IT用語解説

iOS(Objective-C) 【オブジェクティブ シー】

【言語】プログラム言語のことです

【スマートフォン・モバイル】

Objective-Cとは:

 Objective-C(オブジェクティブ シー)とは、ブラッド・コックスが開発した、C(シー)言語をベースにSmalltalk(スモールトーク)型のオブジェクト指向機能を持たせたプログラミング言語の一種である。
 NeXT(ネクスト)、Mac OS X(マック オーエス テン)のOS(オーエス)に標準付属する公式開発言語である。
 C言語を拡張してオブジェクト指向を可能にしたというより、C言語で書かれたオブジェクト指向システムを制御しやすいようにマクロな拡張を施した言語である。
 最大の特徴はオブジェクトシステムが完全に動的という点で、実行時のクラス拡張、オブジェクト汎用型id(アイディ)の導入により、型によらない動的配列・辞書など、インタプリタに近い記述力を持つことである。
 実際にコードそのものはネイティブコンパイルされるものの、動作原理はインタプリタに近く、コンパイラ型言語としては稀な柔軟性を発揮する。
 後続言語への影響はJava(ジャバ)やSwift(フウィフト)に与えた。
 特にJavaは基礎設計にその姿を見ることができる。

Objective-C用途:

 主にApple(アップル)のMac OS XやiOS(アイオーエス)上で動作するアプリケーションの開発で利用される。
 また、NeXT社のNeXTSTEP(ネクストステップ)の開発言語として採用されていた歴史があり、NeXT社は1997年にApple社に買収された。
 Apple社のMac OS XのGUI(グーウィー)はNeXtSTEPのAPI(エーピーアイ)を引き継いでいるため、開発言語として主にObjective-Cが用いられる。

Objective-C使用における準備:

 Mac OS Xのパッケージ版に開発環境がDVD(ディーブイディー)で付属されている。
 このほかにも、Xcode(エックスコード)をインストールすれば使用できる。

Objective-C使用における注意点:

 関数(メソッド)の定義と呼び出し方が独特で、C言語とはかけ離れている。
 しかし、言語仕様はC言語の完全上位互換で基本的な文法はCに準拠する。
 また、Objective-C言語の基本部分の特定の機能を学習するためには、Objective-C言語全体の構造を理解しなければならないという難しさがあるため、オブジェクト指向の初心者はこの言語の基本部分の本質を理解するのは困難である。
 できれば、C++(シープラスプラス)言語の知識とオブジェクト指向の本質を理解が必要である。

Objective-C習得における仕事:

 Mac OS XやiOS上で動作するアプリケーションの開発業務で携われる。

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