漫画名台詞part6

こんにちは、インターン生の伊藤と申します。

記事を書いて第6回目になりました。
今回も今までやってきました通り、漫画の名台詞を紹介をしていこうかと思います。

今回紹介する漫画は、前回も紹介しましたあの漫画です。

空知英秋さんの作品『銀魂』(ぎんたま)

この漫画を引き続き紹介していきましょう。

まずは恒例になった、こんな余談はどうでしょうか。

『銀魂』は今でこそ、アニメ・ゲーム・ドラマCD・小説・電子書籍化したりと、人気漫画になっていますね。
単行本は、2016年5月時点で累計発行部数5000万部を突破している程になっています。
しかし、始めのうちはそうではなかったようです。
連載当初、誌上アンケートでは結果が著しくなく連載順位も後方で低迷していたそうです。
その後、じわじわと人気が上がり今のように人気漫画になっていきました。
地道にコツコツとした結果が今の人気に繋がっている漫画ですね。

では、名台詞を紹介していきます。
意外と名台詞が多い『銀魂』なので、一つに絞るのに苦労しました。
なので今回は今、就活・仕事等を頑張っている人に向けての台詞を探してきましたので、そちらを紹介したいと思います。

「仕事には上も下も大も小も美も醜もない。誰かのために労をいとわず人が動くこと、これを仕事というんだ。どんな仕事であろうとその気持ちは変わらず尊いものじゃないか。それが寄り集まって互いを助け合い、世の中を支えているんだから。」

少し長いですけれどこの台詞、今の私にとってかなりジーンとくる台詞でこの台詞を読んだ時はっとさせられました。

これは、子供達に働く事のすばらしさを主人公・銀時とその仲間が教えるというエピソードでの台詞です。
このエピソード、実はギャグ回でかなりのネタが入っていたり、子供達は最後呆れて帰ってしまうという、なんとも頑張った割には報われない内容でした。
しかし、ギャグ回なのにこの急に出てくる真面目な台詞。
ギャップが激しすぎて、思わずページを捲る手が止まりました。

どんな仕事でもそれを貶してはいけない。どんな仕事でも、その人がいなければ世の中回っていかない事もある、という意味に私は捉えました。
誰かのために労をいとわず人が動くこと、一見辛いことのように思えますが、‘仕事’の原点はここであるのではないでしょうか。

‘仕事’についてをこのような考えで捉える事ができたら、少しは就活や仕事に対する考え方や思いが変わるような気がします。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

漫画名台詞part5

こんにちは、インターン生の伊藤と申します。
今回でとうとう記事を書いて第5回目になりました。
まだまだ、慣れない事もありますが張り切って行きたいと思います。

ではさっそく、今回紹介する漫画はこちらです。

空知英秋さんの作品『銀魂』(ぎんたま)

知ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今まで書いてきた漫画と同じく、『週刊少年ジャンプ』で連載されている作品になります。
『週刊少年ジャンプ』なら友情・努力・勝利で構成されている漫画かな、と思っているのならこの漫画は違います。
作者はこの作品の属性を「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と表現しているらしいです。

そして、何といってもパロディが凄い漫画ですね。
結構ギリギリなパロディなどもありますので、知りたい方は、読んでみてください。

ちなみに、単行本は2016年11月現在、第66巻まで刊行されています。
今から全て読むのには、少し大変ですが読めなくはない巻数ですね。

ここで、あらすじを紹介していきたいと思います。
【あらすじ】
江戸時代に万事屋(何でも屋)を経営する主人公・坂田銀時が、万事屋ゆえに江戸のあらゆる依頼事に首を突っ込み、様々な人間達と関わり合っていく。

あらすじが短くなってしまいましたが、大体このような内容です。
本当は、もっと長くも書けるのですが短くまとめてみました。
基本的には、1 – 3話程度で話が完結するのですが、まれにシリアス・戦闘中心の内容である長編が描かれる事もあります。
短編の話は大体がギャグ要素の方が強いのですが、長編はガラッと雰囲気が変わり一気にシリアスになります。
このギャップも、人気漫画になった秘訣ではないかと思っています。

