペンたちはマンガを描くために作られたものではなく、絵や文字を描くのに使っていたものを漫画家が使うようになったと聞いたことがあります。今ではすっかり漫画家の道具代表になっています。
私はGペンと丸ペンとスクールペンというものを主に使っています。特徴は以下のとおりです。
Gペン…太く強弱のついた線が引けるペン。最も有名。ジョジョの奇妙な冒険四部では岸部露伴という漫画家のキャラクターが武器やアクセサリ
    ーにしていたのが印象的です。(もちろん武器にしてはいけません。本当に刺さります。)
丸ペン…細く強弱のついた線が引けるペン。少女マンガに多用されています。髪の毛や目などのほかに、背景やカケアミ(線を沢山規則的に重ねる技法)や効果線などで使われます。漫画家が手に刺してしまう事故もよくありますので、先端にはご注意を。
スクールペン…強弱が少なく、割りと一定の太さの線が引けるペン。私は小さなコマの人物などはこれで描いています。強弱をつけることが苦
       手な人には良いかもしてませんね。形状はGペン似。
ペン軸には全種類つけられるものと、そうでないものがあります。自分で使ってみて使いやすいものを使うのが一番です。私のおすすめは丸ペンもGペンも使えてキャップまでついているものをおすすめします。ペン先一種類につき一つペン軸があると便利です。

広い面積を真っ黒で塗ることを「ベタ」と言います。
ベタも基本何を使っても良いのですが、マジックや筆ペンが一般的です。つやベタという女の子の髪の毛のつやを表わす時にあえて細く白を残すというベタもあります。これには筆ペンがよく使われます。

間違えた箇所を直す時やハイライトを入れたい時には基本ホワイトというインクの白バージョンのようなものを使う時もあります。しかし、扱いが難しいため、「ミスノン」というキャップに筆がついている修正液やペン型の修正液を使うのがおすすめです。

あとはトーンシートと、それを削ったり切ったりする、カッターがいります。カッターはペン型のデザインカッターが使いやすいです。もちろん、普通のカッターを使っている人もいます。

長くなってしまいましたが、描くための道具は一通りこんな感じです。まだ紹介できていないものもあるので、それは次回にお話したいとおもいます。
今日紹介した道具はこんな感じです。

では、読んでいただきありがとうございました!次回も読んでくださると嬉しいです!

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マンガの描き方~原稿用紙と印刷編~

はじめまして、インターン生の渡辺です。今回から数回にわたり、マンガの書き方や私がマンガ学科で学んできたことをご紹介します。
まず一回目の本記事では、マンガ原稿用紙と印刷の基本について取り上げていきたいと思います。

マンガの基本はアナログからです。アナログでマンガをかけない人はデジタルでも上手くかけません。トーンなどでごまかしている人もいますが、編集さんにはあまりよくは思われませんね。
雑誌に掲載する際、アナログでもでデジタルでもマンガ原稿用紙の使い方は同じです。なので今回は先にマンガの原稿用紙につい手お伝えしたいと思います

まず、原稿用紙には二種類あります。真っ白の原稿用紙と枠が書いてある原稿用紙です。ほとんどの人は枠が入った方を使います。
真っ白の原稿用紙は、アナログのカラー絵だとか、トレース台でマンガを描く人が使うそうです。(私は使ったことが無いのであまり詳しくは知りません…)。枠の入った原稿用紙はモノクロのマンガを下書きから描く場合に使います。

マンガ原稿の枠線はこのとおりです。

外枠が断ち切り線、内枠は台詞を入れる範囲です。
基本は内枠の中に大事な情報(主人公の表情とか大切な台詞など)を入れ込みます。この中に入れ込まないと、印刷して裁断する時に重要な台詞が切れてしまったり読みづらくなってしまったりします。

この枠のとおりにマンガを描くとこうなります。

二コマ目は「断ち切り」といって、こまを大きく見せる技法です。注目して欲しいコマによく使います。
画像にもありますが、一番気をつけなくてはいけないのは、「綴じ代側は何も書いてはいけない」ということです。これは奇数ページと偶数ページによって違いますので最初のうちに間違えてしまうと、そのあとのページのすべて直さなければいけないという恐ろしい事故が起こります。

