IT用語解説

COBOL 【コボル】

【言語】プログラム言語のことです

【汎用機系】

COBOLとは:

 COBOL(コボル)は、事務処理用に開発されたプログラミング言語である。
 名前は「COmmon Business Oriented Language」(共通事務処理用言語)に由来する。
 COBOLは自然言語(英語)に近い構文を持つため、そのソースコードは記述が冗長にはなるが、可読性が高い。本のように、部、節、段落、文という階層で記述される。人によっては関数や数式だらけの言語よりもとっつきやすいといえる。
 例:変数aに変数bを足すプログラム
[普通のプログラミング言語]a = a+b; (C言語などでは a+=b のように略記できる)
[COBOL] 00100 COMPUTE A = A+ B. と記述することもできるが、 00100 ADD B TO A. (英語でそのまま BをAに加える)という表現をすることができる。

COBOL用途:

 非理系の事務員や官吏でもプログラミングできる言語として設計されたため、自然言語である英語に近い記述をめざしたコマンド語彙や構文(シンタックス)が採用されている。特に金額計算など事務処理用に広く使われている。
明示的な十進演算が可能で、プログラマはそれぞれのデータ項目に対して、小数点上・下の十進桁数を明示的に定義することができ、これらの間での四則演算およびべき乗の計算を自由に記述できる。

COBOL使用における事例:

 利用事例として
サンデン株式会社様(ACOS-4→NX7000)
東邦薬品株式会社様(ACOS-4→NX7700i)

COBOL使用における注意点:

 処理内容を厳密に英文で定義・記述することができれば、これを元に容易にCOBOLプログラムを作成することができ、また、出来上がったプログラムは英文を読み下すように内容を理解することできる。
 一方、他の言語に比べ記述が冗長になりがちで、他言語に親しんだ開発者などは構造の把握がしにくいと感じることもある。また、処理内容によっては、冗長さのために一見して何をしようとしているのか分かりにくい難解なコードとなってしまうこともある。

COBOL習得における仕事:

 大型汎用機(メインフレーム)の事務処理システム開発

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