名台詞についての紹介をしていきます。
前回まで紹介していた漫画は有名な名台詞があったりしたのですが、『銀魂』には有名で誰もが知っている台詞はないと思います。
ですが、会話の1つ1つが名台詞などかなり沢山の名台詞があるのです。

その1つがこちら。

「美しく最後を飾りつける暇があるなら、最後まで美しく生きようじゃねーか。」

これだけ見ると矛盾しているように捉える事ができますね。
この台詞は、主人公・坂田銀時の台詞です。
銀時とその仲間1人が敵に囲まれ絶体絶命の状態になった時、仲間1人が「もう駄目だここで武士らしく切腹した方が」と言った後の場面で使われています。

銀時がどういうものを美しいを思っているのか、表されていますね。
今ここで切腹するより、最後まで泥臭くなっても頑張って生きようと励ましの言葉なのではないでしょうか。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

漫画名台詞part4

こんにちは、インターン生の伊藤と申します。
今回で第4回目になりました、さっそく記事を書いていきたいと思います。

今回も前回に引き続き、

尾田栄一郎さんの作品『ONE PIECE』(ワンピース)

についてご紹介させていただきます。
名台詞が多い漫画ですので、1回紹介するだけではもったいないと思い『ONE PIECE』紹介第2弾になりました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

それでは最早恒例になりつつある、『ONE PIECE』についての余談をここで。
『ONE PIECE』には様々な複線がはってあったりと、読んでいて驚かされる漫画でもあります。
しかし私が一番驚いた事は、尾田さんが描く際に気をつけている事についてです。
それは、群集シーン、動物、煙、雲、海など、「生きて動く物」は全て自分自身で描いている、という事です。
他の作家さんなどは、アシスタントさんに手伝ってもらう方もいらっしゃると思います。
しかし、尾田さんはとにかく自分に手で登場キャラクターはもちろんの事、とにかく動くものは全て自分で描いています。
その際、スクリーントーンという画材も極力使わないそうです。
ペンのみで、細部まで描かれているのには本当に尊敬します。

読んだ事のない人は勿論、読んだ事のある人ももう一度じっくり背景まで、見てみてはいかがでしょうか。
本当に丁寧に細部まで描かれていて、私もこういうような仕事をしないと、と感じさせてもらう作品です。

ここからは、名台詞のご紹介をしていきます。
まずはこちらの名台詞から。

「一度向き合ったら、おれは逃げない…!!」

こちらの台詞は、主人公・モンキー・D・ルフィの義理の兄エースが言った台詞です。
この台詞は、自分よりはるかに強い敵と戦う場面で使われていました。
どんなに相手が強く無謀な戦いと思われたとしても、果敢に立ち向かっていく姿がとても印象的でした。
エースの強い信念が一言で分かる台詞ですね。

この台詞捉え方は色々ですが、私達の日常にも関わってくる台詞でもあるのではないでしょうか。

例えば、就職活動が上手くいかず休んでしまった時など。
少しならまだいいですが、それがズルズルと長く続いてしまったら、それは‘休む’ではなく‘逃げている’になってしまっていますよね。

一度やる、と向き合ったら逃げないで最後まで向き合ってみる。
仮に結果が駄目だったとしても、‘最後まで自分は向き合ってみた’‘逃げなかった’という経験が今後自分自身の気持ちの変化に繋がるのではないでしょうか。
‘逃げなかった’という経験があったこそ、次への挑戦する気持ちが失われずにすみますよね。

このエースの逃げないという果敢に最後まで挑戦するという信念を、この台詞から学べたと思っています。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

漫画名台詞part3

こんにちは、インターン生の伊藤と申します。

今回で第3回目と言う事で、また張り切って記事を書いていきたいと思います。

本当は、前回まで紹介していた『SLAM DUNK』についてまだまだ書きたい事はあったのですが、今回は漫画を変えようかなと思います。
今回紹介する作品はこちらです。