ここで疑問が出てくると思います。「いつも読んでいるマンガにこんな外枠とか無くない?」と。
じつは日本のマンガの印刷はカッパー印刷といい、この印刷はグレーが上手く出せない印刷なのです。つまり、「薄い色は印刷に出ないので、原稿用紙に枠があっても大丈夫!」ということなのです。

ここでもう一つ疑問が浮かぶと思います。「え?マンガにグレーってあるじゃん」と。
あのグレーはよく見ると黒いドットで出来ています。ドットの濃度によって濃淡を表現する、トーンというものです。今はトーンシートというシールで形式の物が主流ですが、昔はトーンシートなんてなかったので手書きでやっていたとか…。恐ろしい話です…。デジタルでマンガを描く人はトーンもデジタルで張っている人が多いでしょう。
つまり、「マンガには黒と白しか使用していない」ということです。

カッパー印刷の良いところは安くて沢山印刷できるところです。日本ではマンガ一冊1000円というのは総集編や限定版付録でもついていない限り無いと思います。単行本もせいぜい700円程度でしょう。しかし、海外ではマンガの値段が日本に比べて高く、多くの場合、カラーで描かれています。つまり、海外のマンガは「お金をかけて一部の人が買う芸術に近いもの」なのに対し、日本のマンガは「多くの人が手に入れられるエンターテイメントに近もの」になっているのです。この違いがマンガの描き方にも影響しているのです。

少し話がそれましたが、先ほどのマンガを印刷すると読者にはこういったページで読むことになります

皆さんが見たことがある画面になったかと思います。ちなみにこの話は実話です…。

一件自由に描いているように見えるマンガですが、どのマンガ家さんも原稿作成のルールに従って描いています。
ルールに従いつつ一ページごとに読みやすいコマ割りを構築し、全体で話の波を作りながら描いていく漫画家さんの苦労とすごさが少しでも伝わっっていただけたら嬉しいです。

以上、マンガの描き方~原稿用紙と印刷編~でした。読んでいただき、ありがとうございました。

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漫画名台詞part13

こんにちは、インターン生の伊藤と申します。

第13回目の記事ですね。
今日が金曜日ではない事を祈っております。
長く続いて記事を書いてきましたが、今回も漫画紹介をしていきます。
紹介する漫画はこちらです。

CLAMPさんの作品『カードキャプターさくら』

少年漫画・子供向け漫画ときまして、ようやく少女漫画を紹介するときがやってまいりました。
少女漫画ですが、女性の方からも人気がありますし男性からの支持もあるので、知っている方知っている方もいるのではないでしょうか。

1996年から2000年まで少女漫画雑誌『なかよし』で連載されていました。
そして、2016年連載開始20周年記念プロジェクトの一環として連載終了後初となる新連載が始まりました。
新連載では、小学生だった主人公が中学生となり新たな物語がはじまっています。

それに伴い、期間限定ですがショップやカフェがオープンしたり2017年には「劇場版カードキャプターさくら」がリバイバル上映するなど色々とイベントをやっていたりしています。

そんな『カードキャプターさくら』ですが、どんな話なのか、ここであらすじを紹介したいと思います。
【あらすじ】
主人公・木之本桜は、ある日書庫で不思議な本を発見する。その本は、魔術師クロウ・リードが作った魔法のカード「クロウ・カード」が入っていた。全てのカードがさくらの住む町にばらまかれてしまい、封印が解かれるとこの世に「災い」が訪れるというクロウカードを回収するため、クロウカードの起こした事件を解決しながら、カード集めに奮闘する。(wikipedia一部より引用)

という話です。
もっと簡単にすると、不思議なカードを集めよう。たったこれだけの話です。
しかし、小学校4年生とは思えない言動や、複線が色々はられていたりと、かなり深いストーリーで全12巻とは思えないほど読み応え抜群な漫画です。
目的がシンプルなので分かりやすい話でもあり、ちゃんと少女漫画の醍醐味でもある恋愛要素も含まれているので、本当にお勧めの作品です。

では、名台詞の紹介をしていきます。

「絶対大丈夫だよ」

主人公・さくらが何回か言っている台詞ですね。
それも絶体絶命の時、自分を落ち着かせようとしている場面でよく使われている台詞です。

さくらのように皆さんもまずはこの台詞を口に出してみてはいかがですか。
何か作業するまえ、発表会や大事なプレゼンの前など。
大事なことをする前にこの言葉を言う事によって、心が落ち着きませんか。
そして、それと同時に勇気とやる気も湧いてきませんか。
この台詞の凄いところは、短い台詞だけれど沢山の希望と勇気が湧いてくるところだと思います。

