IT用語解説

OpenGL 【オープンジーエル】

【開発ツール・その他技術】開発するためのツールなどです

【デザイン系】

OpenGLとは:

 OpenGL(オープンジーエル、Open Graphics Library)とは、シリコングラフィックス社が開発したグラフィックスハードウェア向けの2次元/3次元コンピュータグラフィックAPIのことで、シリコングラフィックス社のCGワークステーション向けに開発されたGLをベースとしてOSやハードウェアに依存しないように改良したもの。
 コンピュータプラットフォームの多種多様のアプリケーションの中に組み込まれて業界標準になっている。
 OSに依存せずに動作できるので拡張性が高いのが特徴。
 DirectXライブラリよりも習得が容易にできるようになっている。
 OpenGL ESというOpenGLをAndroidやiPhoneなどの携帯端末に搭載するAPIがあり、こちらはOpenGLの機能をいくつか絞ったサブセットとして提供されている。

OpenGLの用途:

 ポータブル、インタラクティブな2D・3Dグラフィックアプリケーションを開発するものなので、CAD・CAM・CAEや娯楽、医療用の画像処理やバーチャルリアリティなどへ利用する。
 また、ハイエンドなグラフィックスアプリケーションソフトにも利用されている。
※CAD(Computer Aided Design)キャド :コンピュータ支援設計ツールの事
※CAM(Computer Aided Manufacturing)キャム:コンピュータ支援を使用した製造や生産の事
※CAE(Computer Aided Engineering):設計した構造物が要求性能を満たすかどうかを実際にコンピュータ上でシミュレーションする

OpenGLにおける準備:

 Windowsの場合はOpenGLをインストール必要がある。
 Windows用のバイナリファイルのzipをダウンロードして、該当するファイルをそれぞれ適当な場所に格納する。
 macOSの場合はOpenGLが最初からインストールされているため、利用するにはXcodeを開いて作成する。
 プロジェクト作成が終了したあとに【OpenGL.framework】を追加する。

OpenGLの注意点:

 日本語での情報が少ないため、問題箇所の修正に時間が掛かる場合がある。
 テクスチャのマッピングがハードウェアごとに上手く動かない可能性があるため、マッピング方法を指定する必要ある。
 描くときの処理がそのときの環境変数を用いて物体の描画を行うと言う原則があるため、テクスチャ/座標位置/ブレンド方法/カメラ位置などを一旦クリアしないといけない。

OpenGLを使用した仕事:

 3DCGプログラミング、3Dアプリケーションエンジニア
 OpenGLを利用したアプリケーションの企画/設計/開発/運用
 CAD・CAM・CAE
 医療用の画像処理やバーチャルリアリティ分野での活用

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