尾田栄一郎さんの作品『ONE PIECE』(ワンピース)

この漫画は、もはや知らない人の方がいないのではないのでしょうか、という程の有名度ですよね。

それでは最早恒例になりつつある、『ONE PIECE』についての余談をここで1つ。
『ONE PIECE』がどれほど有名なのかをここで紹介していきます。
2015年6月15日、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されている程、『ONE PIECE』は世界中で有名になってきています。
ちなみに、2016年11月現在は、単行本は第83巻まで刊行されています。
日々ギネス記録を更新ですね。

私、全巻持っているのですが、中々の冊数なので『ONE PIECE』で本棚がいっぱいになってきています。
これで大体、ストーリーの半分程が終わった段階らしいので、この倍の冊数が出るとなると、置き場所に困ってきますね。

前置きが長くなってしまいましたが、あらすじを簡単に紹介していきたいと思います。
【あらすじ】
かつてこの世の全てを手に入れた〝海賊王〟が遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾多の海賊達が覇権を賭けて争う「大海賊時代」が到来した。
主人公・モンキー・D・ルフィは仲間達とともに、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を見つけ海賊王になる為、冒険をする。(wikipedia一部より引用)

かなり、端折りましたが大体このような物語です。
物語が進んでいくごとに、試練を乗り越え・強敵に立ち向かったりと、主人公が成長していく様がはっきり分かるので、読んでいて希望と勇気を与えてもらう、そんな漫画であると思います。

では、名台詞についての紹介をしていきます。

「”海賊王”に!!!おれはなるっ!!!!」

『ONE PIECE』の中で最も有名な台詞であることは間違いないでしょう。
この作品での主人公・ルフィの原点でもある台詞でしょうね。
最終目標であり、ルフィの決意が伺える台詞です。
最初からぶれずにただひたすらにこの目標に向かって真っ直ぐ前に進んでいく事、それは決して簡単な事ではないはずです。
しかし、一回もこの目標に対して挫けたことは今までの描写中はありませんでしたし、きっとこれからもないことでしょう。

最後までぶれない精神力や心に秘めた思いを持つルフィの事を、私も見習い、何か挫けそうになった時は思い出していきたいと思います。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

漫画の名台詞part2

こんにちは、インターン生の伊藤と申します。

第2回目の記事という事で、前回に引き続き漫画というテーマのもと記事を書いていきたいと思います。
また今回もストーリー・キャラ紹介、そこに名台詞を加えていき皆様により深くの情報を公開していきます。

それでは、今回紹介する作品はこちら。

井上雄彦さんによる『SLAM DUNK』(スラムダンク)

またかよ、とお思いの方。
そうです、また『SLAM DUNK』です。
前回も紹介した通りですが、『SLAM DUNK』には様々な心打たれる名台詞が数多く存在しているのです。
まだまだ紹介しきれていないので、2回目である今回の記事も『SLAM DUNK』について書いていこうかと思います。

さて、名台詞紹介に入る前にまずは余談を。
この『SLAM DUNK』は、バスケットボールというスポーツを題材にしている物語ですよね。
この題名にもなっている‘スラムダンク’とはバスケットボールの技名なのをご存知でしたか?
‘スラムダンク’とは
ボールを手から離さずに直接シュートを入れるのがダンクシュートですが、その中でもリングが壊れそうなくらい強く叩き込むものをスラムダンクと呼びます。

かなり見た目的には派手で、試合中にこの技を使えば大盛り上がりですね。
しかし、作品の中で主人公・桜木花道がスラムダンクをしたのは数回程度です。
試合中はあまり使われていませんでした。
むしろ、失敗して怒られているシーンまであったりします。
最終回でも、結局基礎的なシュートを最後に放ち試合に勝っていましたし。
どんなにインパクトがある凄い技でも、基礎が大事という事をここではあらわしているのかもしれません。