何か作業する前や、困難に当たったときにこの台詞を言ってみてください。
絶対大丈夫と、そう思ってはきませんか。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

漫画名台詞part12

こんにちは、インターン生の伊藤と申します。

今回で第12回目の記事となりました。
今回紹介する漫画はこちらです。

いがらしみきおさんの作品『ぼのぼの』

本当に考えさせられる台詞ばかりなので、引き続き紹介していきたいと思います。
主人公の‘ぼのぼの’も哲学的な台詞をかなり言うのですが、『ぼのぼの』の出てくる登場人物達も1回以上は必ず名台詞を言います。
なので、1冊この漫画を読むだけで本当に人生について考えさせられる漫画です。

前回も少し書きましたが、実はアニメ化・映画化・ゲーム化されているのを知っていましたか。
アニメは1995年・2016年と2度アニメ化されています。
アニメは少し漫画とは雰囲気が違い全体的に柔らかい雰囲気になっています。
なので、漫画とアニメではキャラクターの性格が少し違っていたりと、新しい発見が出来て楽しいですよ。

また1995年版のアニメと2016年版のアニメでも、雰囲気が違います。
『ぼのぼの』を楽しみたいという方は1995年版、穏やかに見たいという方は2016年版をお勧めします。
アニメ映画も2本あるので、そちらもお勧めです。

漫画とアニメ、2つ楽しんで、その違いを見つけてみてはいかがでしょうか。

では、名台詞紹介をしていきたいと思います。
今回は、‘ぼのぼの’の友達シマリスくんの名台詞です。

「いつだったかおとうさんがたいせつにしているものをこわしてしまったことがあるのでぃす。正直に言おうか言うまいか三日三晩悩みました。
その間が地獄なのでぃす。しかし正直に言うと決めれば地獄は終わるのでぃす。あとは最悪でも、どなられるかなぐられるだけではねいでぃすか。」

この台詞とても好きな台詞の1つです。
皆さんもこのような経験あるのではないでしょうか。
何か失敗してしまった時、報告するのって本当に憂鬱な気分になってしまいますよね。
ずっと、その失敗だけ考えてしまってその間本当に地獄にいるような気分になってしまう。
確かにシマリスくんの台詞の通りです。

しかし、言ってしまったらその後怒られるかも知れませんが、地獄は終わります。
それに、もしかしたら怒られないかもしれません。

シマリスくんは三日三晩地獄にいたのです。
私達は数分の地獄で済むよう、すぐに報告してしまいましょう。
そうしたらその後少し、気分はスッキリしませんか。
早め早めの行動を心がけ、もし何か起こってしまったら関係のある人に報告・連絡・相談です。
それさえ出来れば、地獄なんてすぐに終わってしまうのではないでしょうか。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

漫画名台詞part11

こんにちは、インターン生の伊藤と申します。

今回で第11回目の記事です。
前回は子供向けの漫画『ドラえもん』を紹介したので、今回も子供向けの漫画です。
子供向け漫画でもちゃんと、深い台詞があるということを紹介していきます。

では、今回紹介する漫画はこちらです。

いがらしみきおさんの作品『ぼのぼの』

この漫画本当に好きで、アニメは私が小さい頃から見ていたので台詞ほぼ分かりますし言えます。
漫画ももちろん持っていますが、2016年3月現在41巻出ているので、そろそろ部屋の本棚のスペースに不安がありつつ何とか集めています。

ぼのぼのですが4コマ漫画(ほとんどは8コマ漫画)なので、何か目的があって、などのストーリーはない漫画です。
ゆるく、まったり、日常を描いている、不条理ギャグと哲学とほのぼのが融合した独特の作風が特徴の漫画になっています。

あらすじも今回は特になく。
主人公であるラッコの子供‘ぼのぼの’の日常が描かれています。
アライグマくんやシマリスくんなど、登場人物は全て動物です。
(例外としてゲーム「ぼのぐらし」では人間も登場していましたが)
また、40巻では人間界の存在を示唆するセリフがあったりもします。
加えて脇役にはスナドリネコやクズリなど、知名度が低い動物を起用していて、読むと動物の種類を沢山知ることが出来て面白いですよ。

