IT用語解説

JCL 【ジェー・シー・エル】

【言語】プログラム言語のことです

【汎用機系】

JCLとは:

 JCL(ジェー・シー・エル)とは Job Control Language(ジョブ制御言語) の略で、汎用機で使われるジョブ制御用のスクリプト言語である。処理系により JCS(Job Control Statement)、EXEC制御文とも呼ぶ。
 JCLを使用することでバッチ処理の実行やサブシステムの起動などを指示するプログラムを作成し、OSがこのプログラムを解読して処理を実行に移す。起動するジョブや起動時のオプション指定、使用する入出力装置、使用可能な記憶容量の割り当てなどを記述することができ、条件分岐などの高度な制御も行える。
 UNIX系OSではシェルスクリプト、WindowsではバッチファイルやPowerShellがJCLに近い役割を果たす。

JCLを持つ主な汎用機用OS:

 ■MVS系
    ・IBMのMVS系OS(OS/360, OS/VS, MVS, MVS/XA, MVS/ESA, OS/390, z/OS)
    ・富士通のMSP(MVS互換OS。JCLもMVSベースだが独自の拡張あり)
    ・日立のVOS3(MVS互換OS。JCLもMVSベースだが独自の拡張あり)
 ■VSE系
    ・IBMのVSE系OS(DOS/VSE, VSE/ESA, z/VSE) ※VSE系では【JCS】と呼び、機能・構文がMVS系と異なる
 ■富士通のXSP ※JCLの機能・構文がMSPとは異なる
 ■GCOS系 ※JCLが多機能でオープン系のシェルスクリプトに近い
 ■ユニシス系
    ・OS2200 ※JCLのことを【EXEC制御文】と呼ぶ
    ・MCP

JCLの注意点:

 上記のようにJCLはOSによって機能・構文が異なるので、扱うOSが変わった際はその都度マニュアルで確認する必要がある。

JCL習得における仕事:

 汎用機用アプリケーションの開発(プログラマー)、汎用機の運用・保守(オペレーター)

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