それではここから、名台詞について紹介していきたいと思います。
まずは、こちら。

「あきらめたらそこで試合終了だよ」

またかよ、とお思いの方。
そうです、またです。
やはり、『SLAM DUNK』においては外せない台詞だと思ったので、紹介していきます。

この台詞は、主人公・桜木花道が所属する神奈川県立湘北高校の湘北バスケ部監督安西光義(あんざい みつよし)が言った台詞です。
‘安西先生’と部員たちから親しまれている、魅力的なキャラクターの1人ですね。

これはある1人の選手がバスケの試合中、残り時間わずかでもう逆転が難しく諦めかけてしまった時に言った台詞です。
この言葉をかけられた選手は、はっとし、見事逆転勝利をした。というシーンで使われていました。

‘がむしゃらに頑張れ’という意味にも取れるのでしょうが、私は‘諦めるのなんてもったいない最後までやってみろ’というような意味だったのではと思っています。

やれるだけやってみたら、結果は変わる。
「もう駄目だ。」「諦めるしかない。」などと思ってしまった時この台詞を思い出してみてください。
「あきらめたらそこで試合終了だよ。」
結果はどうであれ最後まで全力をだしてやってみると、何か自分の中で変わるのではないでしょうか。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

漫画の名台詞

はじめまして。インターン生の伊藤と申します。

今回私が書かせていただく記事のテーマは漫画です。
漫画についてと言っても、ストーリーやキャラクター紹介などでは普通なので、
そこに名台詞についてを加えていき、より深くその漫画について探っていきたいと思います。

数多くの漫画・台詞がある中で、私が一番名台詞が多いと思っている漫画がこちらの作品です。

井上雄彦さんによる『SLAM DUNK』(スラムダンク)という作品です。

題名の通りバスケットボールを題材とした漫画です。
誰もが一度は聞いた事があるのではないかと思います。

前情報として、実はこの作品全31巻あるのですが実は作中の時間が3~4ヶ月と短くあります。
連載期間が約5年なのに対し作中の時間が短いとギャップが激しいと、有名な漫画ですね。
ちなみに、春の入学式あたり~初夏までの時間軸になっています。

作中の中で暑い夏の描写が所々出てくるので、暑い時期になると思い出してししまいます。
なので、毎年夏になると、もう一度読み返したくなる作品でもあるのは私だけでしょうか。

前置きが長くなってしまいましたが、あらすじを簡単に紹介していきたいと思います。
【あらすじ】
主人公・桜木花道は、バスケットボール部主将・赤木剛憲の妹である晴子にバスケット部への入部を薦められる。晴子に一目惚れした花道は、バスケットボールの全くの初心者であるにもかかわらず、彼女目当てに入部。その後、地道な練習や試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚め、その才能の芽を急速に開花させる。(wikipedia一部より引用)

このあらすじだけ見ると、高校生がバスケをする漫画ですね。
しかし、それだけでないのがこの漫画の面白いところです。
キャラクターが沢山登場しますが、一度読めば忘れる事ができないくらいの個性的で魅力的なキャラクターばかりです。
それは読んでみてください、読めば分かります。
きっと、忘れられなくなることでしょう。

それではここから、名台詞について紹介していきたいと思います。
まず最初にこの台詞
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
漫画は知らないけどこの台詞だけは知っている、なんて方も多いのではないでしょうか。
かなり有名な名台詞ですね。

しかし、今回紹介したいのはこれじゃありません。
それはこちら。

「天才ですから」

これだけ見ると、なんてナルシスト人の台詞なのだろうとお思いですよね。
違います。この短い台詞の中で色々な思いが詰まっています。

この台詞は主人公桜木花道が最終巻の最後の1コマに言った台詞です。
これは

今まで色々な試練を乗り越えてきた自分だからこそ、今度の試練も乗り越えられる。
だって、‘天才ですから’