2016年で30周年を向かえて、ぼのぼのカフェなど期間限定でイベントなどもやっていたりしました。
休日では、行列が出来ていたりと大反響だったようです。
漫画以外にも、ぼのぼの人生相談: 「みんな同じなのでぃす」や名言集上・下、泣きたいとき・癒されたい時の読む本など、様々な本が出ていますので、興味がある方は是非読んで見てはいかがでしょうか。

では、名台詞の紹介をしていきたいと思います。

「ぼのぼの、生き物は、絶対、こまるんだよ。こまらない生き方なんか、絶対、ないんだよ。そしてこまるのは、絶対、おわるんだよ。どうだ、少しは安心してこまれるようになったか?」

これは子供向けの漫画です。
しかし、この台詞からそうは受け取れませんよね。
これはスナドリネコというキャラクターが主人公・ぼのぼのに対して言った台詞です。

皆さんは今まで生きてきて困らなかった事は一度もなかったと思います。
大きい問題で困ったり、小さな問題で困ったり。
困った事の原因は人それぞれですが、必ず生きている中では困りますよね。
しかし、今皆さんは‘困っていた’とその問題は過去形になってはいませんか。
少なくとも、今どんなに困っている事があるとしても今までと同じように、この先絶対に‘困る’ことは終わりますよね。

安心して困れるようになるというのは不思議な言葉ですがこの先、生きていく中で覚えていて損はないのではないでしょうか。
困るのは終わる、意外なようですが当たり前のことなのだと改めて思いました。

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漫画名台詞part10

こんにちは、インターン生の伊藤と申します。

今回でなんと第10回目の記事となりました。
区切りがいいので新しい漫画を紹介したいところですが、紹介する題材は前回と同じです。

では早速今回紹介する漫画はこちらです。

藤子・F・不二雄さんの作品『ドラえもん』

私ドラえもんが本当に好きで、漫画は数十巻持っていますし。今までの映画は全部見ていて台詞も大体覚えてます。
台詞を聞けば、あの映画のあのシーンで使われてた台詞だね、と分かるくらい好きな作品です。
子供向けで楽しく見れる作品でありながら、たまに出てくる名台詞にハッとさせられます。
そういうところも、すごく魅力的ですよね。

ここで余談ですが、新連載ギリギリまで‘ドラえもん’は存在していなかったのをご存知ですか。
実は、新連載の締め切りが間近に迫っていましたが、作品の構想がまるで浮かばず困り果てていたそうです。
ついに締め切り日の朝が訪れ、たまたま置いてあった娘の起き上がりこぼしにつまずき、その瞬間「ドラネコと起き上がりこぼし」というアイデアが結びつき、‘ドラえもん’が誕生しました。
連載直前までキャラクターが決まっていなかったため、連載開始前月に掲載された予告は、新作のタイトルも主人公であるドラえもんの姿も描かれていないという異例の体裁だったようです。
色々な偶然が重なったことで‘ドラえもん’が出来ていたなんて感動しますね。

それではここから名台詞の紹介をしていきたいと思います。
今回は、本当に心にグサッとくる台詞が多かったので一気にまとめて3つ紹介していきます。

「過ぎたことを悔やんでも、しょうがないじゃないか。目はどうして前についていると思う?前向きに進んでいくためだよ。」

「人にできて、きみだけにできないことなんてことあるもんか。」

「いっぺんでいいから本気でなやんでみろ!!」

いずれも、ドラえもんがのび太に言った台詞です。
ドラえもんは便利な道具を出すだけのロボットではないのです。
のび太が悩んで挫けそうになっている時、厳しいながらもこんな台詞を投げかけてくれるドラえもんは一家に一台ほしいですね。

皆さんも、苦しい事辛い事があったときにはドラえもんの言葉を思い出してみてください。
この3つの台詞の他にも沢山の名台詞がありますので、探してみてはいかがでしょうか。
そして、ドラえもんの言葉と同時に前回紹介しました、のび太の「明るく生きる」という考え方も思い出してみてください。

きっと、何か解決する方法が見つかると思います。
見つからなくても、心はいつの間にか軽くなっているのではないでしょうか。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。