というような意味合いにとれると思っています。

桜木は作品の中で何度も‘自分は天才だ’というような台詞を言っています。
実際作品初期の桜木は、バスケ初心者の下手な選手でした。
なのでそれまでの‘天才’という言葉は、ギャグ要素・何の根拠もなくとりあえず言っておく、位の意味合いだったのかと思います。

しかし最後に言った‘天才’は、努力して成功したという結果が自分にはある。
‘天才’その裏には努力という隠された意味が存在しているのではないでしょうか。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

ひとりになったら少女マンガを読もう

手塚治虫の(以下略)、インターン生の渡邉です。

『壁ドン、顎クイのないお勧めの少女マンガを紹介する記事をいっぱい書く』使命の元書き続けて早5回、とうとう最終回を迎えてしまいます。

最終回ということなので、私の少女マンガ観を変えた作品(というより作者)をご紹介したいと思います。

同じ作者で作品に優劣つけがたく、もう2作品同時に放出しちゃいますね。

まずご紹介する作品はこちら!!

『フラワー・オブ・ライフ』(新書館/よしながふみ)
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はい、私の心の師、よしながふみ先生の登場です。
よしながふみ先生の作品は基本『大奥』(途中から全巻そろってから読むべきだと終わるまで待機中)と同人誌作品以外エッセイから対談集、インタビューまでもれなく網羅しているくらい大好きです。気持ち悪いのでさっさとあらすじを紹介します、ドン!

<あらすじ>
その日。オカマ風味な教師は、ハマり気味な恋にため息をついていた。でかい生徒は、夏にむけての資金繰りと週刊誌の萌え作品の休載に悩み、別の生徒は、水泳の授業が近づくのを憂えていた。

学業以外のアレコレで、教室中の頭がいっぱいなその時、学業と学校生活に燃える、一ヵ月遅れの新入生がやってくる……!

「花園春太郎です! 俺????」。よしながふみの花咲けるハイスクール・ライフ、始業!

まず初めに、このあらすじを読んで、ありきたりな青春漫画だと誤解する方が8割強だと思います。

甘い。(2回目)

最終回を読んでやっとフラワー・オブ・ライフの意味が分かります。ただ青春時代を表しているのではありません、(もうこれ以上はネタバレなので)全部読んでください!!!!(語彙力・・・)

よしなが先生は小津安二郎監督をリスペクトしているため、日常を描くことに力を注いでおり、主人公花園とそのクラスメイトとの日常がほとんどです。
それぞれのキャラクターの悪い面まで繊細に描き出すため、しゅっとした個性のない絵柄なのに妙にリアリティがあるのです。

はい、続いてご紹介するのはこちら!!

『西洋骨董洋菓子店』(新書館/よしながふみ)

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滝沢秀明主演でドラマ化・第26回(2002年) 講談社漫画賞受賞作品でもあるこちら。
よしながふみさんの食へのこだわりが爆発した(ものすごくケーキが食べたくなる)作品でもあります。

<あらすじ>
「早く死ね、このホモ!!」そんな酷い言葉で昔振った相手が、目の前に現れた。
今は天才パティシエになっているという。
俺は洋菓子店を開こうとしていて、彼が自分を覚えていないのをいいことに彼を口説きはじめるが、彼は今や『魔性のゲイ』に成長していて……!?
大人気! よしながふみのスペシャルレシピをぜひお試しあれ!

あらすじでもこれは本当に少女マンガなのか・・・と疑われるレベルですが、ぎりぎり少女マンガなのです。今更ながら定義を説明すると(言い訳)

少女漫画(しょうじょまんが)は、少女雑誌に掲載されるなど、主たる読者として若年(未成年)の女性を想定した日本の漫画。実際には大人女性にも幅広く読まれている分野でもある。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%A5%B3%E6%BC%AB%E7%94%BB

対してウィングスについてこのように記されています

1982年に創刊される。創刊当時は作家の多くが作画グループのメンバーであり、商業ベースの同人誌的な色合いが濃かった。その後、大橋姉妹(楠桂、大橋薫)や片山愁といった『ふぁんろーど』投稿陣の作品を掲載するようになってから徐々に路線が変わっていき、現在は少女向けの雑誌になっている。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9_(%E9%9B%91%E8%AA%8C)

・・・セーフですよね。進めます。

さすが元BLを描いていただけあり、ピュア?な恋愛要素が男性同士にしかないという展開ですが、よしなが先生の愛は型にはめないところが魅力的。

また、主人公が自分が過去に巻き込まれた誘拐事件と現在起こっている子どもの誘拐殺人事件、そしてケーキ屋で起こる些細な事件が複雑に絡み合いながら全4巻で伏線を回収しきる構成力は現在連載されている『大奥』に引き継がれおり、綿密に計算されていることが分かるからこそ全部終わってから何度も読みたいと思わせる作品になっているのだと思います。

・・・ここまででよしながふみがいかにすごいか伝わりましたでしょうか?
小さな面では、三度の飯がパンでいい、パンケーキもひっくり返せないような私に弁当をつくらせるまでに
大きな面ではてエヴァンゲリオンの主人公碇シンジのように自分だけの世界にいた私を一歩外へ連れ出してくれた

人間関係で行き詰ったり、家族が嫌いになったり、誰も話す相手がいないときは少女漫画を読んでください。
少女漫画はそんな貴方に小さな力を与えてくれますから。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

病児保育、知ってますか

手塚治虫の(以下略)、インターン生の渡邉です。

『壁ドン、顎クイのないお勧めの少女マンガを紹介する記事をいっぱい書く』使命の元、第4回を速やかに執行いたします。

白泉社、集英社、講談社・・・みなさん何か足りないと思いませんか。

そう、ピッカピカの一年生でおなじみの小学館さんですよ。(まだこのネタを引きずる)

今回ご紹介する作品は

『37.5℃の涙』(小学館/椎名チカ)です。

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保育所でアルバイトをするきっかけを作ってくれた当作品、児童文化学科児童文学・文化専攻卒業の蓮佛美沙子さんが主演ともあって(私は七瀬ふたたびの時から好きでした)保育の現場を知っている女優さんに演じさせるプロデューサーの心意気にあっぱれでしたがひっそりと始まって終わってしまい個人的には残念でした。

また余談が長くなってしまった・・・恒例のamazonさんあらすじコーナーです。

<あらすじ>
新米「病児」保育士・桃子の奮闘記!

37.5℃。
それは、保育園にこどもが保育園に行ける、体温のボーダーライン。

こどもが熱を出した。
保育園には預けられない。
病気のこどもを置いて仕事には行けない。
でも働かなくては生きていけない――。

身動きの取れない親たちに手を差しのべる存在、「病児保育士」。

病気のこどもを人に預けて仕事に行くのは果たして“親失格”なのか?

愛情とは 家族とは 親とは――
答えの出ない問題に、笑わない病児保育士・桃子が真っ正面から切り込む!

最後には必ず笑顔になれると信じて。

【編集担当からのおすすめ情報】
1児の母でもある椎名チカ先生渾身の新作!

ただの「可哀想な子供の話」ではなく、
頑張る人にエールを送る、必ず笑顔になれるつくりになっています。

担当編集も子育て中ですが、毎回共感しまくり!

働きながら子育てをしている、頑張っているお母さんたちにぜひ読んで貰いたいです。

・・・amazonさんのあらすじが長いだと・・・さらに編集担当さんのコメント付きだと・・・
小学館さんの本気度が伺えますね、私が紹介するまでもない・・・

いいえ、保育する側の経験からこの作品はお母様だけが読んでいては意味のない作品だと、私は訴えたいのです。

「アレルギー」と聞いて、皆さんはどのような想像をしますか?
猫?イヌ?卵?

私は猫、イヌに近づいたり、キウイ、いくらなどを食べると口の中がいがいがとします。検査をしたことはありませんが、どうやらこれも立派なアレルギー反応だそうです。(http://www.phadia.com/ja/5/allergy/Common-symptoms-of-allergy/)

思いもしない食べ物がアレルギー反応の対象となり、反応が過度になると死に至る危険性もあるのです。

『37.5℃の涙』の6巻に登場する卵アレルギーの子供を持つ親と、アレルギーは治るものという誤解を持った祖母の回は、知らないことを知らない怖さをマンガと言う分かりやすい形に落とし込み、感動的な物語に仕上げた椎名チカ先生のすごさが詰まっています。

子供は親が管理するものだから関係ないと思っている方は想像してみてください。

電車の中で赤ちゃんが泣いている、お母さんが泣き止むよう促しても泣き止まない、誰かが舌打ちをする、お母さんは焦りいらいらして段々声が荒くなっていく。

この時、赤ちゃんはどのような生態で、お母さんはどのような苦労をしているのか知っている人が多ければ、舌打ちする人は減り、お母さんが周りを気にする必要もなくなるのではないでしょうか。

・・・とえらそうなことをまくし立てておりますが要するに

身近なことを知っていて損はないから読んでください

という切なる願いをつらつらとここまで書いてきたということなのです。

椎名チカ先生は、エロを追求した(語弊がある)雑誌、Cheese!でオシャレH系作家として存在を知っておりましたがまさかの方向転換でここまで描けて・・・恐ろしい方です。

気難しい話は無い、けどなんかぐさりと来る、そんな漫画なのでぜひ手にとっていただけたらなと思います。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

結婚する、を考えてみよう

手塚治虫の(以下略)、インターン生の渡邉です。

『壁ドン、顎クイのないお勧めの少女マンガを紹介する記事をいっぱい書く』使命の元、頑張って書き続けて第3回にやっとこさたどり着きました。

今回は白泉社、集英社と続き満を持しての講談社の少女マンガをご紹介したいと思います。(どうでもいい)

『逃げるは恥だが役に立つ』(講談社/海野つなみ)
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一応・・・、ハチミツとクローバーの羽海野先生とは違いますのでご注意ください(今度実写映画化する『3月のライオン』はご紹介しませんが全巻もっている漫画の1つです。気になる方はぜひ読んでみてください)。

さて恒例のamazonさんのあらすじ紹介の紹介コーナー

<あらすじ>
派遣切りにあって、再就職もままならないみくりは、娘を心配する父親に、会社の部下・津崎さんのハウスキーパーを頼まれる。そしてある日、津崎さんから思いがけない提案が!?

派遣切りとか怖い言葉が冒頭からありますが、絵柄にそぐわず現代社会を分析的に描いている作品です。

主人公みくりが津崎さんとの偽装結婚を通して家事は無償ですること、結婚したら一緒に住むことなど普通だと一般的に思われていることに対して疑問を持ち、枠にとらわれない、よりよい”らしい”生活とは何かを考えていく、いい具合に文字数の多い作品です。(←ここ重要)

2015年、第39回講談社漫画賞・少女部門受賞作品なのにも関わらずいまいち盛り上がらないのはなぜなのでしょう。と思ったら10月から新垣結衣主演でドラマ化だそうです。TBSさん抜かりない。

卒業論文を執筆している身としてはかなり上質な社会学の論文を漫画で読んでいるような気分にさせられる(そしてお前も書けと諭されているような気分にもさせられる)ところも魅力のひとつですが、何より少女マンガなのに感情表現などぽわぽわしたトーン(イラスト、漫画などの作成に用いる、柄のついた、または白と黒の点がある一定の比率で様々なパターンが印刷されている特殊なシール状の画材)でごまかさず文字でちゃんと描いてくるのが海野先生のまじめさが出て、作品の個性となっています。

所々にみくりさんは今の気持ちを再現VRや徹子の部屋風に繰り広げるのですが、前回ご紹介した『高台家の人々』の妄想シーンとは違い、リアリティがあって胸に突き刺さる言葉を選んでくるので少し元気なときに読むことをおすすめします。

普通って何だろう、社会学ではまずこの部分を疑うように教えられます。
皆さんは普通をちゃんと疑えていますか?

社会学ってなんだろう、と気になった方にはもちろんおすすめですが、結婚を考えているかた、すでに結婚したかた、恋人のいるかたにはもれなく読んでいただけたら何か関係にプラスのきっかけを生んでくれる、そんな作品です。

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

イケメンで満足、だけはどうかやめてください!!!

手塚治虫の火の鳥とスターウォーズを観てすくすく育った23歳(♀)、インターン生の渡邉です。(しつこい)

『壁ドン、顎クイのないお勧めの少女マンガを紹介する記事をいっぱい書く』使命の元、頑張って書きました第2回。

基本的には私の好きなマンガは実写化することが少ないため、「銀●が実写化!?またか!!」「スイーツ映画はもうこりごりだ!」と他人事のように悪態をついていたから罰があたったのでしょうか・・・

2016年上半期、私は2度実写化という名の悲劇を味わうことになったのです。

前回ご紹介した『WILD CATS』の作者、清水玲子先生の作品『秘密 -トップ・シークレット-』と今回ご紹介するこちら

『高台家の人々』(集英社/森本梢子)。

ダウンロード (1)

電車の中で読むことを推奨しない(当社比)ランキング第1位、うっかり公共の場で読んでしまうと半径1メートルに人が近寄らないくらい顔が大変なことになりますのでご注意ください。

前置きはこのくらいにして、早速amazonさんのあらすじをとくとご覧あれ。

<あらすじ>
妄想が趣味の地味系女子・平野木絵はニューヨーク支社からやって来た超イケメン社員・高台光正に突然食事に誘われ、驚く。実は光正には、ある特殊な能力が! それは光正の妹と弟にも── ヒットメーカー森本梢子が放つ不可思議ラブ・コメディ!

・・・胡散臭さしかないあらすじですね。
地味系女子・平野と超イケメン社員・高台様とのよくあるラブ80%コメディ20%の少女マンガなんでしょ?というように思われた方。

甘い。

森本梢子という名前を聞いてぴんときた方はお察しの通り、『ごくせん』『デカワンコ』の作者が生半可なラブコメを描くはずがないのです。

見所として、主人公の奇天烈怪奇な妄想シーンが予想のはるか高く斜めでくるため度肝を抜かれます。

たとえば、高台様を狙うかわいいOLの存在を知った主人公は高台様に直接聞くことも出来ず妄想を爆発させた結果、昔習っていた水泳ならOLに勝てるかも→強化練習をはじめ→代表選手に選ばれ→金メダルを目指す(もちろんすべて妄想)・・・と思考があらぬ方向に向かい勝手にてんぱってしまうなどの妄想シーンは時には、アメコミや戦前の教科書に乗っていそうな絵柄(5巻をお読みください)と器用に描き分けるなど力のこもり具合が違います。

本編の恋愛より妄想シーンの方にどう考えても力を入れているため胡散臭さがにじみ出るamazonさんのあらすじはしょうがないのです。(かばってみる)

作品ではなく森本語りになってしまいますが、彼女の作品はもれなく外れがありません。
『高台家の人々』と平行して『アシガール』というタイムスリップものも連載しているのですが、とにかく登場してくるキャラクターの胡散臭さ(ほめ言葉)は天下一品。
ラノベに登場しそうな髪がピンクや黄色であほ毛がたっているなど、外見に特徴があるのではなく、ひとりひとりの言動がみんな違ってみんないい。

はっきり言って絵は上手い部類ではないにも関わらずここまでキャラクターを立たせる森本先生は天才です。

『高台家の人々』の実写映画は絶賛放映中ですが、観た方は斉藤工や間宮祥太朗みれて満足~~~から一歩先へ。
森本ワールドにどっぷりとはまるいい機会です、ぜひ書店へと足をお運びください。(電子書籍もあるよ!!)

興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。